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集客はチラシがまだまだイケる!

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集客はチラシがまだまだイケる!

オフラインマーケティングであるポスティングについていくつか記事を書きました。

ポスティングやDMの効果が見直されています。
やはり、広告をじかに手に取ってじっくり見たいというニーズは確かに存在します。
しかし、自宅のポストには日々チラシが満杯に投げ込まれているのも事実で、競争の激しさを物語っています
そういう状況の中、古典的なチラシ配布やDMで抜きん出てレスポンスを上げていくにはどうすればいいのでしょう?

集客はチラシがスタンダード

アナタは常日頃スマホやPCで情報を取得していませんか?
そうなると、オンラインによる集客が盛んに行われていることを知るでしょう。
そういった広告も流れてくることと思います。
しかし、高齢化社会に突入していることを考えればアナログなチラシによる集客がスタンダードであることは間違いありません。
高齢者にとってはデジタルなオンライン広告は視聴機会がほとんどないのです
なので、盛んなデジタル広告に惑わされないようにしましょう
まだまだチラシ集客に関して言えば追究してレスポンスを上げることは可能で、オンライン集客より確実であると言えるでしょう。

集客にはチラシがまだまだイケる理由とは!?

集客において、チラシがまだまだイケる理由は、以下のとおりです。

  • ターゲットに直接リーチできる
    チラシは、直接手渡しやポスティングによって、ターゲットに直接リーチすることができます。そのため、インターネット広告のように、ターゲティングが難しい場合でも、効果的な集客手段となる可能性があります。
  • 訴求力が強い
    チラシは、紙面に大きく情報を掲載できるため、訴求力が強いというメリットがあります。また、イラストや写真などを効果的に使用することで、よりインパクトのある広告を作成することができます。
  • 費用が安い
    チラシは、インターネット広告やテレビCMに比べて、比較的安価で作成することができます。そのため、予算が限られている場合でも、集客に活用しやすい手段となります。

具体的には、以下の業種において、チラシが有効な集客手段となる可能性があります。

  • 地域密着型の店舗
    飲食店や美容院、不動産会社など、地域密着型の店舗は、チラシを活用することで、地域のターゲットに効果的にアプローチすることができます。
  • 新規事業やサービス
    新規事業やサービスを立ち上げる場合、チラシを活用することで、認知度を向上させ、集客につなげることができます。
  • キャンペーンやセール
    キャンペーンやセールを実施する場合、チラシを活用することで、多くの人に情報を届けることができます。

もちろん、チラシのデザインや内容が、ターゲットに響かない場合は、効果が期待できません。そのため、ターゲットをしっかりと分析し、効果的なチラシを作成することが重要です。

以下に、効果的なチラシを作るためのポイントをご紹介します。

  • ターゲットを明確にする
    チラシを誰に届けたいのか、ターゲットを明確にすることが重要です。ターゲットを明確にすることで、訴求力のある内容を作成することができます。
  • わかりやすいデザインにする
    チラシは、短時間で内容を理解してもらうことが重要です。そのため、わかりやすいデザインを心がけましょう。
  • 行動を促す内容にする
    チラシを見て、ターゲットに行動を促す内容にしましょう。例えば、「来店で〇〇プレゼント」などの特典を用意することで、行動を促すことができます。
  • 定期的に発行する
    チラシは、定期的に発行することで、継続的にターゲットにアプローチすることができます。

未だに効果がある古典的な集客手段

多くの人は新しい集客手段に飛びつきがちで、古典的に昔からある集客方法にはあまり目を向けません。
ゆえに今でも実効性の高い手段は、少し昔の方がよかったりします。
たとえば、DM(はがき・封筒)。
これはGoogleも少し前までやっていました。
はがきや封筒などのDMは一定の確率で見られています。
何らかの特典をつけたりして工夫を加えると確率はさらに上がります。
封筒に「子供のおもちゃ」を入れたりすると、封筒の一部がボコッと盛り上がっているので気になって開けてしまいます。
思う壺です。
Googleは広告の無料クーポンをつけていました

ユニクロもチラシにはかなり注力する

ユニクロの柳井さんがいまでも店舗のチラシ作りに関わってるのは有名な話です。
そんな柳井さんは、
チラシについてこんなふうに話しています。
 「チラシは、お客様へのラブレター」
です。
グラフィックデザイナーの佐藤可士和さんはユニクロのロゴ刷新を行い、ユニクロとは深い仲なのですが、チラシに関しては柳井さんが担当しています。
それだけ柳井さんにとってチラシは重要だということです。
ラブレターと同じであるチラシを他人に任せることはできないという考え方です。
顧客である相手に伝える気持ちや想いは、伝える本人がである柳井さんがイチバン理解しているわけですから当然でしょう。
商品・サービスをイチバン理解してる人が、自ら伝えるのです。
商品の素晴らしさやこだわり、その商品に込めた想いを正確に伝えることができるのは、中小企業の場合、社長であり、個人事業なら事業主なのです。
社長がイチバン商品について詳しいですし、その会社で他の誰よりもイチバン必死に「どうやったらお客さんに喜んでもらえるか?」を考えているのが社長です。
だから、その気持ちを自ら伝える方が良いわけです。
ユニクロの宣伝方法はチラシ以外にも、テレビや新聞広告などがあります。
しかし、チラシによる宣伝は直接的に商品を売ることにあります。
正確にアナタの思いをチラシにぶつけることができるわけです。
そんなチラシを使った宣伝ってすごくシンプルで良くないですか?
直接的な集客はチラシに勝るツールはないと柳井さんは思っているからなのです

ポスティング業者の配布カバー率は平均80%!勝負をかけるなら自力で配布して100%目指せ!

flyer

ポスティングは業者さんが依頼を受けて配布しているものが95%くらいです。
、、、ということはどう言うことかというと、
ジブンのお店や会社のチラシではないから気持ちが入っていない
→手抜きのポスティング
→業績に反映しない

という結果が待っています。
だとすれば、きちんと配布すればいいだけのことなのです。

配布員の給与は時給ではなく、1枚いくら

マンションや団地などの集合住宅のポストにチラシが溢れている光景はきっとよく見たことがあると思います。
ここだけを見てポスティングは効果がないと決めつけるのは早計です。
集合住宅はポストが密集しているので配布する側から見てもとても楽なのです。
配布員は、楽だから集合住宅ばかりに配布しているのです。
かたや、一軒家にお住いの方のポストはどうでしょう?
そうなんです、、、実はあまりポストに投函されていないのです。
もちろん、一軒家でも日々ポストに投函されるでしょう。
でも、集合住宅とは雲泥の差があります。
配布する側に立ってみましょう。
配布員の給料は、通常1枚配布につき3円〜5円ほどもらっています。
当然配布枚数を稼げるように集合住宅に配布したがるものです

実は、配布率は、、、80%?

配布をお願いする側のA商店は、『◯◯1丁目』を配布お願いします、というように配布業者Bに指定します。
例えば、その『◯◯1丁目』の世帯数が1,500世帯だとするともちろんポストの数も1,500です。
しかし、業者Bは1,500世帯の80%の1,200枚しか配布しませんでした。
驚くことに、ポスティングを請け負う業者さんは、100世帯の全世帯配布を行いません。
というか100%配布はムリなのです。
例えば坂の上にポツンとある一軒家は効率上配布しません。
もちろん配布員は業者Bから徹底的に配布するよう命令されています。
しかし、配布員も人間です。
1枚いくらで請け負っている仕事なので手を抜いて当たり前です。
夏日なんかは、脱水症状で死にそうになるくらいタイヘンなお仕事なのです。
やはり、手を抜いて当たり前です。
常に手を抜いていないか見張られてるわけではないのです。
しかし、全く配布状況をチェックされないわけではなく、チェックをしに現地に行きます。
だけども、すでに住人にポストから配布物を取られていることも多くて、監視体制も完璧ではありません。
ポスティングは完全に配布員を使用して行う信用商売なのです。
そもそも、世帯100%配布を目指すと非効率になり業者Bは不採算に陥るのです。
このカラクリをわかっておくといいでしょう。

ポスティングは信用ビジネスだからこそ抜きんでることもできる

そこに目をつけ、悪い人間はやはり存在します。
配布したと申告して報酬を業者Bからせしめるのです。
なにぶん自己申告ですからそういった詐欺みたいな状態が蔓延しています
しかし、だからこそ逆にポスティングで抜きん出ることも可能になってきます。
ホントに真面目に100%配布するとレスポンスはホントに変わってきます。
やはり、配布しにくい奥まったお宅ほど普段チラシがポストに入ってこない分、反応率が高まります
しかもそういう奥まったお宅こそ大きい昔ながらのお宅で地主みたいな方が住んでおり、3世代同居も当たり前です。
世帯人数が多いのです。
住宅密集地は一人暮らしのワンルームも多く世帯人数は平均すると2.5人くらいだったりしますが、奥まったお宅は世帯人数が10人以上だったりします。
ということは、反応率が上がるだけでなく客単価も上がっていく傾向にあるのです。
ワタクシが経営しておりましたデリバリーピザなどの出前は客単価が一気に跳ね上がるのです。
業者が配布できないような箇所を好んで配布すると一気に売上が上がっていく理由がそこにはあるのです

しかし、、、ポスティングはここに気をつけろ!

最近はポストに「チラシ配布お断り!」などのステッカーを貼ってあったり結構厳しくなってきたなと実感しています。
個人情報保護法が制定された2003年ごろからだいぶ厳しくなったものです。
マンションも現在はほとんどが「投函禁止」と警告しています。
昼間は管理人の監視が厳しいから夜間に配布したものでしたが、翌朝にはすぐクレームの電話がかかって来る始末です。
タチの悪い管理人も多いもので、投函チラシを拾い集め着払いで送り返してくる強者管理人もいたものです。
チラシ配りは「住居侵入罪」に値するのでしょうか?
刑法130条によると、

正当な理由がないのに、人の住居若しくは人の看守する邸宅、建造物若しくは艦船に侵入し、又は要求を受けたにもかかわらずこれらの場所から退去しなかった者は、3年以下の懲役又は10万円以下の罰金に処する。

ポストのある共用部分への立ち入りは非常に難しく判断が分かれています。
2018年の状況として下記サイトはギリギリセーフになっています。

しかし、実際逮捕されてもムリはないかもしれません
十分注意して配布を行ってください。
ポスティングを目の敵にしている人間は一定数存在しています。
めんどくさい人間に引っかかってしまうことも多いです。

ポスティングにケチをつけて来るような人間はやはりどこかおかしい支離滅裂なところがあります。
ストレスの捌け口として怒りの矛先をコチラに向けてきますから用心が肝心です。

おわりに

アナログな販売促進策としてチラシによる集客、オフラインマーケティングの代表、「ポスティング」を紐解いてみました。
日本は高齢化社会に突入しています。
やはり、手にとって見ることができるチラシ広告は高齢者にとって最適な媒体なのです。
高齢者はインターネット広告は全く見ないと言っても過言ではありません。
チラシを触って触感、そして視覚を使って見る。
5感のうち、普通の広告より触感が多いのです。
感覚を刺激する広告が強いのは当たり前です。
即効性はない地味な販促策ですが、是非とも、ポスティングの威力を知ってもらいたいと思います。

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