ワタクシは福岡県生まれの福岡県育ちですが、博多弁を話すことができません。
福岡も広いですから、いろんな方言があります。
実際、博多弁を話すエリアはそんなに広くないと思います。
しかし、博多弁は独自の進化を遂げたように思います。
幼い頃よりTVで博多弁が当然のように聞けてCMも多いです。
有名なとこだと「うまかっちゃん」。
方言がそのまま商品名になっています。
これはマーケティングの観点で見るとすごくサイコーな商品名ではないでしょうか。
そんな博多弁ですが、ワタクシのお気に入りのコトバがあります。
それが「しゃれとんしゃ〜」です。
目次
インスタには『しゃれとんしゃ〜』があふれてる
漢字で書くと「洒落とんしゃ〜」。
博多弁でイチバン好きなコトバです。
要するに、「オシャレ」から来てるコトバでそのもの「オシャレ」という意味なんです。
インスタには「しゃれとんしゃ〜」が花盛りです。
装飾や料理の盛り付けなどがカラフルだったりで「しゃれとんしゃ〜」がぴったりなのです。
ただ単に「オシャレ」というコトバを使用しても気持ちが入ってないような気がしませんか??
「しゃれとんしゃ〜」は気持ちがすごく込められててリスペクトの意味合いも持ち合わせています。
オシャレ + リスペクト = しゃれとんしゃ〜
「しゃれとんしゃ〜」を博多の人に言わせてみてください。
何か物事に感動したようなニュアンスですごく賞賛してて気持ちよくさえなります。
オシャレと同じ意味合いで使うコトバなんですが、オシャレ以上の意味が確実にあるのです。
オシャレの最上級の褒め言葉ですが、すごくポジティブでもあるのです。
MISIAも「しゃれとんしゃ」
最近「しゃれとんしゃ」が溢れています。
福岡出身でお馴染みMISIAのMVにありました。
「好いとっと」。
「好いとう」
コレ、全国の男子にすごく人気があるコトバです。
こう告白されたら軽くアタマぶっ飛びます!
そして、その曲に挿入されてる「しゃれとんしゃ」。
「しゃれとんしゃ」検索かけるとMISIAが出て来るんですね!
MISIAが出るなんてメジャーになったもんです。
めちゃくちゃカワイイですね!
博多弁だらけの中に「しゃれとんしゃ」がピッタリおさまっています。
【SHARE TORAN?FUKUOKA 洒落と卵】
でた!
「シャレトラン福岡」、、、クロワッサン専門店がOPENしています。
まるい形をした卵型のクロワッサンです。
このクロワッサン、なんと卵のパックに入っています。
「しゃれとんしゃー」を文字って「シャレトラン」なんてこれこそホントの「しゃれとんしゃー」ですね。
お洒落な卵スウィーツなんてよく考えたもんです。
博多弁のスイーツなので世界一の「しゃれとんしゃー」です。
福岡土産にオススメです。
TVからも派生する「しゃれとんしゃあ」
福岡民放でお馴染みFBSの「めんたいワイド」。
ここにも「しゃれとんしゃあ」が溢れています。
FBS福岡放送「めんたいワイド」番組内の『山本華世のしゃれとんしゃぁ』というコーナーです。
番組の中で隔週で福岡の「しゃれとんしゃあ」を紹介しています。
そしてこの山本華世さんがYoutubeでやってた「しゃれ豚さんの「マネーの豚」@バータービレッジ 」
この中にいました!
キャラクター「しゃれ豚さん」
いましたね、福岡キャラクター!
豚骨スープ発祥だから豚さんキャラクターは当然の流れですね!
方言のマーケティングとは?
方言のマーケティングとは、方言を活用して商品やサービスの認知度や売上を向上させるマーケティング手法です。
方言には、親しみやすさや親近感、地域性などのイメージがあり、それらを活かしてマーケティングに活用することで、以下のような効果が期待できます。
- ターゲット層の共感や親しみを獲得する
- 商品やサービスの地域性や独自性をアピールする
- 他社との差別化を図る
方言のマーケティング例とは?
方言のマーケティングには、主に以下のようなものがあります。
広告や宣伝に方言を活用する
テレビCMやラジオCM、新聞や雑誌の広告、Web広告などに方言を活用することで、ターゲット層の注意を引いたり、商品やサービスの魅力をより効果的に伝えたりすることができます。
商品やサービスの名称やキャッチコピーに方言を活用する
商品やサービスの名称やキャッチコピーに方言を活用することで、親しみやすさや親近感を演出することができます。
店員やスタッフが方言を使う
接客において店員やスタッフが方言を使うことで、顧客との距離を縮めたり、地域との結びつきを強めたりすることができます。
地域イベントやキャンペーンに方言を活用する
地域イベントやキャンペーンに方言を活用することで、地域の活性化や商品やサービスのPRにつなげることができます。
方言マーケティングはいつの間にか浸透している
方言マーケティングはいつの間にか世の中に浸透しているものです。
東京の人にとっては関西弁なんてアタマに引っかかってしょうがありませんよね。
方言のマーケティングの具体的事例
具体的な事例としては、以下のようなものが挙げられます。
事例1) 株式会社ダイドードリンコ
株式会社ダイドードリンコは、2018年に「ご当地自販機」を展開し、各地の方言を活用したキャッチコピーや音声を採用しました。
このキャンペーンは、SNSなどで話題となり、大きな反響を呼びました。
事例2) 株式会社ジャパネットたかた
株式会社ジャパネットたかたは、テレビCMやWeb広告などで、社長の高田明氏が自らの出身地である福岡県の博多弁を駆使したコミカルな語り口で商品をPRしています。
このCMは、高田氏の博多弁と軽快な語り口が人気を博し、高い視聴率を獲得しています。
事例3) 株式会社博多華丸・大吉事務所
株式会社博多華丸・大吉事務所は、博多弁を活かしたキャラクター「博多華丸・大吉」を起用したCMやイベントなどを展開しています。
このキャラクターは、博多弁のコミカルな魅力が人気を集め、幅広い世代から支持されています。
方言のマーケティングは、近年注目を集めている手法の一つです。
今後も、さまざまな企業や自治体によって、方言を活用したマーケティングが行われていくことが予想されます。
facebookの ”いいね” を “しゃれとんしゃ〜” に
いっそfacebookの「いいね!」ボタンやインスタも「しゃれとんしゃ〜」ボタンにすべきなのです。
「いいね!」より秀逸だと思いませんか?
「しゃれとんしゃあ」ボタン作って欲しいですね!
ワタクシは現在首都圏在住ですが、たまにジョークで「しゃれとんしゃ〜」って言うとすごくウケがいいのです。
ぜひとも「しゃれとんしゃ〜」を全国区にしてfacebookの “いいね” ボタンを “しゃれとんしゃ〜”ボタンに変更しましょう!
「しゃれとんしゃ〜」をもっとメジャーに
博多華丸大吉がテレビで「しゃれとんしゃ〜」を使うとホント気持ちいいのです。
一昔前は、バッテン荒川が多用しててローカル色が強かったのですが、近年の博多弁は人気があります。
特に若い女の子がしゃべっていると可愛らしく感じます。
「好き」を「好いと〜」と言うのがすごい全国的に人気のようです。
実際に言われたことがある人はいるのでしょうか?
羨ましい限りです。
そういえばその博多弁エリアの福岡市は、当時AKBの篠田麻里子を起用し8番目の行政区として、「カワイイ区」を設置しました。
いつの間にかしれ〜っと終了しましたが、なぜ「しゃれとんしゃ〜区」にしなかったのか、、、。
残念でなりませんね。
おわりに
博多弁エリアの福岡市は、九州の中ではイチバンの大都会です。
なので、昔から博多弁聞くと、あ〜、都会に来たなあと思いワクワクします。
そして福岡市中心の天神地区は「しゃれとんしゃ〜」が多い、オシャレな街なのです。
そんな方言に馴染み深くなることが商品やサービスの売れ行きを左右するのです。