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イニシアチブを取る&主導権を握るコツ

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約7分
イニシアチブを取る&主導権を握るコツ

はじめに

話すスピードは人それぞれで、とても面白いです。
あくまでも私自身の印象ですが、早口の人はアタマいいなと思ってしまいます。
ゆっくり喋る人がアタマ悪いというわけではないのですが、、、。
やはり、早く話す人はそれに合わせて脳の回転を早めて、次の単語を口に出さなければいけないので考えながら話しているということです。
聞き手にとっては早口の人は聞き取りづらいかもしれないですが、ちょっと見ていてかっこいいなとも思います。
ここでは会話の主導権を握りイニチアチブを取る方法をお伝えします。

イニシアチブを取るー話のスピードで話し手の印象が変わる

見た目にも随分と違いが出てきます。
早めの口調だと、元気で頭が良さそうです。
早口は、説得術の一つでもあります。
早く話すことで、勢いをつけ、押し切ろうとする一面があります。
よく聞くと、意味のない無駄なことを話しているというようなことはよくあるものです。
かたや、ゆっくり口調の方は落ち着きがあるように見えます。
大物ほどゆっくり話すイメージがあります。
自信があって落ち着いているというイメージです。
でも若い子がゆっくり話すとじれったいという感覚が残るのではないでしょうか。

イニシアチブを取る会話

会話の主導権を取るためのスピードがあります。
通常、話を聞く側は、理解するために話を一生懸命聞こうとします。
ゆっくり目に喋る人の話は聞き取るために脳もゆっくり回転します。
なので、ちょっとじれったいと思って口を挟むこともしばしばです。
かたや、ハイスピードで話す方に対しては、理解するためについていくだけで精一杯になり、口を挟む余裕もありません
まずは話す相手の理解スピードを確認しつつ、
相手の理解スピード + α
を目指しましょう。

イニシアチブを取るー読書することで脳の理解スピードを上げる

話すスピードを調整しようにも、相手の理解スピードを上回らないことには調整ができません。
その理解スピードを上げるには読書がイチバンです。
最初はカンタンな本からスピードを上げて読んでいくといいでしょう。
そして徐々に難しい内容の本を読むようにしましょう。
それに伴って理解スピードが早くなっていきます。
小説は読みやすいし、情景が浮かびやすいので徐々に難しい内容の小説にしていってみるといいでしょう。
英会話を習得するときに、理解スピードを体感できて面白いものです。
英会話の初心者は単純な文章でも理解するだけで精一杯です。
でも、同じく訓練でどんどん理解できていくものなのです。
まさしく幼少期の言葉覚え始めみたいな感覚と同じなのです。

イニシアチブを取るー聞く人をぐっと引き付ける「話し上手」になるための4つの方法

人を惹きつける話し方をする人がたまにいます。
そんな人だと一緒にいてもずっと飽きないものです。
それは一体どういうふうに話しているのでしょうか?

1.アタマで構成を作り「起承転結」で話す。
まずは順序よく話し、わかりやすく徐々に盛り上がっていく構成が必要です。
そうすると徐々に引き込まれるものです。
2.そのトークシーンで大きな声が必要な時は実際に大きな声で、逆にこそこそシーンはコソコソ声で。
映画を見ているように錯覚するものです。
3.難しいカタカナ言葉はご法度です。
難しいインターネット用語などはイライラを助長するものです。
身振り手振りで視覚に訴えるようにしましょう。
4.表現を明確に
「泣いた」ではなく「涙が溢れ出る」、「突然」ではなく起こった出来事を詳細に描写します。

登場人物を生き生きと表現するのがコツです。

イニシアチブを取るーセールスは主導権

セールスをしているとお客さんに反論されることも当然あります。
その都度動揺していれば、販売に影響が出てきます。
その点セミナー集客によるセールスは、その場での反論はあまりありません
たまにヤジみたいなのが飛び交うことがあるかもしれませんがやはりそれはヤジなので気にしなくてもいいでしょう。
反面、顧客との2人で対面営業だと反論も多くなります。
重要なのは、このセールス段階で見込客に反論され、話が混乱するのを避けなければいけません。
会話の主導権を維持し、セールスを続けて、商品やサービスの全容を説明しなければいけません。
「高い!」と反論を受けた時の会話例をご紹介します。
1. 高いと思われますよね。でも、これはあくまでも1つの価格帯によるものです。詳しい内容はまた後でご説明させていただきますね。
2. もちろん他の選択肢もございますのでご安心ください。先にこの商品の機能と効果を説明させていただきますね。
3. おっしゃる通り、これまでの商品と比較すると高く感じられると思います。しかし、それには理由があります。説明させていただきますね
と飲み込んだ上で、セールスを続けることです。

イニシアチブを取るー沈黙を生かす

会話に沈黙はつきものです
特にセールス時の沈黙は焦りを感じてしまうものです。
場の空気を乱したくないためにどちらかが先陣を切って話し始めようとするものです。
しかし、セールスを行なっているのであれば沈黙は放っておきましょう。
クロージングをした後には、お客さんが話し始めるのを待つといいのです。
その沈黙こそが見込客に話すきっかけを与えるのです。
そして見込客が勝手に話せば話すほど、契約に必要な情報を得ることができるのです。
それをベースに再度クロージングすれば面白いほどに決まっていきます。
特に上記のような反論時の沈黙も非常に有効です。
なぜなら、見込客は反論の理由を説明する必要が出てくるからです。

イニシアチブを取るーしかし、まずは「聞く」ことから

「話を聞く」というのはカンタンなようで案外難しいものです。
まず大切なのは、
「聞く」には、「相手の話を聞く」という一面と、「相手の気持ち(感情)を聞くという一面があります。
「“話の内容面”と、気持ちの“心理面”があります。
これは感覚的には理解できるのではないでしょうか。
ホントに聴覚だけを使って「聞く」のであれば機械と同じになります。
心の通った人間であれば「気持ち」を聞くことを欠かさないようにしましょう。
「聞く」とは相手を理解することなのです。
信頼関係を築くうえで最も大切なのは、「聞く」ことでしょう。
まず、やってはいけない聞き方が、信頼関係を損なう「自分本意な聞き方」なのです。
「聞き方」の基本は「相手を理解しようとする姿勢で聞くこと」です。
顔の表情、声のトーン、体の動きなど、相手の言語以外から発せられるメッセージをに注意しましょう。
そして、相手の気持ち(感情)が理解できたら、相手の感情に呼応(共感)することが大切。
そうです「共感力」です。
しかし完璧である必要はなく、なによりも大切なのは、少しでも理解しようとする姿勢なのです。
自己理解と相手理解を繰り返していくと、お互いに価値観がぶつかり合ってしまう場合もあります。
とはいえ、違う価値観がぶつかり合うことで、むしろ相互理解は深まっていくものでもあります
どうですか、まずは「聞く」ことから始めてみませんか?

おわりに

ゆっくり話す人には、ゆっくり+アルファ のスピードが好ましいと言いました。
脳のスピードを合わせるためにチューニングして、少しだけスピードアップさせる
理解しようとする人を引っ張るイメージです。
早口の人にゆっくり話すとムッとするので気をつけてください。
しかし、聞き手のスピードに合わせることがイチバン重要で、気遣いとしてはもっとも素晴らしいことです。
どちらにしても、相手の話の腰をおらないように十分注意しましょう。
最終的な目標は、イニチアチブを取ることで販売に繋げることだということを忘れないようにしましょう。

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