
「出社ストレスから解放されたい」「通勤や人間関係に疲れた」そんな声が世界中から上がるなか、バーチャル出社を導入する企業が注目を集めています。
北米のある企業です。
リアルなオフィスがないバーチャルな世界において出社してお仕事をしている企業です。
“eXp Realty”というその会社は急成長しています。
2018年5月にナスダックに上場。
株価も急激に上昇しているこの会社は、不動産の会社なのです。
目次
バーチャル出社でストレスと無縁 | eXp Realtyはどんな会社?
不動産会社でバーチャルリアリティを体現しているところがすごいところなんですが、なぜそんなことができるのでしょう?
オフィスに出社しないで業務を遂行できることがまず驚きです。
この”eXp Realty”という会社の業務がVRと非常にマッチングしたということなのでしょう。
リアルの不動産での商売なのにオフィスも持たずに商売できてしまうところが非常に面白いです。
物理的に出社する社員もほぼゼロで社長CEOなどももちろんアバター出社です。
軽いミーティングでしょうか、、、
同僚と会話しながら、、、
会議が始まりそうですね。
今から社長講演でしょうか。
新規事業チームの自己紹介でしょうか。
出社しなくてもいい会社は近年ではかなり増えました。
インターネットの進化によるところが大きいのですが、メールやslackなどのビジネスチャット、動画チャットでの会議が現在のツールの主なところではないでしょうか。
しかし、このeXp Realtyは全く違います。
ひと昔流行った「セカンドライフ」みたく仮想空間にオフィスがあるのです。
社員は、専用ソフト「eXp World」をダウンロードするだけでいいのです。
ソフトを使うためにVRヘッドセットやハイスペックPCは必要ありません。
この仮想空間のVRオフィスに社員のアバターが集合し、会議や研修が行われているのです。
ネット環境だけで勤務可能なのが素晴らしいです。
この会社は、いくつかの土地を持っているほかは、ビジネス用のオフィスビル1棟すら所有してないのです。
家賃という経費がかからないというのは、経営する上でとても身が軽く、柔軟に対応することができるというメリットがあります。
eXp RealtyのCTOであるScott Petronisはこう言っています。
物理的にオフィスを構えていたら、この成長はありえなかったと思います。
きっかけは金融危機
2007年のサブプライムローン問題。
住宅バブルが崩壊し、不動産業界は瀕死の様相となりました。
CEOを務めるGlenn Sanford氏は事業の見直しを進め、金融危機に耐えうる体勢を構築することに邁進しました。
そして、バーチャルな世界にオフィスを登場させたのは3年後の2010年でした。
危機を見越してリモートワークを推進したのです。
当然、今回のコロナウィルスのような危機に十分耐えうる存在として未来の働き方を作り上げていたところにホントに感服する想いです。
VR出社は性善説ありき?
この働き方を考えるうえで参考になるのがダグラス・マグレガーの『X・Y理論』です。
『X・Y理論』については過去記事で書いています。
◾️『委任』と『命令』の違いで人の動きは大きく変わります。ビジネス視点で学ぶ『委任』と『命令』の違いから確認してください!
→ビジネス視点で学ぶ『委任』と『命令』の違いと実践的アプローチ
X理論とは、単純に言うと性悪説です。
これに対しY理論は性善説です。
VR出社はY理論の「人は善人である」という前提でしか成り立たないと思われます。
主に頭脳労働に従事する「ホワイトカラー」の人材には適しているということでしょうか。
監視の目がないVR出社は自分を真面目にコントロールできる人でしか成立しないのです。
他人の目がないと手抜きばかりしてしまう怠惰な人間は無理なのです。
そういった人はきちんとリアルなオフィスに出社して他人の支配下で働くことをおすすめします。
出社ストレスの実態と心理的影響とは?
出社ストレスが与えるメンタルへの影響
「出社するだけで疲れる」「会社に着いた段階で1日のエネルギーを使い果たしている」——そう感じる方は少なくありません。
実際、出社が引き起こすストレスは、メンタルヘルスに深刻な影響を与えることが研究でも示されています。
出社によるストレスは、単に「通勤が面倒」というレベルではありません。
長時間の通勤、満員電車での身体的ストレス、職場の人間関係への過度な気遣いなど、日常的な負荷が心身に蓄積し、うつ病、不安障害、パニック症状を引き起こすリスクがあります。
特に近年では、「会社に行く」という行動そのものがトリガーとなって心拍数が上がったり、吐き気や頭痛が生じるケースも報告されています。
これは一時的な「やる気のなさ」とは異なり、慢性的な精神的疲労が限界に近づいているサインです。
職場のストレスが個人のメンタルバランスを大きく揺るがすことは、企業側も無視できない問題となっています。
ストレスチェック制度の義務化も、こうした背景によるものです。
出社ストレスが継続することは、精神疾患への入り口になる可能性が高いと理解しておくべきです。
通勤や人間関係が引き起こすストレス要因とは
通勤時間が長い人ほど、日常的に高いストレスを抱えているというデータがあります。
たとえば、片道90分を超える通勤をしている人は、仕事そのものよりも「通勤」が最大のストレス要因であると回答しています。
さらに、公共交通機関での密閉空間、他人との距離感、思うように座れない疲労感など、通勤中の身体的ストレスがメンタルにまで影響を及ぼすことがわかっています。
職場に到着しても、そこからは上司との関係、同僚とのコミュニケーション、評価へのプレッシャーなど、「人間関係」という名のストレスステージが待ち受けています。
特に近年の組織では「オープンコミュニケーション」「雑談文化」などが推奨されている一方で、それを負担に感じる内向型の人やHSP(繊細な人)は大きなストレスを感じやすい傾向にあります。
出社によって、人は「通勤ストレス」と「人間関係ストレス」の二重苦を抱えることになるという点を見過ごしてはいけません。
このような環境では、仕事に集中するどころか、自分を守ることにエネルギーを消耗する結果となり、生産性の低下と自己肯定感の喪失につながるのです。

コロナ以降に顕著になった「出社不安症候群」
新型コロナウイルスの感染拡大を契機に、一度「リモートワーク」という選択肢を経験した多くの人が、再び出社を強いられることへの強い抵抗感を示すようになりました。
これがいわゆる「出社不安症候群」です。
この現象は、一部の精神科医や産業医の間でも注目されており、以下のような症状が挙げられています。
- 朝になると腹痛や吐き気が起きる
- オフィスに行くことを考えるだけで不安になる
- 休日の夜に強い憂うつ感を感じる
- 出社日に限って睡眠の質が著しく悪化する
特に在宅勤務中に家庭内での安心感や自律的な時間管理に慣れた人ほど、強い出社ストレスを感じる傾向があることが分かっています。
再出社を求められることで、「自己裁量の喪失」や「行動の自由の剥奪」といった感覚に襲われるのです。
さらに、感染症への再拡大への不安や、家庭内感染へのリスク意識も、出社を躊躇させる要因として残っています。
バーチャル出社を経験した人の中には、物理的な出社が「精神的後退」に映るケースもあるという実情を企業は理解しなくてはなりません。
このような状況で注目されているのが、「バーチャル出社」という新しい働き方です。
バーチャル出社は単なるリモートワークではなく、仮想空間やアバターを活用してリアルな「出社感」を演出しながらも、通勤や人間関係のストレスからは解放されるという仕組みです。
現代の働き方は、「成果が出せる環境」へと再定義されつつあります。
今や、物理的にオフィスへ向かうこと自体が生産性と健康の敵となる時代になっているのです。
バーチャル出社で出社ストレスはここまで減る
出社ストレスとバーチャル出社の効果比較
比較項目 | リアル出社 | バーチャル出社 |
---|---|---|
通勤による身体的負担 | 大きい(満員電車・長距離) | なし(自宅や任意の場所) |
業務の柔軟性 | 固定的(出勤時間・場所) | 高い(時間・場所を選べる) |
コミュニケーションの質 | 対面で即時性あり | ツール依存、設計が重要 |
集中度・生産性 | 環境によって左右される | 個別最適で集中しやすい |
オフィス維持コスト | 高い(家賃・光熱費など) | ほぼ不要(ツール代程度) |
社員の心理的負担 | 通勤・人間関係などで高い | 通勤不要でストレス軽減 |
バーチャル出社は、単なるテレワークの延長ではありません。
リアルな「出社感覚」を保ちながらも、通勤や物理的なオフィス空間に起因するストレスを排除できるという、ハイブリッドな働き方です。
では、実際にバーチャル出社によってどれほど出社ストレスが軽減されるのでしょうか?
以下のグラフは、従来の物理出社とバーチャル出社におけるストレス関連の指標を比較したものです。
比較項目 | 通常出社 | バーチャル出社 |
---|---|---|
通勤ストレス | 8 | 2 |
人間関係ストレス | 7 | 4 |
業務集中度 | 5 | 8 |
自己裁量度 | 4 | 9 |
作業効率 | 6 | 8 |
このように、通勤に伴うストレスはほぼゼロとなり、自己裁量度や業務集中度も大幅に向上しているのが分かります。
出社ストレスを根本から解消するには、場所そのものを変える必要があるのです。
さらに注目すべきは、「人間関係ストレス」が完全にゼロになるわけではない点です。
これは、バーチャルでも適切なコミュニケーションの仕組みが必要であることを示しています。
バーチャル出社がもたらす心理的・業務的メリット
バーチャル出社の最大の強みは、精神的負荷を軽減しつつ、業務効率を上げられる点にあります。
在宅ワークとの違いは、「出社する感覚を仮想空間で再現できること」にあります。
たとえば、oViceやGatherといったバーチャルオフィスツールでは、アバターを操作してオフィス内を移動し、他の社員と気軽に会話ができます。
これにより、孤独感を防ぎつつ、自分のペースで作業できる環境が整います。
また、心理面でのメリットとしては以下のような点が挙げられます。
- 出勤前の「身支度」や「緊張感」から解放される
- 物理的に他人の目を気にしなくて良いことで、自己肯定感が高まりやすい
- 好きな環境(自宅・コワーキングスペース)で業務に集中できる
業務面においては、
- 時間ロスがないため、1日の稼働時間の密度が高まる
- 会議や研修のオンライン化により、情報共有が高速化
- アバター出社により「出勤感覚」は維持され、切り替えがしやすい
といった利点があります。
バーチャル出社は「働くこと」の概念を根本から変える力を持っています。
これは単なる代替手段ではなく、働き方のアップグレードと言えるのです。
ストレス軽減に成功した企業・働き手の事例
国内外では、すでにバーチャル出社を取り入れて出社ストレスの大幅軽減に成功している企業が複数存在しています。
以下に代表的な事例を紹介します。
【事例1:東京都内のWeb制作会社A社(従業員15名)】
・コロナ以降、バーチャルオフィス「oVice」を導入
・社員満足度調査で「出社に関するストレス」が80%以上軽減
・若手社員からは「集中できる時間が格段に増えた」との声
【事例2:アメリカのITスタートアップB社】
・完全フルリモートながら、バーチャル空間上に「オフィス」を構築
・勤務時間の自由度が高まり、離職率が前年度比30%減少
・CEO曰く「仮想空間でも企業文化は維持できる」
【事例3:地方自治体が支援する地域プロジェクト】
・子育て世代や介護世代の雇用創出のため、バーチャル出社型のテレワーク制度を整備
・通勤困難層への柔軟な対応が可能となり、地域雇用の多様化に成功
これらの事例からも分かる通り、バーチャル出社は中小企業や自治体にとっても導入可能であり、ストレスを減らしながら働きやすい職場を構築する有効な手段となっています。
バーチャル出社は、ストレス解消だけでなく人材定着・企業成長にも寄与する仕組みとして、今後ますます注目されていくでしょう。

世界のバーチャル出社導入事例と出社ストレス対策
アメリカの「eXp Realty」に続く各国のバーチャル導入例
バーチャル出社という働き方は、eXp Realtyだけではありません。
世界では、業種や規模を問わずさまざまな企業が独自のアプローチでバーチャルオフィスを導入し、出社ストレスの削減を実現しています。
【フランス:教育テック企業「OpenClassrooms」】
OpenClassroomsは、従業員全員がフルリモートで働いており、バーチャル出社の文化が根づいています。
彼らは、アバター形式の出社こそ導入していないものの、SlackやZoomを常時接続する「バーチャル職場空間」を構築しています。
- 毎朝10分間の「バーチャル立ち話」でコミュニケーションを維持
- 全員が「いつでも話しかけてOK」という文化を共有
- 定例会議を「ウォーキングミーティング」で実施し、身体的ストレスも軽減
物理的な出社なしでも組織の一体感を高め、ストレスを抑える仕組みは実現可能であることを示す好例です。
【オーストラリア:IT企業「Atlassian」】

Atlassianは、世界中に従業員を抱えながら、完全分散型の組織形態を採用しています。
アバターによる出社体験ではなく、個人の生産性を最大限尊重した「非同期型バーチャル出社」を推進。
- 働く時間も場所も完全自由
- 業務はすべてドキュメント化し、共有・進捗管理を重視
- 月に1回は「バーチャル・チームディナー」を実施
同社は、従業員のメンタルケアにも力を入れており、ストレスマネジメント研修やメンタルヘルス相談窓口をバーチャル化しています。
バーチャル出社は「制度」ではなく「文化」として根付くことで真の効果を発揮するのです。
国・地域 | 導入企業 |
---|---|
🇺🇸アメリカ | Atlassian |
🇫🇷フランス | OpenClassrooms |
🇯🇵日本 | サイボウズ、GMOインターネット |
🇦🇺オーストラリア | Envato |
🇸🇬シンガポール | Grab Holdings |
中小企業が取り入れたバーチャル出社の現実
「バーチャル出社は大企業だからできる」と思われがちですが、実は中小企業にとってこそ有効な選択肢です。
なぜなら、物理オフィスの維持コストや通勤時間といった経営・人材コストの最適化が図れるからです。
【東京都・広告制作会社C社(従業員8名)】
この企業では、オフィスを完全撤廃し、「Spatial Chat」という仮想オフィスを導入。
社員は業務開始と同時にアバターでログインし、ミーティングや雑談も空間内で行います。
- コスト削減:年間300万円の賃料が不要に
- 作業効率:業務開始までのタイムラグがゼロに
- 社員の満足度:リモートでも「会社にいる感覚」が維持される
特に「自宅で仕事に集中できない」という声に応える形で、バーチャル空間がワークプレイスの役割を担っている点が重要です。
【京都府・製造業E社(従業員20名)】
一部のホワイトカラー部門で「バーチャル出社」を試験導入し、バックオフィス機能のオンライン化とストレスチェックを同時に実施。
- 人事部門は「oVice」で常時在室
- 社員からは「上司に声をかけやすくなった」との声
- 自己申告によるストレス指数が導入前と比べて約40%低下
中小企業でも、バーチャル出社による出社ストレス軽減は「確実な成果」として実証されているのです。
リモートワークツールとストレス軽減の関係性

バーチャル出社を実現するには、適切なツールの選定が不可欠です。
単なる「在宅勤務」ではなく、ストレスを減らしながら生産性を上げるための環境設計が求められます。
以下は、目的別に有効なツールと、その効果の一例です。
ツール名 | 主な用途 | ストレス軽減効果 |
---|---|---|
oVice / Spatial | バーチャル空間での出社 | 孤独感の軽減・集中しやすい空間の確保 |
Zoom / Google Meet | オンライン会議 | 対面でのプレッシャーを軽減 |
Slack / Chatwork | 業務チャット | タスク管理が明確化し、焦燥感を軽減 |
Notion / ClickUp | 情報共有・管理 | 自分のペースでの作業が可能に |
特に近年は、「アバターが見える」だけでコミュニケーションが円滑になるという現象が多く報告されています。
また、以下のような仕組みを導入する企業も増えています。
- 「仮想受付システム」で気軽に上司と面談
- 「在室中アイコン」や「作業集中中モード」の導入
- 毎週の「バーチャル1on1」で心理的フォローを実施
リモートワークツールは、正しく選び活用することでストレス軽減の「武器」になるのです。
バーチャル出社ツール徹底解説【目的別チェックリスト付き】
バーチャル出社をスムーズに導入するには、目的に合ったツールの選定が何より重要です。
単なる「在宅勤務」を越え、リアルな出社体験とストレス軽減を両立するには、ツールごとの特性を理解することが求められます。
本セクションでは、「業務管理系」と「仮想空間系」の主要ツールを解説しつつ、読者が自身の状況に合ったツールを選べるチェックリストもご用意しました。
業務管理系ツール(例:Slack、Notionなど)
バーチャル出社環境において、「何を・誰が・いつまでに」やるのかを明確にするための業務管理系ツールは必須です。
特に以下のツールは、中小企業から大手企業まで幅広く活用されています。
Slack(スラック)
Slackは、リアルタイムのチャットとチャンネル管理に優れたコミュニケーションツールです。
- チャンネルごとに話題を分けることで、会話の整理と情報の蓄積が可能
- 音声通話や画面共有も可能で、簡易的なミーティングにも対応
- 外部アプリとの連携(Googleカレンダー、Zoomなど)が豊富
Slackは、バーチャル出社でも「声が届く」環境づくりに貢献します

Notion(ノーション)
Notionは、ドキュメント・タスク・ナレッジの一元管理ができる万能型ツールです。
- 議事録、週報、プロジェクト進捗などをすべて一箇所で共有可能
- テンプレート機能により、誰でも同じ形式で情報を記録できる
- コメント機能で非同期コミュニケーションにも対応
特に、個々の業務を「見える化」したい中小企業には導入効果が高いといえます。

アバター出社・仮想空間系(例:oVice、Spatialなど)
物理的に出社しないまま「出社感覚」を得るには、アバター型の仮想空間ツールが効果的です。
これにより、心理的なオンオフの切り替えや、偶発的なコミュニケーションが可能となります。
oVice(オヴィス)
oViceは、2Dの仮想空間でアバターを操作しながら会話や会議ができるサービスです。
- 社員が「同じ空間にいる」感覚を再現可能
- 他人の会話に「近づくと聞こえる」「離れると聞こえない」という仕様で、リアルに近い
- 仮想の会議室、休憩室などを設置して、物理オフィスさながらの導線設計が可能
oViceは、テレワークでも“雑談ができる職場”を再現できます
Spatial(スペーシャル)
Spatialは、3D仮想空間を提供するアバター出社ツールで、特にビジュアルに強い企業に支持されています。
- VRヘッドセットを使うことで、没入感のある仮想オフィス体験が可能
- プレゼン、展示会、研修など、リアルイベントの代替としても活用可能
- 表情認識やジェスチャーを取り入れたコミュニケーションも可能
ビジネス用途に特化したUIと操作性の高さが強みであり、将来的にはメタバース連携との親和性も高いとされています。
目的別ツール選定チェックリスト
以下は、バーチャル出社を検討するにあたり、目的に応じて適したツールを選定できるチェックリストです。
目的が明確になれば、バーチャル出社の効果は確実に高まります
バーチャル出社の導入は「ツールを入れること」が目的ではありません。
出社ストレスを軽減し、社員がのびのびと成果を出せる環境をつくることが本質です。
その第一歩が、目的に合ったツール選定にあるのです。
よくある質問(バーチャル出社に関するQ&A)

おわりに
日本でも同じようにVRオフィスが誕生して「出勤一切なし」という会社が出てくることを期待します。
このVRオフィスを実現するためのソフトの開発は進んでいるだろうと思います。
ワタクシも早く使用して法人化し、社員とVRオフィスを共有したいと考えています。
ソフトの使用金額が低くて使用勝手がいいものならば爆発的にVRマーケットは拡大することでしょう。
確かに一番の問題点はコミュニケーションでしょう。
密なコミュニケーションが業務を円滑に遂行することは周知の事実です。
実際に対面で取るコミュニケーションの度合いに匹敵しないとしても違った角度からのコミュニケーションが取れるのであればいいのかなとも思います。
オンラインにアナログの泥臭さをどこまで持ってくることができるのかがVRオフィスの成功の鍵なのではないかなと思います。
、、、 にしても満員電車に揺られないですむのはとてつもないメリットでしょう。
日本では震災もそうですが、定期的に危機的状況というのは訪れています。
当然、また危機が訪れることを見越して行動を起こしていかなければいけないですね。
