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【最新版】モーショングラフィックスの作り方

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約4分
【最新版】モーショングラフィックスの作り方

はじめに

動画制作における「モーショングラフィック」は見せ方の主流となっています。
モーショングラフィックはこんな動画です。

作り方を覚えれば覚えるだけ素晴らしい映像に変わっていきます。
「モーショングラフィックス」は「インフォグラフィック動画」とも呼ばれています。
そこで、主な作り方を備忘録としてメモしておきます。

人物などのキャラクターに動きをつける

ヒトや動物をモーショングラフィックで動かすにはリグを組むかピンを打つ方法になります。
レイヤーを分けて動かすには「リグ組み」
レイヤーを分けないで動かすには「ピン打ち」です。
動かす対象物であるヒトやモノはふちである線にしないほうがいいです。

・リグ組み(全身)
AEのスクリプト「Duik Bassel2」を使用します。
イラストレイターのレイヤー分けをしましょう。
レイヤー分け

コチラが2頭身キャラで足とかない場合の「リグ打ち」と「ピン打ち」です。
リグ打ちとピン打ち
05:53 Structuresを配置する

11:07 ピン打ち【レイヤー分けをしていない】 (繋がっているイラストはピンを打つことでレイヤーを分ける代わりになる)
付け根から順番にピン打ちする

13:11 『Add bones』で骨を作る
tailイラレレイヤーはリンクしなくてもOK

14:02 画像レイヤーをStructuresレイヤーにリンク

・HeadレイヤーはS|Headに
・BoneレイヤーもStructureレイヤーにリンク

15:30 Boneレイヤーもリンク
16:24 Auto-rigからコントローラを作る
24:33 AutoStretchのチェックを外すと手足がひっついたまま離れない
26:22 コントローラーをOにして基準の姿勢にしておく
27:30 マスターを作る
30:00 ウォークサイクルにする

走らせる場合はこの「ウォークサイクル」をエフェクトコントロールで数値調整します。
だいたいこれくらい走っている感じでしょうか。。。
>General motion 70&
>Main parameters
>Secondary controls
>Neck and head
>Neck swing 10.0°
>Neck softness 25.0%
>Body
>Body swing 8.0°
>Body up/down 13.0%
>Hips swing 11.0°
>Arms
>Arms swing 16.0°
>shoulder swing 10.0°
>Arms softness 5.0%
>Feet
>Feet height 60%
>Feet rotation 30%
>Hit the ground 140%
>Animation data
>Parameters
>Leg height(px) 500
>Character height(px) 1700

・リグ組み(表情)
引き続きDuik Bassel2を使用。
イラストレイターで表情のパーツ分けをします。
表情の分だけレイヤー分けします。
face-layer

4分13秒あたりから「Connectorで表情を変化」させます。
4:30 表情をHeadに親リンクさせる
4:56 目のコントローラーを作る
8:00 目のレイヤーを接続
9:15 (プリコンポーズから目のコントローラーを作る)
10:00 (シーケンスレイヤーを選択)
12:45 口のコントローラーを作る
15:35 まゆのコントローラーを作る
17:46 表情を変えるアニメーションを作る

・ピン打ち
動かしたい部分だけレイヤーを作るのがラクでいいです。
結構精密な動きができます。

プラグイン「RubberHose2」の使い方

「RubberHose2」覚えるまではホントにタイヘン!

おわりに

モーショングラフィックス(インフォグラフィック動画)は視聴者を引き込むほどに完成度が高く見やすい動画です。
是非ともうまく活用していきましょう。