需要に応じて価格が変動する出前アプリから見る今後の商売のあり方

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はじめに

 

ニューヨークでローンチされたアプリ『Gebni』

まあ、よくある出前アプリかと思いきや、、、

なんと、需要に応じて料理の価格が変動します。

 

記事: 需要に応じてメニューの価格が安くなる価格変動出前アプリ「Gebni」

 

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なかなか面白いです。

でも、そんなに単純ではありません。

価格が変動するのって実はすごく理にかなってるのです。

 

なぜ価格変動の必要が??

 

誰しも経験してると思います。

飲食店のランチタイムとディナータイムの混雑。

ランチは12:00~13:00

ディナーは18:00~19:30くらいでしょうか。

ホントにこの時間帯に一気に集中するのです。

特にサラリーマンの方なんて決められた休憩時間にランチをしなくてはいけません。

なので、料理が時間内に提供されないと困りものです。

だから店舗側としては、なるべくお客様の集中を避けてもらいたいものです。

しかもランチタイムとディナータイム以外は結構ヒマで売上を稼ぐことができません。

そこでピークタイムのランチとディナーは価格を高くしてオーダーを減らし、通常ヒマだと言われている時間帯14:00~17:00の価格を低くしこの時間帯にオーダーを増やすようにします。

そして、どの時間帯も均一にオーダーが入るようにしたいのが店舗側の希望なのです。

 

価格変動で生産性アップ

 

オペレーション上、どの時間帯もオーダーが入ることが好ましいのは店舗側の都合ですが、他にもメリットはたくさんあります。

料理はやはり人間が作るものです。

忙しい時は雑になって当たり前です。

ゆっくり落ち着いて作った方が美味しい料理ができて当たり前のことです。

なのでピークタイムに提供する料理は質の面では???というのが現状です。

いくら急いで作っても味は変わらないと思っても、焦って作るよりは落ち着いて作る方がいいに決まっています。

焦ることによって衛生面も疎かにすることは当然ありうることでしょう。

時間の制約もないお客さんにとっては混雑しているピークタイムを利用する意味はありません。

それなら喜んで価格の安い時間帯であるアイドルタイムを利用するでしょう。

そもそも、繁忙期であるゴールデンウィークやお正月は、ホテルや旅館も当然価格を高めに設定しています。

それをもっと細かく時間帯で設定するようにできるのが飲食店です。

もっと早くやるべきだったのかもしれません。

 

出前やデリバリーは限界が早い

 

出前やデリバリーは売上の限界が早いのです。

配達人数以上に売上を伸ばすことができません。

単純に1人の配達員で、1時間に配達件数4件くらいしか行くことができません。

なので、オーダーがどの時間帯も均等に入ってくれることがより好ましくなるのです。

しかも、配達に関しては、焦りが即座に交通事故に直結します。

 

 

おわりに

 

実はワタクシも、新しいタイプのデリバリーショップを運営時に、この価格変動制のシステムは目玉として試験運用する予定でした。

結局のところ、そこまではいきませんでしたが、考え方としては絶対にアリだと思っています。

生産性向上の考え方として価格をいじってみることは当然の流れです。

特に近年はワンプライスという考え方は古くなってきています。

需要に応じて対応を変化させる。

これがホントの『オンデマンド』だと思います。

 

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