猫も杓子も動画です。
YouTubeやTikTokが活況で、誰もが動画へ参入しています。
しかし、何事にも成長期と成熟期が存在します。
ご存知のようにユーチューバー参入にはもう遅いのが現実です。
動画は稼げるというのはもはや幻想です。
稼げていないヒトの方が多いのは明白です。
なのに動画編集制作に参入するクリエイターもどんどん増えています。
そんな中で動画編集制作の依頼を受けるにはどうすればいいのでしょうか!?
目次
どうなってる!動画市場!?
ワタクシのところにも連日メッセージが来ます。
もちろんワタクシは動画制作で生計を立てているのですが、下請けで「動画を作らせてください」と、、、
1日に5通くらいダイレクトメッセージが届く日もあります。
それくらい動画編集制作案件が少ないということなんでしょう。
ちなみにワタクシのところにはひっきりなしに案件が入ってきます。
なので、どの業界でもそうですが二極化がはっきりと進んでいるということなのでしょう。
動画編集制作の案件が取れない
案件が取れないのは単純にスキル不足だと感じています。
若い方はセンスがあって、見た目に美しい動画を作っているというのがワタクシの感想です。
美しい動画を作るセンスはあるのです。
しかし、視聴者に行動を起こさせるような動画を作るスキルが足りないように思われます。
どの業界でもそうですが、若い方は経験不足から中身が伴っていないことが多いのです。
外見は素晴らしいのに、、、
これがワタクシの率直な感想です。
動画編集制作してくれる人募集
『動画編集制作してくれる人募集』
こんな見出しタイトルを見かけることがあります。
twitterやinstagram、TikTokで比較的よく見かけます。
実際どうなのでしょうか。。。
結論から言いますと、非常に単価の低いお仕事です。
お仕事と言っていいのかわかりませんが、ボランティアと言っていいほどの報酬しかいただけないでしょう。
小学生のお小遣いレベル、、、1本300円とか500円とか、、、
注意してください。
上手いことを言って労働力を搾取するグループも多いのです。
例えば、、
「一緒にYouTubeチャンネルを大きく有名にしていきましょう。収益は半分ずつです」とか、、、
モチベーションを上げさせて全部おいしいところは持って行かれてしまいます。
こういう人間がネット上には溢れています。
YouTubeなんてチャンネル登録者数が何万人になっても得られる収益なんてほんのわずかなのです。
十分注意しましょう。
動画編集制作依頼情報のwebサイト
動画編集制作依頼をマッチングしてくれるwebサイトはみなさんご存知だと思います。
大きいところは、クラウドソーシングの
「クラウドワークス」
「ランサーズ」
「ココナラ」
です。
マッチングサイトは
「動画時代」
「動画幹事」
「VIDEO BRIDGE」
「ビデオワークス」
とにかく登録してみるといいでしょう。
上記サイトは以下からご確認ください。
ココナラは動画編集制作初心者に最適
上記のwebサイトの中でも「ココナラ」は特に敷居が低いので練習がてらに活用してみるのがオススメです。
元々ココナラはワンコインで受発注していたサービスなので単価が低く、副業レベルのスキルなので気軽なやり取りがメインとなっています。
近年は、ココナラ自体が高単価サービスを販売しようと躍起になっていますので単価の高いサービスが増えてきていますが、やはり他のサイトよりかは単価の低いのが特徴となっています。
動画編集制作依頼の個人相場
動画編集制作を依頼する方からすると大きな会社に任せた方がまず安心です。
個人の方に依頼しても途中放棄してしまうのではないかという不安がつきまといます。
そこをクリアしなければいけません。
そして個人で大手の会社と戦うには、まず価格戦略でしょう。
経費という点では大きくリードできるはずでしょう。
自宅で制作するわけですから。
そこは依頼する側もわかってるので足元見てくるでしょう。
「制作させてあげるから安くしてね!」といった具合に。
実績がない最初は安価で請け負うのはしょうがないのかなと思います。
個人で請け負った場合の制作相場です。
詳細は下記記事にあります。
平均価格 YouTube用動画編集3分 5,000円 広告動画15秒 50,000円 モーショングラフィックス1分 150,000円 採用動画3分 30,000円 事業紹介動画5分 30,000円 プロフィール動画1分 5,000円 オープニング15秒 5,000円 エンドロール15秒 5,000円
個人でも単価を上げる方法
しかし、実力がついてくると価格で勝負するのはナンセンスです。
特徴を出してどんどん単価を上げていきましょう。
個人で動画の制作や編集を受けることは多いと思います。
例えば、ワンストップでどこまでできるかが依頼する側からすると非常に重要になります。
なのでコンテ制作から納品まで全てをハイレベルでこなすことができると単価を上げやすくなります。
さらに特徴を出すことでしょう。
集客に強く実績があるのでしたらアピールするべきでしょう。
英語ができるとしたら立派な強みになるでしょう。
英語での動画編集制作にニーズがあることはワタクシも強く感じています。
ただ、動画を作るだけなら誰でもできる時代です。
あなたにお願いする理由がないといけないのです。
あなたは「⚪︎⚪︎に強い動画クリエイター」ですか?
動画編集制作案件を初心者でも
初心者でもいいお仕事を獲得するには、とにかくポートフォリオです。
どれだけいいポートフォリオを制作するかにかかっています。
ワタクシもポートフォリオからたまに問い合わせが入ってきます。
実績として有名企業の動画を制作したのであれば、どんどんアピールしましょう。
それだけでかなり有利です。
よくワタクシのところにもポートフォリオが送られてくるのですが、「YouTubeチャンネルの動画編集制作しました」と誇らしげに掲載していますが、
そういう方には全く関心が向きません。
「芸能人のチャンネル手掛けています」とかもです。
ほとんど収益の上がっていない芸能人チャンネルの動画を制作したとて何の自慢にもなりません。
逆にそれしか誇れないのかと言う目で見られることでしょう。
そして、スキルが圧倒的に低いのが特徴です。
大学生のノリで作ったような内容が多いです。
確かに動画編集制作はカンタンになってきましたが、誰でもできるようになった分スキルの低い方が圧倒的多数なのでもっとハイレベルで編集できるようにならないといけません。
動画編集制作案件の相場は?
動画編集制作依頼の個人相場は上記記載しました。
しかし、法人で請け負う場合は単価が上がります。
やはり「安心・安全」を担保するからです。
コチラが法人での請負金額相場です。
あくまでワタクシの感覚ですが、、、
平均価格 | |
---|---|
YouTube用動画編集3分 | 20,000円 |
広告動画15秒 | 80,000円 |
モーショングラフィックス1分 | 200,000円 |
採用動画3分 | 70,000円 |
事業紹介動画5分 | 100,000円 |
プロフィール動画1分 | 30,000円 |
オープニング15秒 | 30,000円 |
エンドロール15秒 | 30,000円 |
動画編集制作依頼は個人
法人もそうですが、結局制作するのは個人なのです。
大作になれば個人が集まってチームで制作します。
ワタクシ自身もチームの一員として制作することは当然あります。
しかし、どこのポジションで制作するかで仕事の請負金額は大きく変わります。
前文で書きましたが、やはりどこに強みがあるかで仕事の振り方も大きく変わります。
個人でお仕事するからにはアナタなりの特徴を早く見つけましょう。
あなたは何でしたら世界一と言えるでしょうか?
おわりに
動画編集・制作依頼を受けるには、やはり徐々に積み重ねて実績を積んでいくしかありません。
すでにクリエイティブなことに手がけている方でしたら結果も出やすいでしょう。
経験と実績に勝るものはありません。
すぐに目が出るものではありません。
さらに継続することで信用を勝ち取ることができるのです。