目次
はじめに
最近は男の人でも料理をしたりと、昔なら料理は女性がするのが当たり前と言われたようなことを男性がやるようになってきました。
料理だけではなく、家事炊事全般をやる男性は増えてきました。
しかし、実際はまだまだそんなのはごく一部の話でしかありません。
統計を取っているわけではありませんが感覚的には旦那さんが家事を行うのは2割くらいではないかなと思います。
まだまだ踏ん反り返っている旦那さんは多いのではないでしょうか。
しかし、料理とビジネスには共通するスキルが存在します。
やらない理由はないのです。
料理とビジネススキルの相関関係ーオトコはめんどくさい
しかし、男性が料理、家事を始めると少々めんどくさいことになります。
凝り性な男性には要注意です。
掃除に関しては隅々まで徹底的にやりだし、ちょっとでも汚すとすごい剣幕で怒られます。
料理も手の込んだものを作り始めたりすると手に負えません。
主婦の料理というものがなんたるかをイマイチわかっていないのです。
男性が料理を始めだすと、まずは食材をどんどん買い足していき、冷蔵庫がすぐ食材でいっぱいになります。
そして、料理を作るだけ作り、洗い物は流しに山のように残っている最悪のパターン、、、。
食材も大量に冷蔵庫に残っているので、次の日からの奥さんの献立はタイヘンです。
消費期限を過ぎることのないように、在庫の食材を順に使っていかなければいけません。
通常、きちんとした主婦は現時点で冷蔵庫に何が入っていて消費期限はいつまでなのかをだいたい把握しています。
しかし、消費期限を過ぎてしまい、廃棄が増えていくのです。
すごく勿体無い結末になることも多いのです。
オトコの家事は目先の家事にすぎません。
料理は長い目で見れるようにしなければ務まらないのです。
在庫はあまり抱えないことが優秀な主婦のポイントです。
そこはビジネスと同じなのです。
家事は妥協がポイント
基本的に掃除に終わりはありません。
こだわればどこまでもできるのが掃除なのです。
同じように料理も終わりはありません。
こだわればどこまでもできるのです。
しかし、時間は限られています。
毎日のことなのでどこかで妥協をしなければ時間がどれだけあっても足りません。
掃除を妥協して途中で切り上げるのはキレイ好きなヒトには難しいことかもしれません。
しかし、キレイ好きアピールしている人でも毎日家事をしなければいけないとしたら絶対に変わるでしょう。
なんでもきっちりしている人はどこかで絶対に息苦しくなります。
要するにバランスです。
全てのことをバランスよく行う能力に長けてる人が家事も上手にこなし、充実した人生を過ごしていることは間違いありません。
料理とビジネススキルの相関関係
料理ができる人はビジネスもできるというのはよく言われていることです。
ワタクシも肌感でそれはよく理解できます。
では、実際にどのような効果があるのでしょうか。
料理をするとどうなる?
料理とビジネススキルの関係はいろんな記事でや研究で紹介されています。
・料理をするという行動は、職場以外でも段取り力、柔軟性、コミュニケーション力を同時に磨くことができる絶好のチャンスなのです。
・自炊力は生きるための「総合スキル」であり、料理の作り方だけではなく、栄養に関する考え方や買い物の仕方を考慮した食生活改善のための方法を解説することで、ビジネスパーソンに必要なスキルを身につけることができます。
・若手リーダーが現在身についているスキルを教えてもらったところ、「結果に対するこだわり(責任感)」が44.2%で第2位にランクインしており、料理の結果に対するこだわりを身につけることができる可能性があります。
以上から、料理がビジネススキルを身につけることができる可能性があることが示唆されています。
例えば、料理をする際には段階力や柔軟性が必要であり、また、料理教室などでも他人さらに、自炊力を身につけることで健康的な食生活を送り、ビジネスパーソンに必要な栄養や買い物の知識も身につけることができます。
また、若手リーダーが結果に対してこだわりを持つことも重要視されており、料理をしながらそのような精神的なスキルも身に付けられる可能性があります。
具体的にどのようなビジネススキルが料理によって磨かれるのか
料理によって磨かれるビジネススキルは以下の通りです。
段取り力
柔軟性
コミュニケーション力
結果に対するこだわり(責任感)
料理をする際には、材料の準備や調理の手順など、段取り力が必要です。
また、予期せぬトラブルが起こった場合には柔軟に対応する必要があります。
協力して料理を作ることでコミュニケーション力も養われます。
また、若手リーダーが結果に対してこだわりを持つことも重要視されており、料理そのような精神的なスキルも身に付けられる可能性があります。
オトコでも家事のススメ
まずは前提として家事ぐらい当然のようにオトコもやるべきなのです。
自分でなんでもできるということは依存しなくてもいいということです。
家事ができないということは他者依存しなくてはいけません。
そうすると立場もだんだん弱くなりますし、自立できていません。
怖いのは熟年離婚です。
奥さんに出て行かれたら生きていくことさえ難しくなるかもしれません。
ゴミ屋敷の主はたいてい奥さんか旦那さんに先立たれてしまった夫婦の末路です。
普段から何もしていなかったとしたら掃除のやり方もわかりません。
ましてや料理なんてかなりレベルの高い話です。
オトコにも家事は当然できるようにならなければいけないことなのです。
奥さんに家事を押し付けて奥さんの時間を奪っているのは旦那さんです。
家事以外の女性の優秀な能力を埋もれさせているのはオトコなのです。
女性の能力を開花できないまま人生を終わらせるのは非常に勿体無いことなのです。
まずは、そこに気付いてあげる努力をするべきなのでしょう。
おわりに
かくいうワタクシもオトコですが、最初はワタクシの家事もアピール感が強かったと思います。
やってあげてる感というか、、、恩着せがましいというか、、、。
もともとが九州人なので、「男子台所に入るべからず」と強く教わってきました。
だから料理、家事炊事は女性の仕事という認識が強く遺伝子レベルで体に染み付いているのです。
まず、そのワタクシが重い腰を上げるのには7~8年要しています。
なんでもできるようになりたいという思いから料理から始め、キッチンをキレイにしたい思いから掃除も手がけるようになりました。
そして2~3年も家事をやりだすと、家事には終わりがないことに気づきました。
「家事は妥協が必要」ということを学びました。
主婦のプロはなんでも完璧にこなすことではないんだな、、、と。
そこそこの料理を作り、さっと掃除をして、仕事もこなし、自分の時間もしっかり持つようになるのがまずは目標なのです。
そんなの旦那さんの協力なくしてできるはずはありません。
協力を求めるというより、旦那さんが当たり前のように自分のために家事をするように仕向けることが理想でしょう。
ということで、旦那さんはウダウダ言わないで家事を率先して行うべきでしょう。