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【地域マーケティング】「地域密着」だけじゃない!売上アップのために地域を活かす方法

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【地域マーケティング】「地域密着」だけじゃない!売上アップのために地域を活かす方法

はじめに


小さな商店や昔ながらの商店街を利用していますか?
店主が顔なじみで、いつもお店にいるだけで安心してしまう和やかさがそこにはありました。
それも、過疎化や高齢化により、廃れ出して久しいです。
そして、巨大な商業施設やチェーン店の進出によるところが大きいと思います。
でも、チェーン店の資本力に勝てないよ、と思われるかもしれません。
そこで、チェーン店に対抗するには、まずは『地域密着』という言葉が出てきます。
しかし近所のコンビニも地元の方がオーナーだったりして地域に根ざしていることは間違いありません。
でもそれは地域密着の度合いとしては低いものです。
地域密着度をどこまで突き詰めるかによってどこにも真似出来ないオリジナリティが完成します
最近の小売業は専門店化が進んでいます。
戦後の好景気はスーパーマーケットやデパートが登場し、どんどん多店舗展開していました。
しかし、近年は商店街が見直され、より個店化が進む傾向にあります。
インターネットの登場で『ロングテール』というコトバも生まれ、よりニッチな商品が売れるようになってきました。
なので、ターゲットを明確にして世界中の消費者を相手に商売ができるようになってきたのです。
クリエイティブな地域マーケティングとしてネット販売と対局の地域密着にさらに磨きをかけていきましょう。

地域マーケティングー地元で生産している商材をさがしてみる


食べ物だと近所のパン屋さん、お肉やさん、農家、お豆腐屋さん、ケーキ屋さんなどがあります。
これら地元の食材を使用することを考えてみるのはいかがでしょう?
ネットで探せばカンタンです。
できればホームページやブログをやってるお店のほうが柔軟性があっていいと思います。
例えばお肉屋さんのお肉を使用するならもちろん販促物にそのお店のお肉を使用していることを訴求します。
なるべく従来のお肉屋さんのお客さんに訴求できるようにします。
これはお肉屋さんにとってもうれしいことで、黙っててもお肉屋さんの店主が馴染みのお客さんに伝えてクチコミが伝播します

狸小路商店街 / alberth2

そうです、他店のお客さんを共有させてもらうのです。

地域マーケティングー顧客データの共有


どこの商店だって強い絆を結んでいる顧客が相当数いるものです。
そこを一網打尽します。
エリア分析して弱い地域が判明した場合は特にチカラを入れてその地域のいろんな業種の繁盛店を探しだします。
そしてジブンの店とどういうふうに結びつければいいか試行錯誤してみてください。
きっと面白いコラボレーションができるでしょう!
このパターンでどんどんコラボレーションしていけば全く違ったビジネスモデルが出来上がるでしょう。
コラボしたお店にクーポン券を渡してお客さんに渡してもらいましょう!
コラボ店にとっても、自分のお店にとって来店動機としてお得なクーポンをついでにもらいに来ると考えれば、とても有効な販促です。
ただ注意点としては煩雑さが増すということです。
ですので、これをどこまでシステム化できるかということも常に考えていきます。
地域密着マーケティングについてはこれからもどんどん追求していきたいと思います。

Danjiri (Parade Float) / Hyougushi


地域マーケティングー『・・・の聖地』と呼ばれるようにセグメント


商圏が世界レベルになると、より細かいセグメントをしても商売が成り立ってきます。
そこで、最近増えてきたのが『聖地化』です。
埼玉県川口市のタワーレコードは、アイドルグループ「欅坂46」のメンバー志田愛佳さんを応援する店づくりをしている。
特定のメンバーをクローズアップして『聖地化』しています。
聖地化することにより全国より聖地詣でに訪れ、売上もアップしています。
同様に薬局キャラクターでおなじみ『ケロちゃん』の聖地もあります。
ケロちゃん
売上低迷の薬局が、倉庫に眠っていた大量のケロちゃんグッズを陳列したところ全国より聖地詣でに訪れ、またまた売上回復しています。
聖地化の威力ですね。

地域マーケティングー埼玉県日高市が「遠足の聖地」を宣言


埼玉県南部の豊かな自然が残るエリア、日高市。
その日高市が「遠足の聖地」を宣言しています。
以下、記事引用
『埼玉県日高市が「遠足の聖地」を掲げた地域振興に乗り出した』『4月上旬、同市高麗本郷の巾着田(きんちゃくだ)で行われたセレモニーで谷ケ崎照雄市長が「遠足の聖地」を宣言した。

「アニメの聖地」といった聖地をうたう地域発信が各地で盛んだが、日高市の担当者は「『遠足の聖地』は初めてではないか」(産業振興課)と話す。

東京都や県内の小学校計2100校に遠足先としての魅力を紹介した冊子を送付し、売り込みをスタートした』

なるほど、、、、
観光でなく、遠足に目を向けた素晴らしいマーケティングです。
今ある資源を有効に活用という意味で、アタマを使ったアイデアによる集客方法です。

地域マーケティングー「発祥の地」ならなおさら


アナタのお住まいの地域には「発祥」となるものはありませんか?
ワタクシの生まれた北九州は「焼うどん」が発祥でした。(諸説色々ありますが、、、)
さらに近所の門司港は「焼きカレー」など。
食べ物に関しては結構あるのでないでしょうか。
北九州には「パンチパーマ」発祥なんてのもあります。
そして面白いことには隣の山口県下関市は「床屋」の発祥だそうです。
「発祥の地」はイコール「聖地」化します。
アナタの住んでいる地域の発祥を調べてみると案外面白そうなものが出てくるかもしれないですよ。

おわりに


最近では、チェーン店も地域密着戦略を追求してきています。
出店地域によって店名を変えたりして、チェーン店と思わせないようにしています。
でも、見せかけだけの方法では、地域密着の本質には勝てません。
サービス業をどれだけ知的労働に置き換えていくかが勝ち負けを決定づける時代になってきました。
柔軟性をもってアタマを使って儲けましょう。
そして、『聖地化』はいろんなビジネスに応用ができそうです。
観光需要が旺盛な近年は世界中から聖地化詣でが期待できます。
一つのマーケティング手法として熟考してみて世界に一つの聖地を作り上げたヒトがその道のプロフェッショナルとなるのです。
よりクリエイティブを発揮して勝ちパターンを構築していきましょう。




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