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企業などと提携やコラボレーション事例をマーケティングに売上アップ!

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企業などと提携やコラボレーション事例をマーケティングに売上アップ!

はじめに

成熟社会の現代、ビジネスを成立させ利益を出すことはカンタンではありません。
ライバルを出し抜いて勝ち抜くことがビジネスの鉄則です。
オンリーワンと思っていたつもりがすぐマネされて当たり前になってしまうこともしばしばです。
しかし、そんな憎っくき敵と手を組んで業績を伸ばしている企業もあるのです。
企業や個人などとうまく提携やコラボレーションするマーケティングで売上アップも可能です!
では、そういった事例を見ていきましょう。

企業などと提携やコラボレーションするーライフとアマゾン

食品スーパーの「ライフ」と「アマゾン」が協業しています
アマゾンの宅配サービス「プライムナウ」でライフの商品をアマゾンが配達します。
最終消費者である個人宅までラストワンマイルの配送網を構築しているアマゾンのネットワークを利用してライフは商品の販売ができるわけです。
最近は、このラストワンマイルに従事するものに対しての賃金が急騰しています。
クロネコヤマトなどの賃金が急上昇していることなどもそうです。
なので、ラストワンマイルは外部に委託できるものならそうした方がいいのです。
ネットスーパーは赤字のトコも多くて撤退しているスーパーも多い中でこの協業はライフにとってメリットが大きいでしょう。
ライフも自前でネットスーパーは運営していますが業績が伸びていないのが実情です。
ネットスーパー各社は、ネット企業「アマゾン」を敵と見なしていましたが、味方になった方がはるかにトクでしょう。

新聞販売店がデリバリー提携していくように古い業界は再編が始まった

物流というかロジスティック・デリバリー業界の動きが盛んです。
ニュース記事:朝日新聞と出前館が宅配提携、来春にも協業1号店
UberEATS(ウーバーイーツ)の動きを牽制しつつ、出前ポータルサイトが動きました。
要するに、新聞配達の時間以外のスタッフとバイクの活用です。
朝日新聞の販売店は全国に2000か所以上、従業員6万人以上を擁しています。
これを活用しない手はないと言ったことでしょう。
UberEATSは民間の一般人に配達業務を委託して副業をサポートしています。
Uber Eats レストランパートナー募集
今回の提携は朝日新聞のネットワークを活かして有効活用しようと言ったところです。
これも一種のシェアリングでしょう。

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今回の提携もシェアリングエコノミー

クルマやバイクというのは所有しているだけで多大な経費です。
もっと有効活用しないと無駄なのは明らかです。
確かに新聞販売店のバイクや自転車の稼働時間ってすごい短いです。
朝刊で2時間、夕刊で2時間くらいでしょうか。
残りの20時間が止まったままと考えるとホントにもったいないことです。
同じように社用車で使用時間が少ない車両というのは山ほどあるでしょう。
UberEATSは、個人の所有するマイカーを有効活用するシェアリングエコノミー。
対して、今回の出前館と朝日新聞の提携は、社用車を有効活用するシェアリングエコノミーです。
BtoBとBtoCの違いです。

読売新聞もマックと提携

そして2021年、読売新聞もマクドナルドと提携しました。
マクドナルドの商品を読売新聞販売店のスタッフがデリバリーします。
ラストワンマイルを担うカタチとなり、新聞販売店のバイクやスタッフを有効活用できるという点では朝日新聞と同様です。
しかし、マクドナルドはいろんなヒトが出入りするようになりますね。
Uberや出前館、読売新聞など、、、、
管理がズサンになってきて、店舗が荒れていくリスクがイヤですね。
デリバリーは経費もかかるので早くドローンなどの機械化が進んでくれるといいなと思います。

新聞社の目指すところ

しかし、他社のネットワークを活用することができるメリットはスピードです。
この提携によるネットワーク網の拡大はスピーディです。
テストでうまくいけばあっという間に売り上げの拡大が見込めます。
しかし、UberEATSも多大な資金力でネットワーク網を拡大してくるのは目にも明らかです。
そして、朝日新聞は物流の拠点として新しいビジネスを模索しているのがわかりました。
新聞は購読者数の減少で先行きはとても暗いのです。
高齢化社会で高齢者は出かけることが難しくなっていきます。
そういう社会でデリバリーはニーズがあるのです。
ドローンによる配達もいろんな企業がテストしています。
企業は、高齢化社会に向けて新しいビジネスを考えています

牛乳屋さんも

同じように拠点を構えている牛乳屋さん。
ヤクルトの販売店。
などなど。
まだまだ有効活用できる地域の販売店はあふれています。
そして、ほとんどの企業が成熟市場で伸び悩んでいます。
いろんなお店や会社と提携を模索してみると新たな価値が生まれる可能性だってあるのです。
タウンページ片手にいろいろ思考を張り巡らせてみれば面白いかもしれません。

企業などと提携やコラボレーションするー学校と塾が手を組んだ

学校と塾でおなじみ「トーマス」の協業がとても面白いです。
個別指導塾「スクール TOMAS(トーマス)」は、東京都教育委員会と業務委託契約を締結しました。
これまでも私立の中高一貫校を中心に導入していましたが、今後は公立校にも導入を進めるとのこと。
スクールトーマスは学校のカリキュラムにのっとって授業の補習をしたり、自習を支援したりします。
学校の先生は、部活の顧問になってたりでとても忙しいのが現状です。
そんな先生たちにこれ以上の負担を与えることができず、導入が進んでいます。
メリットは多く、学校の校舎を使用することができるため、トーマス側に設備投資は必要なく余計な経費がかかりません
都内に塾を設立すると売上高の2割程度が家賃に消えてしまうとのことなのでメリットは計り知れません。
生徒側にとっても学校から移動せず、時間を有効に使えます。

企業などと提携やコラボレーションするー業務委託契約で資産を持たないことが強み

トーマスは業務委託契約により、塾の運営だけを受託しました。
近年、大幅に事業拡大をしている「星野リゾート」もホテル運営だけを受託して業績を拡大しています。
資産を持たないということは、とても身軽であるということです。
事業の撤退となってしまった時に痛手を負わないいうことは、意思決定も早く、経営スピードのアップにつながります。
店舗開業資金を持たない方などは、オーナーさんと相談して業務委託契約で店舗運営を試みてみるのもいいでしょう。
独自の運営ノウハウを構築している星野リゾートだからできる受託業務。
アナタももし独自の運営ノウハウをお持ちであればチャレンジして見てはいかがでしょう?

そして「持たない」ってことで言うと、、、
酒蔵がない新潟・燕市の「燕花酔」と言うお酒。
燕市は米どころ・酒どころの新潟県にありますが、なんと酒蔵がないのです。
そんな燕から、「燕花酔」が生まれました!
どう言うこと??って思われますよね。
それは、、、隣接する長岡市にある酒蔵に造ってもらったからです。
ついに「燕花酔」が生まれ、約400本を短期間で完売で人気になりました。
また、燕市のふるさと納税の返礼品として採用される予定』で、燕市の応援もあります。
酒蔵がなくても地元のお酒を造れる。
なければ借りればいい、なんてカンタンなことなのです

企業などと提携やコラボレーションするー敵を補って成果を2倍に

トーマスは、学校の先生と情報を共有して、アクションを起こします。
先生のサポート役にもなりうるわけです。
結果を出せばオールOKなのです。
まさしく、win-winの関係です。
生徒にとっても、学校が推奨する補習はありがたいものです。
塾を探す手間だけをとってもタイヘンなのですから。
今まで敵と思っていたものを味方にするにはどうすればいいのか今一度考えてみると面白いスキームが誕生するのかもしれません。
仲良し

企業などと提携やコラボレーションするー一坪ビジネスのような小さいビジネスなら、、、

ネイルサロンのような小さい一人でできるようなビジネスをしているのなら美容室などと提携するのもいいでしょう。
美容室は駅前のいい立地で商売しているようなところも結構あります。
スペースを一部借りて運営してみてはいかがでしょうか
家賃を少し負担する程度で交渉してみるのも面白いのではないでしょうか?
美容院の待ち時間にちょっとネイルしてもらったり美容室側もお互いにメリットが発生します。
初期投資がなくてネイルサロンを開店できない方はたくさんいます。
一等地に出店するチャンスはいくらでもあるのです。
売上げが上がってお金もたまってきたら自分で家賃払って新しいところを借りればいいのです。
初期投資をいかにかけないでビジネスを大きくできるかがビジネスの命運を握るのです。

企業などと提携やコラボレーションするー個人とのコラボレーションでお客さんを飽きさせない

オーストラリアメルボルンのアイスクリームチェーンpidapipoの創業者Lisaさんは兄と創業しました。
gelato
Lisaさんがジェラート大学で学んだ、新鮮な材料のみを使用し、イタリアの方法に従って伝統的な方法でアイスクリームを製造しています。
常に新しいフレーバーや製品で定期的に顧客を驚かせ、顧客がリピートするようにし、スタッフがマンネリ化しないようにして常にフレッシュさを保ちます。
伝統的なイタリアのジェラートの品種に加えて新鮮でユニークなフレーバーを顧客に提供し、調達が難しいような食材を使用しています
そして、クリエイティブなアーティストとコラボレーションすることもよくあります。
オーストラリアのミュージシャンやアーティストと一緒にフレーバーを作成したりしました。
ほんの数週間のキャンペーンではあったのですが、話題になり、売上も相当なものでした。
常に高品質の製品を作るという使命に忠実でした。
そして新しいものを生み出し、革新を続けていることが、お客様の共感を呼んでいるのです。

企業などと提携やコラボレーションするー提携して顧客が倍増

提携のメリットといえば「顧客の共有」です。
提携先の顧客情報を活用できるということがイチバンのメリットではないでしょうか。
プラットフォームである「楽天市場」や「ヤフーショッピング」などに加盟するのはやはりプラットフォーム内の顧客にアピールすることができるからに他なりません。
新規客を獲得する経費はバカにはなりません。
新規売上の50%もの金額を「営業経費」として営業会社に支払うことは当たり前と思われるほどに、新規客獲得の経費は高くつくことを忘れてはいけません。

おわりに

「敵」の存在はイヤでしかないものです。
「敵」の存在がモチベーションを下げてしまうことのないように、いろいろ試行錯誤してみることは大切です。
そして敵という存在から、win-winの関係を構築できるように考え抜き、詳細を練り上げることです。
自分の強みを明確にして、相手にとってメリットが出るようにしなければいけません。
巨大な敵であるからこそ足元が見えてないことも多いものです。
細かな動きでアピールできるようにすることがポイントなのです。
そして、敵ではなくても個人や企業などと提携やコラボレーションするマーケティングで売上アップを目指しましょう!
所のデザイン学校の生徒が壁面にカワイイ絵を描いたのがバズっていろんな方面からお客さんがやってくるようになるようなことは当たり前にあることです。
日頃よく見かけるお客様からでもコラボレーションネタが出るかもしれません。

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