巷にはチラシやパンフレット、カタログなど溢れています。
新聞やポストにチラシが入ってることも多く、目にする機会は非常に多いと思います。
ネット社会になりましたが、実際手に取って見ることができるチラシ等はつい見てしまいます。
チラシのニーズはとても高く、効果が高いという点からもチラシなどの紙媒体がなくなることはないでしょう。
そんなチラシですが、自分で思い通りに作れないの?と思うでしょう。
自分で作ったらどうなのか?そして、作るとしたらどういう構成なの?
わからないことがいっぱいです。
そこにデザインのコツが隠されています。
目次
チラシ構成、レイアウトでそんなに変わるの!?
では、早速以下のチラシを例に見ていきましょう。
レイアウトの違い例1
twitterの面白い投稿がまとめられていました。
あまりの反響にコメントが非常に多い投稿となっているようです。
内容ですが、
右と左、、、
とても同じ告知のチラシだと思いませんよね。
これが実際の声です。
デザインとは?という講義のサンプルに使えそうなくらい印象が変わってますね!ワクワク感が段違い!
デザインよくするだけで公式感でますよね
これがデザイン…!
レベチでワロタ
すげぇ……天と地の差ですね
これ見るとデザイナーの重要性がよくわかると思うわ
右のワクワク感が凄い。プロは凄いなぁ。
プロってやっぱ凄いわ。金取るだけの説得力がある
デザインの資料として使いたいくらいの出来ですごい
一番伝えたいことが、パッと見ですぐわかりますね。プロは凄い!!!
確かに2つのチラシを比較すると、こんなコメントが返ってくるのもよくわかります。
しかし、コレってよく起こりうることなのです。
左側のデザインレベルで印刷して使用している人はたくさんいるのです。
「告知できればそれでいい!」と捉えている方は多いのです。
それはすごくキケンなことなのです。
「ブランディング」ってコトバがあります。
すごく重要なコトバなのです。
飲食店OPENのお知らせのチラシ、メニュー。
美容院のキャンペーンチラシ。
はたまた、学習塾のパンフレット。
商売をやっている方でしたら、顧客への告知の手段としてチラシやパンフレットを考えている方も多いでしょう。
インターネットを使った宣伝が増えてきましたが、チラシやパンフレットを使用したアナログ(オフライン)マーケティングは効果が見直されてうなぎのぼりなのです。
そこで、やはりデザインは肝なのです!
ジブンでデザインできればいいにこした事はないのですが、デザインを依頼するとしたらどこに依頼すればいいのかご紹介しましょう。
レイアウトの違い例2
コチラのチラシはどちらが多くの売上を上げたと思いますか?
コレはTVでやってたのですが、、、
ジブンも右側のチラシの方が美味しそうなのでコチラかなと思いました。。。。
、、、が、実際は左の方が多く売れているのです。
理由としては左の方が量が多いからだそうです。
確かに、そうですね!
コチラは、この金額でコレだけの量が入っているというお得感で売れてるわけですね。
こればっかりはテストしなければわからないかもしれません。
効果的な「チラシ 構成」の基本原則
効果的なチラシ構成は、読者にとって魅力的であり、同時にメッセージを明確に伝えることが求められます。
ここでは、チラシ構成で抑えるべきポイント、ターゲットに合わせた構成の最適化、そして目的に応じた構成のバリエーションについて解説します。
チラシ 構成で抑えるべきポイント
読み手を引き込むキャッチコピーの配置
キャッチコピーは、チラシの第一印象を決定づける重要な要素です。
読者がチラシに目を通した瞬間に興味を持たせるためには、インパクトのあるキャッチコピーを目立つ位置に配置することが大切です。
例えば、チラシの上部や中央に配置することで、視線を集めることができます。
また、フォントサイズや色を工夫することで、さらに視覚的な強調を図ることが可能です。
◾️キャッチコピー一つで集客に大きな違いが出ます。まずは目を惹くライティングを試してみれば効果がわかるでしょう。コチラの魅力的なキャッチコピーの例から確認して下さい。
→広告を劇的に変えたいアナタは必見!魅力的なコピーライティングの例
視覚的に強調するビジュアルの使い方
ビジュアル要素は、文字情報だけでは伝えきれない感情や雰囲気を伝える力を持っています。
チラシにおけるビジュアルの選定と配置は、メッセージの伝達力を大幅に向上させます。
例えば、商品写真や顧客の笑顔など、ターゲットに響くビジュアルを効果的に配置することで、視覚的に訴求力のあるチラシを作成できます。
重要情報を目立たせるレイアウト技術
チラシにおいて、読者にとって最も重要な情報が埋もれてしまうことは避けなければなりません。
重要な情報を目立たせるためには、余白を活用し、視覚的に区別しやすいレイアウトを採用することが効果的です。
また、箇条書きや強調色を使うことで、読者の注意を特定のポイントに引きつけることが可能です。
ターゲットに合わせたチラシ 構成の最適化
目標とする顧客層のニーズに応じた構成
チラシを効果的に構成するためには、ターゲットとする顧客層のニーズを深く理解することが必要です。
例えば、若年層をターゲットにする場合は、ポップなデザインやトレンドを取り入れた構成が効果的です。
一方で、ビジネス層をターゲットにする場合は、信頼感やプロフェッショナルさを重視した構成が求められます。
競合との差別化を図るためのポイント
競合他社と差別化を図るためには、チラシ構成において独自性を持たせることが重要です。
例えば、競合が使わないデザイン要素やコピーライティングのスタイルを取り入れることで、他社との差別化を図ることができます。
また、自社の強みやUSP(独自の売り)の部分を前面に押し出した構成にすることも、差別化には効果的です。
◾️USPがビジネスにもたらす効果はコチラのビジネスは抽象化→具体化にデザインすると売上は2倍にアップするからご確認ください。
→ビジネスは抽象化→具体化にデザインすると売上は2倍にアップする
メッセージの一貫性を保つための構成方法
一貫性のあるメッセージは、読者に信頼感を与える要素です。
チラシの各セクションが一貫したトーンで書かれているか、またビジュアルや色使いに一貫性があるかを確認しましょう。
これにより、メッセージが読者にしっかりと伝わりやすくなります。
目的に応じたチラシ 構成のバリエーション
イベント告知に効果的な構成
イベント告知のチラシは、日時、場所、内容などの重要情報を瞬時に伝える構成が求められます。
大きな見出しでイベント名や日時を強調し、その下に詳細情報を箇条書きでまとめると、視認性が高まり効果的です。
また、参加者の興味を引くビジュアルやキャッチコピーを使うことで、イベントへの参加意欲を高めることができます。
商品プロモーションに最適なレイアウトの事例
商品プロモーションのチラシでは、商品の特徴やメリットを簡潔に伝えることが求められます。
商品の写真を大きく配置し、その周りに特長や価格情報を配置するレイアウトが一般的です。
特に、新商品やセール品の場合は、限定感を出すためのデザイン要素を取り入れることが効果的です。
サービス紹介のためのチラシ 構成のアイデア
サービス紹介の場合、サービスの内容や提供する価値をわかりやすく伝える構成が重要です。
サービスの概要を簡潔に説明した後、具体的なメリットや利用者の声を紹介することで、読者に対して信頼感を与えることができます。また、サービスの流れを図解することで、視覚的に理解しやすい構成にすることも効果的です。
プロが教える「チラシ レイアウト コツ」
効果的なチラシレイアウトを作成するためには、デザインの基本原則を理解し、実践することが重要です。
この章では、読みやすさを高めるためのレイアウトのコツや、目を引くデザインを作るための技術、そして実際の成功事例から学べるポイントを詳しく解説します。
読みやすさを高めるチラシ レイアウトのコツ
チラシのレイアウトにおいて、読みやすさは最も重要な要素の一つです。
以下に、読みやすさを高めるための具体的な方法をご紹介します。
見出しと本文のバランス
チラシを作成する際には、見出しと本文のバランスを適切に取ることが重要です。
見出しは大きく、太くすることで目立たせ、読者の注意を引きます。
一方、本文は読みやすさを考慮して適切なフォントサイズを選び、行間も十分に取るようにしましょう。
また、本文の長さを適度に抑えることで、情報が詰まりすぎず、読者が内容を理解しやすくなります。
色とフォントの選び方
色とフォントの選び方も、チラシの読みやすさに大きく影響します。
例えば、背景色とテキストの色にコントラストをつけることで、文字が読みやすくなります。
また、フォント選びでは、装飾が少なく視認性の高いフォントを選ぶことが推奨されます。
特に、見出しにはインパクトのあるフォントを、本文には読みやすいフォントを選ぶと良いでしょう。
◾️フォント一つ変えるだけでチラシのイメージを大きく変えることができます。コチラのチラシ・パンフレットのフォントに!デザインの重要戦略ーフォントのチカラから確認してください!
→チラシ・パンフレットのフォントに!デザインの重要戦略ーフォントのチカラ
スペースの有効活用
チラシのレイアウトにおいて、余白を適切に使うことも重要です。
余白を適度に配置することで、情報が詰まりすぎず、全体のバランスが良くなります。
また、余白を使うことで、重要な情報を際立たせることができます。
余白があることで、読者は自然に視線を重要なポイントに集中させることができるのです。
目を引くデザインのためのチラシ レイアウト コツ
読みやすさだけでなく、デザイン全体で読者の目を引くこともチラシの重要な役割です。
ここでは、目を引くデザインを作るための具体的なレイアウトのコツをご紹介します。
視線誘導を考慮した配置
チラシをデザインする際には、視線の誘導を考慮することが大切です。
人の目は左上から右下へと自然に流れるため、この視線の動きを意識したレイアウトを設計しましょう。
例えば、左上に目を引くキャッチコピーやビジュアルを配置し、右下にコンタクト情報やコール・トゥ・アクションを配置することで、自然な流れで情報を伝えることができます。
重要情報を際立たせるためのコントラスト
コントラストを使って重要な情報を際立たせることも、効果的なチラシデザインのポイントです。
背景色と文字色のコントラストを強調することで、重要なメッセージが読者の目に留まりやすくなります。
また、フォントサイズの違いや、太字を使った強調も有効です。これにより、読者は一目で何が重要かを理解できます。
視覚的な階層を意識したレイアウト
チラシには、情報の優先順位を示す視覚的な階層を設けることが大切です。
見出し、サブ見出し、本文という具合に、情報の重要度に応じてフォントサイズやスタイルを変えることで、読者はどの情報が最も重要かを直感的に理解できます。
また、アイコンや箇条書きを使って情報を整理し、視覚的な階層を明確にすることも効果的です。
成果を最大化するためのチラシ レイアウト実例
最後に、実際の成功事例から学ぶレイアウトのテクニックや、成果を最大化するためのフィードバックの方法について解説します。
実際の成功事例に学ぶレイアウト
成功しているチラシのレイアウトには、共通するポイントがあります。
例えば、ある地元イベントのチラシでは、大きなビジュアルと短く端的なキャッチコピーが目を引きました。
詳細な情報は、箇条書きでコンパクトにまとめられており、必要な情報が一目でわかるようになっていました。
このようなレイアウトは、情報が整理されており、視覚的に魅力的であるため、読者に強い印象を与えます。
コンバージョン率を高めるレイアウトのテクニック
チラシの目的が商品の購入やイベントへの参加などの具体的な行動を促すものであれば、コンバージョン率を高めるためのテクニックが必要です。
例えば、明確なコール・トゥ・アクションを配置する、クーポンコードや限定オファーを目立たせるといった手法があります。
また、QRコードを利用して、オンラインでのアクションを促すことも効果的です。
効果的なフィードバックを得るためのテスト方法
チラシの効果を最大化するためには、実際に配布した後のフィードバックを得ることが重要です。
例えば、複数のレイアウトをテスト配布し、それぞれの反応を比較するA/Bテストを行うと、どのレイアウトが最も効果的かを把握できます。
また、アンケートやヒアリングを通じて、ターゲット層から直接意見を集めることも有益です。
このフィードバックを元に、次回のチラシ作成に活かすことで、さらなる成果を狙うことができます。
「チラシ 構成」とレイアウトのコツ:自分でデザインしてみる
あるあるですが、自分でいろんな広告物をデザインしてみる。
最近は自作しやすくなったものです。
もちろんすべての人ではありませんが、特に事業主や社長さんは自信家であり、自己顕示欲が強い方が多いものです。
「ジブン」というものを強く保持しているものです。
なので、自分のセンスを強く信じている節があります。
それって、とても素晴らしいことなのです。
それがブランド力にもなるからです。
そして、自分でソフトウェアを使ってデザインしてみる、、、
そのデザインがイマイチだった場合、、、
そこに気づかない社長さんはゴマンといます。
気づく方はいいのです。
気をつけなくてはいけないのですが、デザインに限ったことではありませんが、人間というのは作業に集中すると周りが見えなくなってきます。
物事を客観視することができなくなってしまう傾向にあります。
そして最悪なのが、その社長自身がデザインした制作物を誰も批判しないことなのです。
当然です、誰も社長に意見することなんてできるはずもありません。
結果、とんでもないデザインが巷に溢れてしまうということに気が付かなければいけません。
そりゃ〜、作れるものならジブンで作るのがイチバン安上がりです。
パワーポイントやワードだったら大半のヒトは扱えることでしょう。
テンプレートをベースとしてちょっとカスタマイズするだけでも立派なデザインが出来上がるものです。
ぜひとも、挑戦してみてはいかがでしょう。
チラシ構成レイアウトから
では、自分で作ってみるとしてデザインしてみましょう。
まずは基本的なことから、、、
①意味のない画像はいれない
②文字を横に長く書かない
③文字の大きさにメリハリをつける
④「全部見てね」はムリな話です。
役割を決めることです。
キャッチコピー ← 全ての人にこれだけは見てもらう
サブコピー ← 興味をもってくれた人に見てもらう
本文 ← 申込みを検討する人に見てもらう
写真
写真の見せ方
メリハリをつける
写真の大きさに大差をつける。
目立たせるものはより目立たせ、補足の写真はコンパクトにまとめる。
型にはめない
枠内に写真を並べる場合、はみ出させたり、枠の上に重ねたりすると、動きが出て、紙面がイキイキしてきます。
伝え方のコツ
あなたの言いたいことが、見る側の知りたいことではない
「想い」ばかり書くのではなく、見る側が知りたいことを書く。
忘れちゃいけないポイント4つ
①お客様は忙しい
②お客様の温度は低い
③お客様の忍耐力、理解力に期待しないこと
④お客様の頭は企業からのPR情報でいっぱい
ツールを使う
パワーポイントで自作
【パワーポイントテンプレート チラシデザインのテンプレートが豊富に用意されています】
【ワード・パワーポイントテンプレート チラシデザインのテンプレートが豊富に用意されています】
【パワーポイントでチラシデザイン】
イラストレイターで自作
【イラストレイターテンプレート チラシデザインのテンプレートが豊富に用意されています】
近年は、ネットに接続できればクラウドで作業ができるツールも多いものです。
【フライヤー作成ツール「Canva」もっとも簡単なフライヤー作成ツール。数千種類のテンプレートを活用して、数分でアイデアをフライヤーに仕上げることができます。】
【Picky-Pics(ピッキーピックス)は誰でもプロ並みのデザインでポスターやチラシ、プレゼン資料などが作れるオンラインデザインツールです。】
外部に依頼する
やはり、「餅は餅屋に!」、『デザインはデザイン屋に!』です。
お任せした方が時間短縮になるのは明らかです。
そして、洗練されたデザインはいろんな人を刺激することでしょう。
どんなトコに依頼すればいいのでしょう。
ランサーズ
クラウドワークス
ココナラ
ココナラデザイン会社やデザイナーを検索
『チラシデザイン』や『フライヤーデザイン』、『パンフレットデザイン』などと検索してみましょう。
デザインしてくれるトコロがたくさんあります。
遠慮なく問い合わせしてみましょう。
親切に相談に乗ってくれますよ。
ギャラリーや制作実績で気に入ったデザインが多いところを選べ!
最近は、デザインするソフトやパソコンなどが安くなったので、いろんな人が気軽にデザインしています。
学生、主婦やデザイン歴30年の職人レベルの方だったり、、、
やはり、制作実績を見てジブンのお気に入りのデザインを探してみましょう。
そして気に入ったデザインを見つけたら、その方にお問い合わせして色々相談してみるのが、失敗しないための方法です。
お気軽に相談を持ちかけてみるのがオススメです。
そして印刷もカンタン
“のん”のTVCMが流れています。
ネット印刷「ラクスル」のCMです。
「1枚1.1円〜」と派手に宣伝しています。
一般の個人にはあまりカンケーないことですが、ビジネスで宣伝広告としてチラシなどの印刷物はかなり利用しているのではないでしょうか?
しかし、皆さん知っていますか?
1.1円でチラシが出来ないということを、、、
もちろん他にも色々お金が発生してしまうということです。
TVCMだけじゃわからないですよね。
では、一体ホントはいくらなの?
そこをお伝えしていきたいと思います。
1.1円はウソ??
ちなみに「ラクスル」は印刷会社です。
ネットで印刷のオーダーを受けて、印刷物を自宅に配送してくれます。
印刷して届けてくれる、ここまでの作業で「1枚1.1円〜」というのが事実です。
しかし、ここからが本題です。
「じゃあ、いくらなの??」
はい、お答えしましょう!
A4サイズが1,000枚で44,000円
1枚あたり44円です。
あくまでも概算ですが、1枚1.1円とは程遠いですね。
約44倍です!
[金額詳細は下記掲載です]
印刷する前に発生する費用が!!
「でも、なぜそんなに金額が違うの!?」
、、、って思いますよね。
印刷するための元のデザインがない事には印刷できません。
そうです、「デザイン」が必要です。
ラクスルの宣伝する1.1円にはデザイン料が含まれていません。
→紙に描いたキャラクターを印刷するにもキャラクターのデザインが必要です。
→Tシャツに”Aloha!”と印刷するにも“Aloha”のデザインが必要です。
→パン屋さんの開店キャンペーンチラシを印刷するにも開店キャンペーンのデザインが必要です。
→不動産会社のパンフレットを印刷するにも不動産会社の詳細が掲載されているデザインが必要です。
こんな感じで、全ての印刷には「デザイン」が必要となってくるのです。
もちろん、ジブンで絵や文字を描いてデザインするのであれば「デザイン代」は発生しません。
しかし、ほとんどの印刷物は自分でデザインしている人はいないのではないでしょうか。
なぜなら、デザインも「やるぞー!」と言ってすぐ始められるモノではないからなのです。
「チラシ 構成」とレイアウトのコツ:「デザイン」って描くだけでしょ??
はい、確かに「デザイン」は描く事に間違いはありません。
でも、フツーに紙に絵や文字を描くだけではダメなんです。
パソコンで作業しないといけないのです。
パソコンでデザインします。
それも特殊なパソコンソフトを使用します。
これが難しい!
それでも一昔前よりかはカンタンにデザインできる様になりました。
スマホのアプリなんかでデザインできる様になりました。
、、、と、そんな感じで誰でもカンタンにデザインできる様になればどうなるかわかりますか?
いろんなデザインが溢れてしまうのです。
どういうことかというと、、、
たくさんの印刷物で世の中がいっぱいになってしまうのです。
「チラシ 構成」とレイアウトのコツ:ブランディングを意識する
「ブランディング」、、、
ブランドに対する共感や信頼などを通じて顧客にとっての価値を高めていく、企業と組織のマーケティング戦略の1つ。ブランドとして認知されていないものをブランドに育て上げる、あるいはブランド構成要素を強化し、活性・維持管理していくこと。
ブランドは育て上げるということです。
育て上げるには一貫した戦略が必要となります。
・ターゲットは男性なのか女性なのか?
・購買層は30代なのか40代なのか?
・収入ゾーンは、年収500万?1000万?
・子供がいる家庭なのか?
などの情報によりチラシデザインなどの広告イメージは大きく変わります。
そして、ブランドの作り方は、「ルーツ」「ヒストリー」「ポリシー」を軸に考えます。
・ルーツ→どこから来たのか?
・ヒストリー→何があったのか?分岐点は何?
・ポリシー→軸となるものは?
お店や会社のすべてのデザインイメージを統一して作り上げていくことが「ブランディング」に直結します。
ここがブレると、当初のイメージと違う購買層を引き付けてしまい、既存のお客様の離反を招いてしまう可能性があります。
ブランドイメージが破綻しないように意識づけることはアナタのお客様を守ることでもあるのです。
◾️ストーリーを作ってブランディングするにはどのように進めていけばいいのかは、こちらの「ブランディングの方法」から確認してください!
→【ブランディングのやり方】『ストーリー性を持たせる』ことでアナタの事業は強力なブランド力を発揮する
◾️ブランディングでストーリーを展開するには「動画」の威力に勝るものはありません。動画をどのように活用するかはコチラのブランディング動画がアナタの商品やサービスの「ストーリー」を構成するから確認してください。
→ブランディング動画がアナタの商品やサービスの「ストーリー」を構成する
◾️同じく、動画を潜在意識下に刷り込む程に視聴することによって視聴者の行動を変えていくのです。コチラのブランディング動画でイメージを潜在意識に訴求できれば爆発的売上が発生する!から確認してください。
→ブランディング動画でイメージを潜在意識に訴求できれば爆発的売上が発生する!
「チラシ 構成」とレイアウトのコツ:社長さんとデザイナーさんの歩み方
広告物を内製できるのがいいのですが、デザイナーさんを自社で抱える余裕はよほどのことがない限り難しいでしょう。
やはり、業者としての会社か個人でデザインしている方を捕まえて委託したほうがいいでしょう。
その場合、、、
社長はポイントだけを押さえることです。
ポイントを押さえて口を挟む。
修正しながらともに作り上げていく。
デザイナーさんを育てることが「ブランディング」につながっていくのです。
CMでお馴染み「ハズキルーペ」を全国区にするべく大々的に売り出そうとした時のことです。
大物クリエイターにCMイメージを依頼してみたものの散々だったそうです。
風景イメージや抽象的イメージでカッコイイCMを作ろうとしていました。
すぐ社長は中止しました。
大物クリエイターは売上アップではなく自分の「作品」を作ろうとしていたのです。
商品を売りたい社長は「ハズキルーペ」の魅力をふんだんにアピールしたのです。
それが今につながっているのです。
商品をイチバン売りたがっているのは誰でもなく「社長」なのです。
絶対に任せっきりにしないようにして、ポイントポイントを押さえて広告物を制作していきましょう。
難しいのは伝えるチカラ
自分の希望を伝えることができないヒトは多いのです。
文章にしてコトバでしっかりと伝える。
感覚をコトバで細かく表現するチカラが必要です。
なぜなら、経営者には必須の能力だからです。
感覚をコトバで伝える経営者は多いです。
しかし、それは感覚によるところが多すぎてわからないこともたくさんあります。
論理的思考の欠如とまでは言わなくても、コトバで理路整然と表現することは理解の相違を防ぎ、大切な能力の一つです。
部下との理解の相違によって、混乱を招くことは良くあることです。
きちんと論理立ててデザインを言語化して伝えていくことが、これから必須のスキルとなっていくのです。
チラシ印刷の過当競争
例えば、、、先ほどのパン屋さんが開店キャンペーンチラシを店主が自分でデザインして印刷しました。
自分でデザインしたのでとても安く印刷できそうだったので、5万枚のチラシを印刷して配布しました。
一方、そのパン屋さんの駅を挟んで逆口に昔ながらの2代目が店主として頑張っているパン屋さんがありました。
2代目のパン屋さんは新規開店のパン屋さんに負けてはいけないと対策用のキャンペーンチラシを制作しようと考えました。
やはり、店主が自分でデザインしようと決めたので、とても安く仕上がりました。
2店の店主は店頭や駅前でそのチラシを配布したりポスティングしたりと頑張りました。
しかし、2店とも売上は一向に上がっていきません。
これが現実です。
よく周りを見渡してください。
同じ様に考える人が多いのです。
同じ様に駅前や店頭で配布したりポスティングしてるのが多いということを。
いろんな業種のチラシが世の中には散乱しています。
アナタの自宅のポストは毎日山の様にチラシが入ってきませんか?
印刷物が安くなった現在、みんな印刷物を多用しているのが現実です。
そして激しい消耗戦が繰り広げられているのです。
競争から一歩抜きん出るには
みんなと同じことをやってても埋もれてしまうのは周知の事実です。
「差別化」が必要なのは誰しもわかっていることなのです。
でも、店主さんやオーナーさんは通常自信家です。
自信家ゆえに自分でデザインしてしまうという愚策に陥りやすいのです。
さらに困った事にデザインにも絶大なる自信があるので理由がわからないことがよくあります。
なんでも自分でやりたがる店主はたくさんいます。
だからこそ自分でお店を経営するという選択をするのです。
しかし、現代の起業家は違います。
「デザインはデザイナーに!」です。
委託することの素晴らしさをわかっているのです。
時間は有限であることを知っているのです。
デザインなどは当然委託します。
そして、店主は得意分野に専念して事業を大きくしていきます。
そうでないと、この成熟社会で生き残っていくことは難しいことを知っているからなのです。
「餅は餅屋」なのです。
余計な事に時間を使わないのです。
デザイナーに委託するコツは、エッセンスだけ伝えてあとは仕上がりで口を出せば良いのです。
結局印刷代は?
では、デザイン代はどれくらいなのでしょう。
先ほどの金額とともに見ていきましょう。
印刷代が1,000枚で4,000円くらいでしょうか。
なので合計して44,000円ですね。
ラクスルの広告から見ていきましたが、1.1円は現実味のない数値です。
引っかけの数値に惑わされない様にして、確実な効果を狙っていきましょう。
現代は成長社会ではなく成熟社会です。
社会構造を見据えて起業家らしく事業を継続しましょう。
おわりに
社長に必要なのは「デザインセンス」をみがく「デザイン観」であって、デザインそのものを作業するクリエイティブさではありません。
デザイン作業は委託して、アドバイスするだけにしてしまいましょう。
前述のように、なんだかんだ言ってもプロのデザインは、素人と比較しても秀逸なものなのです。
ブランドを落としてしまいがちな、なんでも自分でやりくりする性質は現代では生き残る術ではないようです。
そしてイチバン大切なことですが、「かっこいいデザイン」と「売れるデザイン」は別物だということを忘れないようにしてください。
印刷物をスピーディに作れるというのは非常に有効です。
商売をやっているなら、即座にキャンペーンを打ち出して、印刷物の手配ができるのです。
その気になれば1週間ごとに新たなキャンペーンを企画することだってできるのです。
ライバルに打ち勝つためにはスピードで差をつけるのがイチバンなのです。
全てがジブンでできなくとも、ラフデザインまででもジブンで作ることができるなら、コトはスピーディに進むものです。
ぜひとも、チラシ、パンフレット、フライヤーデザインの制作期間を短くして販売促進効果を高めていただきたいと思います。
オフライン(アナログ)マーケティングの効果やデザインのポイントを再認識してください。
ちなみにアイシープでも『チラシデザイン』や『フライヤーデザイン』、『パンフレットデザイン』承っております。
お気軽にご相談ください。