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消極的が長所になる!それが令和時代の『消極性デザイン』

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消極的が長所になる!それが令和時代の『消極性デザイン』

自己主張ってできます?
ジブンはお店でも商品の場所がわからない場合店員さんに聞くことせず必ずジブンで探します。
他人に聞くのが恥ずかしいと思って聞かないのです。
自己主張できないとビジネスもうまくいかないとよく言いますが、わかっているけど自己主張できません。
お酒かなり飲めば別ですが・・・
委任するにも人に頼めないし、全部自分でやっちゃう損な性格です。
こんなんじゃ早死にするなとわかっています。
現代はネガティブでは生きていけないのでしょうか?

ポジティブ

消極的が長所になる!:どいつもコイツもポジティブ推奨論

しかし、ホント世の中はポジティブ思考推進論で満たされています
『積極性がないと成功できないよ!』
『自己主張しないとダメだよ!』
『思ったこと言わないと流されるよ!』
散々言われてきました。
でも、できないものはしょうがない。
そもそも農耕民族である日本人は、田畑を耕すのに和を尊び、みんなで作物を作ってきたのである。
遺伝子レベルで欧米人とは違うのである。
欧米人が構築したこの資本主義社会で、欧米人の積極性が磨かれてきたのである。
日本人がいくら頑張っても遺伝子レベルで負けてるのである。

物質主義である資本主義社会では積極性が叫ばれていましたが、これからは、精神社会です。
近年、西洋医学より東洋医学が世界レベルで受け入れられている事実があります。
民度の高い日本人。
和を尊ぶ日本人。
電車待ちにきちんと列をなす日本人。
世界から賞賛されてきています。
消極的でも生きやすい世の中を構築すべき時が来ました。
消極的でも、真面目に謙虚に生きていればきっと誰かが見ています。
評価してくれます。
そんな世の中でいいのではと思っています。

消極的な性格がもたらす意外なメリット

現代社会では「積極性」が成功の鍵とされることが多く、消極的な性格はしばしば欠点として捉えられがちです。
しかし、消極的であることには独自の価値があり、さまざまな場面でプラスに働くことがあります。
本章では、消極的な性格がもたらす意外なメリットに焦点を当てます。

消極的な人が持つ洞察力の高さ

消極的な人は、目立たずに周囲を観察する能力に長けています。
他人の意見や行動を注意深く観察することで、物事の背景や本質を深く理解することが可能です。
この洞察力は、特に以下のような場面で大きなメリットを発揮します。

問題解決の場面での冷静な判断力

積極的な人が勢いに任せて決定を下すことがある一方で、消極的な人は慎重に状況を分析します。
その結果、見過ごされがちなリスクや新たな視点を提案できることがあります。

対人関係における共感力の高さ

消極的な人は他人の気持ちに敏感で、言葉にしない感情やニュアンスを察する能力に優れています。
そのため、困っている人に寄り添う場面で特に頼りにされます。

チームにおける消極的な人の価値

消極的な性格は、チーム内でも大きな価値を持ちます。
一見、目立たない役割を果たしているように見えますが、その存在はチーム全体の調和や成功に欠かせません。

サポート役としての重要性

消極的な人は、目立つポジションよりも裏方でチームを支える役割を好むことが多いです。
この姿勢は、他のメンバーが円滑に作業を進めるための基盤を作る重要な要素となります。

多様性の受容によるチームの柔軟性向上

消極的な人は他人の意見を尊重し、異なる視点を受け入れる柔軟性を持っています。
この特性により、チーム内での意思決定が一方的になるのを防ぎ、多様な考え方を組み合わせた結果を生み出します。

コンフリクトを回避する調整力

チーム内で衝突が起きた場合、消極的な人は感情的な対立を抑え、建設的な解決策を模索する能力を発揮します。
この冷静な対応が、チームの士気を保つ助けとなります。

消極的な姿勢が生む信頼関係の構築

消極的な人は、慎重な性格ゆえに一度に多くの人と関係を築くことは得意ではないかもしれません。
しかし、その姿勢が結果として深い信頼関係を築く土台になります。

周囲に安心感を与える控えめなアプローチ

積極的すぎる人と比べて、消極的な人の控えめな態度は相手に安心感を与えます。
このため、初対面でも相手が構えずにリラックスできる雰囲気を作り出します。

言動に一貫性があり、信頼を得やすい

消極的な人は自分の言葉や行動を慎重に選びます。
そのため、約束を守り、相手を裏切らないという信頼感を与えやすいのです。

人間関係の質を重視する姿勢

表面的な付き合いよりも深く長期的な関係を築くことを大切にするため、相手から「信頼できる存在」として認識されやすくなります。

消極的

消極的が長所になる!ーそんな中、、「消極性デザイン」

design「デザイン」、、、という単語には「設計する」とか「計画する」など「作る」という意味も持っています。
「消極性」という性格に向けた環境を作るという「消極性デザイン」なる活動がクローズアップされています。
ワタクシも自称「ネガティブ野郎」としてすごく気になる活動であります。

むしろ消極的なままでも人とのコミュニケーションが円滑になったり、分け隔てなく社会サービスを受けられるように、ツールや環境をデザインしていくべきなのでは?

こういう発想をしていかないと段々生きづらい世の中になっていってると感じていました。

そもそも性格を変えるように促すことには正しさや合理性があるのでしょうか。

重要な問題提起だと思います。
環境に合わせてジブンを変えていきなさい!と学んで育ったことを根本から覆すその考え方は称賛されるべきなのです。

人の性格を変えるのは難しく、消極的な性格のままでも人と交流しやすい、あるいは行動を起こしやすいようにハードルを下げた環境や道具をデザインすることが大切だと私は考えます。

建物をバリアフリー化することで車椅子生活をしている人の行動範囲が広がっていくのと同じように、心理的な障壁を取り除いて消極的な人の参加できる範囲を広げていくようなこともできるのではないでしょうか。

デザインを生業とする人たちにとっては、モノや環境に人が合わせるのではなく、人が快適に利用できるモノや環境を作るべきという発想はごく自然で当たり前のものといっても良いでしょう。ユニバーサルデザイン、ユーザエクスペリエンスデザインといった言葉の広がりとともに多くの人にその考え方は浸透し始めているようにも思います。しかし、こと消極性に関しては本人の努力によって乗り越えるべき問題とされ続けています。「もっと積極的になりなさい」という言葉の棘が呪いのように心に突き刺さったまま置き去りにされ、多くの人たちに少しずつの無理を強いているのです。

確かにバリアフリーデザインと同じように「消極性デザイン」というふうに考えることができなかったジブンにデザインを仕事にしている身としてはとても恥ずべきことだったと感じています。

実際の「消極性デザイン」とは?

では、実際の「消極性デザイン」とは、どう言ったものなのでしょうか?

「覗き見が検出されました」と画面に表示することによって覗き見をやめてもらうというデザインです。この場合、実際に覗き見を検出できる必要がないのもおもしろいところです。ある秘密の操作をしたときにそのメッセージが表示されるようにしておけば、覗き見している人にとっては覗き見していることが自動検出されたように感じるからです。

なるほど、、、覗き見はプライバシー保護の観点から商品やサービスを開発していくものだと思っていましたが、イチバンの優先順位は「消極性」から商品を開発していくことです。
ワタクシはまだ男性だからマナーに対してある程度の積極性を持った注意や影響を自ら与えることができるかもしれません。
しかし、女性にとってはすごくありがたいことですね。

他には、こんな「消極性デザイン」もあります。

プレイヤーに気づかれることなく難易度を調整できる仕組みを持った「誰でも神プレイできる○○ゲーム」シリーズを提案しています。「神プレイ」とは難易度の高いゲームをミスなくプレイしている状態のことで、そこに至るまでには地道な反復練習を行うだけのモチベーションが必要です。しかし、難しく見えるが実は難しくないゲームを作れば、誰でも気軽に神プレイ気分を味わうことができます。そのように楽しくプレイを始めてもらい、徐々に実際の難易度を上げていけば、結果的に本当の上達も見込めるというデザインです。

AI時代の到来もあり、ITで調整して結果的には上達しているというイチバンいい状態ではないでしょうか?
誰でも最初のとっつきにくさはあるものです。
カンタンな入りかたをしても、いずれ挫折の機会が訪れることを年齢を重ねるごとに経験から理解しているものです。
それをテクノロジーで解決しようというのは「消極性デザイン」の真骨頂ではないでしょうか。

消極的な人が活躍できる環境づくり

消極的な人々がその能力を十分に発揮するためには、環境が大きな役割を果たします。
現代では、多様性を尊重する社会が求められていますが、その一環として「消極的な人が活躍できる環境」を構築することが、個人と社会の両方にとって重要です。
本章では、消極的な人を支えるデザインやアプローチについて解説します。

消極的な人を支えるユニバーサルデザインの重要性

ユニバーサルデザインは、「誰もが使いやすいデザイン」を目指す取り組みであり、物理的なバリアフリーだけでなく心理的な配慮も含まれます。
この理念は消極的な人が安心して活躍できる環境作りにおいて非常に重要です。

公共施設やサービスでの具体例

例えば、公共空間での案内表示をわかりやすくすることで、人と直接やり取りすることに不安を感じる消極的な人でも、迷わず利用できるようになります。
セルフサービス機械やオンライン対応も、こうした配慮の一例です。

働きやすい職場環境の設計

職場でのユニバーサルデザインには、明確な役割分担や情報共有の仕組みを整えることが含まれます。
消極的な人が意見を出しやすい仕組みを取り入れることで、彼らの知識やアイデアを最大限に活かすことができます。

教育現場での配慮

教室での座席配置や発言の仕方に配慮することで、消極的な性格の生徒でも参加しやすい環境を作ることができます。
このような環境で成長した子どもたちは、自信を持って社会に出ることができるでしょう。

心理的バリアフリーがもたらす社会的インパクト

物理的なバリアフリーが注目される一方で、心理的なバリアフリーはまだ十分に認識されていません。
しかし、これを推進することで、消極的な人々が積極的に社会に関わることが可能になります。

安心感を提供する仕組み

消極的な人にとって、何かを行う際の「心理的なハードル」を下げることは非常に重要です。
例えば、匿名で意見を出せる仕組みや、緊張せずに交流できるオンラインプラットフォームは、心理的バリアフリーの好例です。

職場の心理的安全性の向上

「心理的安全性」が確保された職場では、消極的な人も意見を表明しやすくなります。
これにより、多様な視点が集まり、組織全体の意思決定がより豊かでバランスの取れたものになるでしょう。

社会全体の多様性の向上

心理的なバリアが取り除かれることで、消極的な人も積極的に社会活動に参加できます。
これにより、多様な価値観が尊重される社会が実現し、個人の幸福度が向上するだけでなく、社会全体の発展にも寄与します。

デジタル時代における「消極性デザイン」の可能性

デジタル技術の進化は、消極的な人が自分の能力を発揮するための新たな機会を提供しています。
特に「消極性デザイン」の観点から、デジタル技術は革新的な可能性を秘めています。

ゲームや仮想空間での自己表現

デジタル空間では、現実の制約を超えて自己表現が可能です。
仮想空間でのアバターを用いた交流や、ゲームを通じたスキル習得は、消極的な性格の人が新たな自信を見つける手段となります。

オンラインプラットフォームの柔軟性

ZoomやSlackなど、対面でのコミュニケーションを補完するツールは、消極的な人が自分のペースで意見を述べる場を提供します。
こうしたプラットフォームは、コミュニケーションの多様性を実現するために欠かせません。

AI技術による支援

AIが個人のニーズに合わせてサポートを提供することで、消極的な人でも効率的に情報を取得し、スムーズに意思決定ができるようになります。
たとえば、チャットボットやAIアシスタントは、直接的なやり取りを避けたい人にとって理想的なツールです。

消極的が長所になる!ーデザイン」の本質

「積極性」は手っ取り早い解決策です。
しかし、「積極性」を手に入れることの難しさは消極的な人間にはわかっています。

挫折しにくさを考慮したデザインの余地が多分に残されていると思われます。

スポーツで言えば、守りであるディフェンスにチカラを入れるということと同意です。
欧米系が積極デザインだとすれば、日本は消極デザインでいいのかもしれません。
高齢化というのは消極デザインと近い考え方ではないでしょうか。
そういう意味で日本は消極性デザインがしっくりくるのかもしれません。

長期的には、引きこもりや少子化といった国家レベルでの問題に対しても従来とは違った切り口から貢献できるのではないかと期待しています。

ホントにそう思います。
消極性を持った方たちも思考は同様に素晴らしいものを持っているのです。
その考えを披露することなく終わってしまうことがイチバン悲しいことなのです
インターネットの整備によって大多数の前でなくても発言できる機会が増えてきました。
でも、もっともっと容易に発言できるといいなと心の底から思います。

消極的

消極的を長所に変えるための具体的なアクション

消極的な性格は、必ずしも欠点ではありません。
それを理解し、自分の特性を活かすことで、人生を豊かにする道を切り開けます。
この章では、消極的を長所に変えるための具体的なアクションを提案し、日常生活やキャリアに活用できる方法を探ります。

自己分析で見つける「消極的な自分」の強み

消極的な性格を理解し、自分の中に隠れている強みを見つけることが第一歩です。

消極的な性格がもたらす特性を把握する

消極的な人は、慎重さ、思慮深さ、他者への配慮といった特徴を持っています。
これらは、特に対人関係や問題解決の場面で強みとして働きます。
例えば、周囲の意見に耳を傾ける能力は、リーダーシップを支える重要なスキルです。

内向的な行動を記録する

自分がどのような場面で消極的な行動を取るかを記録しましょう。
その中から、成功した経験やポジティブな影響を与えた出来事を分析し、強みを見つけるヒントにします。

フィードバックを得る

家族や友人、職場の同僚からのフィードバックを受け、自分の性格がどのように役立っているかを確認します。
他者の視点を取り入れることで、自分では気づかなかった強みを発見できます。

消極的な人向けのスキルアップ方法と成功事例

消極的な性格を持つ人が、自分のペースでスキルを向上させ、成功をつかむ方法をいくつか紹介します。

自己表現力を高めるためのトレーニング

消極的な人が得意な書くことや準備を活かし、プレゼンや報告書を通じて自己表現力を磨くトレーニングを行いましょう。
話すことが苦手な場合でも、事前準備を徹底することで自信が持てます。

他者との交流を促す環境作り

小規模なグループ活動やオンラインフォーラムで交流を増やすことを心がけると、自然とスキルアップが図れます。
特に消極的な性格の人は、無理なく自分のペースで成長できる場が重要です。

成功事例の分析

歴史上や現代の成功者の中にも、消極的な性格を持ちながら活躍している人は数多くいます。
例えば、マイクロソフトの創設者ビル・ゲイツ氏は内向的で消極的とされながらも、その特性を活かして成功を収めています。
こうした事例を学ぶことで、自信を深めることができます。

消極的な性格を活かしたキャリアデザインの考え方

キャリアを築く上で、消極的な性格を活かす方法は多くあります。自分らしさを尊重しながら働く環境や職種を選ぶことがポイントです。

ネットワーキングを工夫する

消極的な人でも、ネットワーキングを工夫することで職場や業界での存在感を高めることが可能です。直接の交流が苦手であれば、メールやSNSを活用して少しずつ人間関係を築きます。

適職を見つける方法

消極的な性格は、研究職やデータ分析、デザインなどの職種で特に活かされることがあります。これらの仕事は、個人の集中力や慎重さを活かせるため、消極的な人に適しています。

キャリアゴールを明確にする

長期的な視点でキャリアを計画することは、消極的な性格の人にとって重要です。具体的な目標を設定し、スモールステップで進むことで、焦らず自分のペースでキャリアを築くことができます。

消極的

おわりに

「消極性デザイン」、こんな考え方はもっとあってもいいなと思います。
ビジネスを興していると積極的なアクションが必須なこともあって非常に疲弊していきます。
やはり、資本主義は欧米の積極主義の考え方だからなのでしょう。
しかし、二極化が進んでいる現代社会では、こう言ったハイブリッドな考え方で弱者を作り出さないように環境整備していくことが重要です。
この「消極性デザイン」はこれからも追いかけていきたいと思います。

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