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80年代パソコンブームや「MSX」が懐かしい、、、

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80年代パソコンブームや「MSX」が懐かしい、、、

はじめに

80年代にパソコンブームが始まりました。
秋葉原は、電気街というよりパソコン街のようなイメージだったものです。
いろんなパーツが置いてあり機械イジリの好きな男子中高生にはたまらない場所でした。
パソコン専門店も多数あり、オタク達の聖地となったのでした。
一方、田舎のパソコン初心者はパソコン雑誌を読んで情報を仕入れたものです。
「ベーマガ」こと「パソコンベーシックマガジン」から情報が発信されていました。
パソコン好きは購読していました。
最後の方にはパソコン別でプログラミングが掲載してあり、ジブンもベーマガ片手にプログラミングしたのを覚えています。
ベーマガ
I/Oもたまに買っていました。
i/o
内容はほとんど広告なのですがパソコン黎明期だったため、周りにもパソコン保有者がいなく、触ったこともあまりないため広告でも楽しめたものです。
いつか買うんだとウキウキしていたものです。

小倉の電気店

ワタクシは福岡県北九州市出身です。
福岡県の電気店と言えば「ベスト電器」です。
しかし、小倉ではベスト電器より「デオニー」が人気ありました。
デオニーはパソコンとオーディオが充実していました。
ちなみにwikipediaによると「デオニー」は当時「ユニード」と「第一電器」(現:デオデオ)の事業提携による店舗とのこと。
パソコンは近くに「ベスト電器パソコン館」がありました。
しかし、パソコン館はタテ長のビルだったため、ワンフロアで全てが見れるデオニーは楽しかったです。
中学生の頃から毎週週末はデオニーに出入りして、とても楽しかったものです。
小倉の京町にも中高生が大好きなパーツショップがありました。
そして短命ですが、「エレビット」もありました。
福岡にあったエレビットが小倉にもできたのが嬉しかったです。
こちらも現「トライアル」という大企業に変貌しています。
まさか、トライアルを遡ると「エレビット」だとは思いませんでした。
そして、「カホ無線パーツセンター」です。
大好きでよく通っていました。
福岡では有名なホームセンター「ハローデイ」を経営しているのと同じ会社が経営していたのですね。
それをつい最近知りました。
中学生の時、技術家庭の授業でラジオ制作があったのですが、授業外でスピーカーを付けたくて「カホ無線」まで買いに行ったのを覚えています。
結果から言うと、取り付けはできて音も鳴ってたのですが、「アンプ」という概念を知らなくて、音が増幅されていなくてイヤホンと同じ音量がスピーカーから出ているだけの結果となりました。
ちなみにワタクシ、北九州のローカル電器店「エース電器」でバイトしてました。
超〜使えないバイトでしたが。。。

「MSX」登場!

ちょうど高校生くらいの時に「MSX」が登場しました。
小倉にパソコンソフトレンタルショップがありました。
「信長の野望」を借りて「デオニー」の高性能カセットデッキでダビングするという荒技でうまくゲームをしていたものです。
データを「音声」としてうまくダビングしてしまう手法が成功してビックリしたのを覚えています。
ラジカセでダビングしてもゲームソフトはうまくダビングできません。
しかし、高性能カセットデッキだとうまくダビングできたのです。
当時すでにファミコンブームの真っ只中でもあり、オタク度の高い中高生はパソコンを選択し、初心者にとっつきやすい「MSX」を選択したものです。
SONYやいろんな家電メーカーが参入して一気に裾野が広がった感じがしました。
SONYは「Hitbit
hitbit
ジョイスティックもついていてデザイン性があってカッコよかったなと覚えています。
MSX
YAMAHAなんかもMSXを投入していたのですが、音楽との相性がいいのでカッコ良かったです。
キーボードを接続できたり音源が優れていました。
各メーカーともオリジナリティが出せたのがMSXの面白いトコでした。
当時、AV(オーディオビデオ)も勢いがあったので、+コンピューター接続というのをウリにしていました。
ホントに欲しかったものです。
しかし、比較的オールインワンの日立のコレを高校入学時に買ってもらいました。
MSX
しかし、MSX登場時に「ゲームセンターあらし」でMSX推しが強かったので買ってしまったというのがホンネです。
NECのPC6001mk2がパソコンでは人気あったので、中学生の時からそっち狙いだったのですがMSXに賭けてみたのです。
でもやはりMSXはおもちゃだったなと思っています。
なので、せめてファミコンには負けたくないという意識を常にどこかに持っていたと思います。
結局、ワタクシの場合はその1年半後くらいにはファミコンを買ってしまうのですが、、、
カセットで購入したのはコナミの「けっきょく南極大冒険」です。
普通のTVにアンテナ接続していたのですが、ゲーム画面がキレイだったのを覚えています。

そして、アドベンチャーゲームの走り「デゼニランド」

画面は超〜シンプルなのが時代を感じさせます。
アドベンチャーゲームはまだ日本ではそんなに知られてなくファミコンで「ポートピア連続殺人事件」が登場してからだいぶメジャーになったものです。
85年にドラクエでお馴染み「エニックス」より発売されました。
ポートピア連続殺人事件
なんだかんだ言ってもゲームが大好きなのでした。
「ゲームセンターあらし」の影響も大きかったと思います。
ゲームセンターあらしはゲームだけでなく、パソコンネタもちょっとずつ入れてくれてたので入りやすかったです。
おかげでパソコンはゲームのイメージがついて、親にパソコンおねだりしても反応が良くなかったもんです。

コチラのサイトでは懐かしのMSXをソフトとのセットで販売しております。

1万円ちょいで買えるのがいいですね!
ノスタルジーに浸れそうです。

X1を中古で買う

当時、上級機としてはNECの「PC8801」とシャープ「X1」が争っていました。
やはり、どちらかが欲しいのですが何分高いのです。
なのでカホ無線で「X1」を買ったのを覚えています。
ナンつっても「X1」はかっこいいのです。
置いてあるだけでもかっこいいX1は持っているだけでもステータスでした。
クルマでもないのに「turbo」(ターボ)がありました。
NECのパソコンでいうと序列がはっきりしていました。
PC6001→PC8001→PC8801→PC9801
の順番でランクアップしていきたかったものです。

懐かしのマシンが手に入る

さすが世界の秋葉原は懐かしのマシンが中古で手に入ります。

「レトロPC」という分類になってしまいましたが、ノスタルジーにたっぷり浸れそうです。

おわりに

80年代のパソコンブームは盛り上がりました。
ファミコンブームと相まって8ビット時代がイメージされます。
過去を思い返すと、よく動いてたなと思うほどに化石のような動きでしたね。