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地域ブランドを活かした地域活性化例

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地域ブランドを活かした地域活性化例

ワタクシ、今は横浜ですが19歳まで九州のてっぺん北九州市で育ちました。
海と山に囲まれた鉄の町である政令指定都市北九州。
川崎市とそっくりな北九州市。
ヒトの気性も荒く、何かとバイオレンスな街でした。
今は有名なのが「派手派手成人式」
近年、このイメージが先行してますます北九州のイメージが、、、
しかし、こんな事実が、、、

、、、ということで、そんな北九州市が活性化のためにブランディングしていることを知っていますか?
今回はそんな地域ブランディングについて書いていきます。

地域ブランドを活かした地域活性化例

では「地域ブランドを活かした地域活性化例」として、福岡県北九州市と千葉県流山市をご紹介していきますね。

魅力的な「北九州」なのに、、、

北九州名物

北九州は九州の玄関口であり、本州にもすぐ遊びに行ける魅力的なロケーションです。
南の鹿児島県に向かって熊本経由で3号線を走って行けるし、別ルートの大分経由で10号線を走って到達できます。
夏は海水浴に海のキレイな山口県まで本州に行くというバカンス。
そこそこ都会なので便利なのです。
労働者の街で工場で働いてる人が多いので、人の気性の荒さは感じます。
炭鉱がある筑豊地区と同様、気性の荒さが目立つのが北九州です。

衰退してゆく北九州

1980年より人口が減少している北九州市。
新日鐵八幡製鉄所は1901年官営製鐵所としてスタートして北九州地区の製鉄を牽引してきました。
製鉄に従事する人間も増えていき、1963年、門司・小倉・戸畑・八幡・若松の5市が合併して「北九州市」が誕生しました。
工業化に伴って北九州市の人口も増殖していき100万人を突破して政令指定都市の仲間入りをしました。
しかし、現在は人口減少率が全国ナンバー1というほどまでに人口が減少しています。
都市としての魅力がないわけではないと思います。
しかし、生まれてから19年間、実際に北九州市で生活していた我が身としてはとても複雑です。
やはり土地柄として鉄鋼関係や国鉄のアパートや団地が多かったものです。
そこで、1985年の「プラザ合意」から北九州市が景気の悪化感を感じたものです。
プラザ合意発表翌日の9月23日の1日24時間だけで、ドル円レートは1ドル235円から約20円下落しました。
1年後にはドルの価値はほぼ半減し、150円台で取引されるようになったのです。
ここまでに為替相場が変動してしまうと、輸出企業にとっては大打撃です。
完全に鉄冷えの始まりです。
労働人口を獲得するために肥大していた北九州市はこうなると魅力が半減していきます。
新幹線で30分以内には「福岡市」という魅力満点な巨大都市が鎮座していました。
福岡市が魅力的で近距離な都市なだけに北九州からはますます人口が減少していき、福岡市が大きく膨れ上がっていきました。
こんな近距離の魅力的な福岡市と張り合っても負けは見えていました。
北九州は差別化が必要となっていました。
そこで北九州は異常に高齢化が進んでいることを逆出にとって「シニア」に活路を見出したのです。

住みやすさの意味

要するに、高齢者にとっての住みやすさということです。
この点はワタクシも肌で感じ取ることができました。
というのも、高齢者の数が異常です。
街は高齢者で溢れています。
関東圏と北九州で見るショッピングモールの光景は明らかに違います。
高齢者でごった返す北九州のショッピングモール。
異常に椅子が多く、皆さん座ってゆっくりしています。
同じ日本かと思わずにはいられません。
医療・介護の充実に関してはワタクシもビックリです。
何と言っても病院が多いし、ホントに混んでいます。
政令指定都市なのに家賃安いし、物価も安い。
1970年代のような工業化による環境問題もなく、非常にキレイな青空です
(最近はたまに中国のPM2.5の影響がありますが、、、)
ワタクシが小学生の時には、喘息持ちのコが多かったです。
今では、海も近いので新鮮なお魚が安く提供されています。
生活のしやすさという点ではかなり良くなってきているのです。

介護事業の難しさ

わが故郷北九州市。
もう衰退が著しく未来はないものと思っていました。
しかし、高齢化の波をいち早く受けている日本、その中でもさらに早い北九州市。
その北九州市の高齢化に対する取り組みに関して注目しています。
90年代のコムスン(グッドウィルグループ)の大躍進により介護福祉事業が注目され、こぞって参入しました。
しかし、近年では淘汰も進み、ブラックバイトを生み出す温床となっています。
どうしても自治体による援助や革新的な何かがないと成り立たせることはできない事業となっています。
華のある事業ではない分、ベンチャーの参入も他業種と比較すると少なくなっているのが現状です。
もっと若者も一緒になって知恵を絞り、新たなビジネスを創り出す必要があるのです。
お隣、韓国や中国も高齢化の波は着実に近寄ってきています。
いろんな取り組みを世界に発信できるチャンスなのです。
kaigo

母になるなら、流山市

千葉県流山市は30~40代の家族連れ中心に転入が進み、人口増加率は6年連続で全国の市でトップとのこと。
市の中心にある流山おおたかの森駅周辺は商業施設が林立し、若くて旺盛な消費により「日本一」が並ぶ。
背伸びしすぎない子育て世帯にとって、一通りなんでもそろうハッピーな街に育ちつつあります。
流山は2005年のつくばエクスプレス(TX)開業で課題だった都心アクセスが劇的に改善し、行政による手厚い子育て支援策も
後押しして移住という人の流れが生まれました。
ファミリー世代が劇的に増加した流山市で、流山市の「メッセージ」は、「都心から一番近い森のまち」です。
郊外ならではの緑豊かな広々とした暮らしを堪能できる上、最短25分で秋葉原駅に着く利便性も兼ね備えるています。
市内には公園や森がなんと300カ所以上と、自然と一緒に生活ができるのです。
都心からそれなりに近く、そしてそれなりに安い、そして「森」が近くにある、というのが流山市。
まさに、子育て世代にうってつけの街ですね。

流山市は、自らの「独自資源」である
TXの開通
自然が多い

をフルに活かしたターゲティングをしたんです。
素晴らしいブランディングですね。

おわりに

同じ福岡県でも福岡市は人口流入が激しく、東アジアの拠点としての位置付けがしっかりできています。
かたや、人口で逆転された北九州市は空家も多く、賑やかさでは欠けています。
しかし、高齢者のための街へ向けて本気で取り組めば立派なモデル都市となるのです。
現時点では、若者と高齢者の共生がベストだと思います。
しかし、もっと徹底的に高齢者の街を創っていくことにシフトしてみれば革新的なアイデアが出てくるかもしれません。

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