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時間軸で考えるマーケティングー夜間ゴミ収集の福岡市から学べること

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時間軸で考えるマーケティングー夜間ゴミ収集の福岡市から学べること

今では当たり前になった「コンビニエンスストア」。
24時間営業は当然ですが、コンビニ出現前に24時間営業なんてお店はありませんでした。
それまで、お店というものはAM10時OPENで19時CLOSEが普通でした。
田舎に行くとまだそれが当たり前で、ワタクシの近所の横浜元町商店街もAM10時OPENで19時CLOSEが今でも多いです。
営業時間を変えてみようか、などという発想すらなかったのです。
そうです、ビジネスを営業時間という時間軸で考えていくことを考え出したのです。
それから、24時間営業は定着していったのです

福岡市のゴミ収集

夜間にゴミ収集をしている自治体がある。
福岡市がそう。
一見、夜に収集なんてなんかうるさそうで怖いなと思ってしまいます。
が、メリットも多い。
●防犯対策・・・夜間不審者に対して抑止効果がある。
●渋滞緩和・・・昼間の渋滞解消
●景観対策・・・昼間はゴミ袋を見かけない
●カラス対策・・・夜間はカラスに荒らされません

garbage
他にも、神奈川県の相模原市や東京都の三鷹市、区域を限定して杉並区や世田谷区などが夜間収集だそうだ。
しかし、福岡市は歴史が長いそうである。
実際かなり防犯という面ではかなり効果が出ていそうなきがする。
とても社会的意義がある『ゴミ収集』業務。
当たり前に明るい時間帯に行われているたゴミ収集もちょっと切り口を変えただけの素晴らしい発想術ですね。

時間軸で考える

そう、時間軸で考えてみると新しい売り方が見つかるかもしれません
言わずと知れた缶コーヒー市場は激戦区で、新しい飲料が出てはすぐ消えて無くなり、競争が絶えず起こっています。
そんなか、どうしてもその市場に息残りをかけるべく登場したのが「朝専用コーヒー」です。
これが大ヒットしました。
でもこの「朝専用コーヒー」は偶然でもなんでもなく、ヒットするべくしてヒットしました。
綿密な市場調査のもと、缶コーヒーの飲まれている時間帯が午前中に集中していることがわかったのです。
そこでそれならもっと徹底的にと「朝専用」のコピーを用いたのです。
人は専門性に惹かれます。
時間帯も制限されると、心理的にその時間に集中するようになるものなのです。
「○◯専」としてみれば売上はカンタンに上がるでしょう。

営業時間も減ってきた

コロナ禍の影響で最近は飲食店も営業時間がかなり減ったものです。
週休二日のお店も現れています。
それで成立するようにしなければ長く続かないのが現実です。
働いてるスタッフがタイヘンな思いをするだけなのです。
この間行った人気のステーキ店は、ランチが2,000円くらいするのにお水はセルフサービスでした。
しかし、満足度は非常に高く、地域一番店なのです。
きっとアルバイトスタッフも時給が高く、ニコニコして元気いっぱい働いています。
サービスを削ってでも違う方向にチカラを入れればいい典型的例なのです。

他にも時間軸マーケティングが

あるブランドから一時的に離れる期間というものが存在します。
例えば、受験生はスポーツから一時的に遠ざかる期間というものがあります。
ワタクシも予備校生時代は何にもスポーツしていなかったです。
ナイキはそこにもアプローチしています。
それが「NIKE塾」です。

NIKEがみんなに知ってもらいたいのは、体を動かすことが勉強にも良い効果があるということです。
例えば、12分運動することで、1時間分の集中力と読解力を向上させることができるというデータや、10分の運動がテストの点数を
5.5%向上させた
というデータがあります。
NIKE塾の取り組みを身近に体感してもらうため、期間限定で「カラオケ館」を自習室として開放。
「カラ勉(カラオケ店で勉強すること)」という日本独自の学生カルチャーに着目し、オリジナル勉強セットとフードドリンクセットをプレゼントしました。
勉強の合間にはスタディブレイクのエクササイズも実践し、非常に好評だったのです。

時間軸で考えると、全く抜け落ちるスポーツブランドとの接触時間を、有効なデータを活用してアプローチするなんてこんな素晴らしいブランディングはなかなかありませんよね。

海外の時間軸マーケティングは?

昼間マーケティングには、1日の特定の時間帯に製品またはサービスを宣伝することが含まれます。
たとえば、米国では、企業は午前の時間帯には朝食関連の製品を宣伝し、夕方の時間帯には夕食関連の製品を宣伝する場合があります。
ただし、スペインでは昼食が1日の中で最も重要な食事であるため、企業は午後の時間帯にランチ関連の製品やサービスにマーケティング活動を集中する場合があります。

時間軸ベースのマーケティング戦略の例をご紹介

海外市場におけるランチタイムに似た、時間ベースのマーケティング戦略の例をいくつか紹介します。

ハッピーアワープロモーション

米国とヨーロッパの多くのバーやレストランでは、特定の時間帯、通常は午後遅くまたは夕方に割引ドリンクと前菜を提供しています。
この戦略は、仕事後の飲み物や軽食を手早く手頃な価格で求めている顧客を引き付けるように設計されています。

ティータイムのプロモーション

日本や中国を含む多くのアジア諸国では、午後半ばにお茶を飲み、軽食を食べるティータイムが人気の伝統となっています。
一部のカフェやレストランでは、この時期の集客のために特別なティータイムメニューや割引を提供しています。

シエスタの推進

メキシコやスペインを含む一部のラテンアメリカ諸国では、シエスタは、一日の中で最も暑い時間を避けるために取られる伝統的な正午の休憩です。
一部の企業は、休憩中に外出する顧客を引き付けるために、この期間中に特別プロモーションや割引を提供します。

ランチスペシャル

ランチタイムは国内市場では一般的なマーケティング戦略ですが、ランチが一日の重要な食事である海外市場でも効果的です。
一部のレストランでは、この時期に集客するためにランチスペシャルやセットメニューを提供しています。

ブランチのプロモーション

ブランチは、米国やヨーロッパを含む多くの西側諸国で人気の週末の伝統です。
一部のレストランでは、この時期に顧客を引き付けるために特別なブランチ メニューやプロモーションを提供しています。

深夜のプロモーション

日本や韓国など一部の国では、深夜の食事が人気の伝統となっています。
一部のレストランでは、この時間帯に外出中の顧客を引き付けるために、深夜の特別メニューやプロモーションを提供しています。

時間軸マーケティング

これらは、海外市場のランチタイムに似た時間ベースのマーケティング戦略のほんの一例です。
現地の視聴者の共感を呼ぶ効果的な時間ベースのマーケティング戦略を開発するには、さまざまな国の文化的、社会的、経済的要因について徹底的な調査を行うことが重要です。

時間軸マーケティングは酒飲み音頭

懐かしいこの歌知っていますか?

一月は正月で 酒が飲めるぞ 酒が飲める 飲めるぞ 酒が飲めるぞ
二月は豆まきで 、、、
三月はひな祭りで 、、、
四月は花見で 、、、
五月は子供の日で、、、
六月は田植えで 、、、
七月は七夕で 、、、
八月は暑いから、、、
九月は台風で、、、
十月は運動会で 、、、
十一月は何でもないけど、、、
十二月はドサクサで 、、、

「お酒」という商品を時間が変わっても同じように売ることができるという典型的な考え方です。

自社の商品・サービスの時間軸をどうずらしてどのような「新しい使い方」(=新しい価値)を提供できるかと考えていくのです。
日本のバレンタインデーがなぜか「チョコレートのプレゼントの日」になったのも、時間軸で考え売り手の提案があったからなのです。

この考え方に気をつけろ!

24時間営業は定着して、すごく後追いが増えました。
24時間まではいかなくても長時間営業も増えました。
それに伴い、商店はどんどん休日も減っていき、百貨店は元旦から営業開始しているのが多くなりました。
営業していないとお客さんが奪われるという単純な発想です。
それで日本のサービス業はどんどんブラック化していったのです。
生産性を悪化させるような行為は現代ではタブーとなっています。
根性論による長時間労働は昭和時代の悪行なのです。
気をつけなければいけません。

おわりに

時間軸で考えると、1日に何回も同じお店で購入する機会が増えるわけです。
昔よくあったタイムセールもそうですね。
タイムセールは限定感があり、主婦が殺到したものです。
タイムセールは割引なのでその分利益が減ってしまうイベントですが、福岡市のゴミ収集のように経費を減少させる施策として考えることもできるのです。
是非ともアタマを捻らせて時間軸マーケティングを酷使してみてはいかがでしょうか?

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