よく言われることですが、「時間」は誰にでも平等に与えられます。
だからこそ、その時間の使い方によって人生は大きく変化します。
それを理解してうまく時間を使えば仕事にも生かすことができるはずなのです。
目次
時間コストを意識するとは!?
時間コストを意識するとはどういったことなのでしょうか?
まず、時間はただ目の前を通り過ぎるという事象ではなく、コスト感覚を持つということです。
時間を消費するのか?浪費するのか!?という考え方です。
それを踏まえてわかりやすい以下事象を考えていきます。
金持ちになるには3世代必要
誰でもお金持ちになりたいと思うでしょう。
しかも今すぐお金持ちになっていろんなモノを手に入れたいと思うはずです。
それ自体は全然悪いことではありませんが、何事にも順序というものがあるのです。
世の中を見渡すと経済的余裕が生じるには3世代ほどの時間が要するという認識があります。
そうです、安定した裕福さを目指すなら時間をかける必要があります。
時間をコストとして考えて費用を払うように時間をかけるのです。
東京のお金持ち
東京って田舎と違うなーって感じることがよくあります。
その中でも東京を地元としている人たちとの圧倒的な違いを感じました。
まず、東京は昼間からぶらぶらして働いていない人が多い。
正確に言うと、権利収入で生活している人たちの多さです。
お金持ちが多いんです。
なぜなのか?
考えてみました。
権利収入の内容
主に不動産収入を得ている人たちです。
よくよく聞いてみると親がマンション建てただのビル建てただの、、、
【カンタンなお金持ちフロー】です。
もちろん1世代で裕福になる人もいます。
でもそれは端から見て、誰が見ても『がんばっている人』です。
そしてお金の使い道がヘタクソなのでファイナンスの習得まで身に付かず貧乏に逆戻りパターンも多く、無理が生じてほころび始めます。
かたや、3世代でお金持ちになった人は余裕があり、遺伝子レベルでお金持ち体質だなと感じるものです。
幼少期から親を見てるのでお金持ちになるための決断を出来るし、親戚や友達もお金持ちだから良質の情報も入手できます。
俗に言うおぼっちゃんは、一般的な仕事はあまりできなくて能力が低かったりしますが、かたや投資家としての視点は持ち合わせてたりします。
お金の増やし方や相続税・贈与税などの税務に長けてたりします。
もう完全に住む世界が違うなと感じるものです。
そしてなんといっても田舎より東京のほうが裕福になるチャンスにあふれていると感じます。
しかしこのことに気づいた時は、誰しも結婚して子供にもお金がかかる時期と重なるもので、そうなるともう遅くあきらめる人生に突入かもしれません。
ちなみに、在日の方にもこのフローが多いです。
現代社会で『時間コストを意識する』とは!?
時間コストを意識するとは、時間の使い方を経済的にすることです。
時間は有限であり、一度失ったら取り戻すことができないため、時間のムダを省き、有効活用することで、コスト削減や生産性向上につながります。
具体的には、以下のようなものが挙げられます。
・業務の効率化を図る
・無駄な会議や打ち合わせを減らす
・不要な資料や書類を削減する
・残業や休日出勤を減らす
・時間に余裕を持ったスケジュールを立てる
時間コストを意識することで、以下のようなメリットが得られます。
・コスト削減
・生産性向上
・仕事の質の向上
・ワークライフバランスの改善
時間コストを意識するためには、以下の3つのポイントが重要です。
- 1. 時間をお金に換算する
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時間はお金と同じように価値があることを意識することが大切です。自分の給料を時間換算して、1時間あたりのコストを考えてみましょう。そうすることで、時間の使い方がより明確になります。
- 2. タイムリミットを設定する
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期限を決めることで、時間の使い方にメリハリが生まれ、効率的に仕事を進めることができます。また、期限を守ることで、仕事の質を高めることにもつながります。
- 3. 振り返りを習慣化する
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毎日の終わりに、その日の時間を振り返り、ムダな時間や改善点を見つけましょう。そうすることで、時間コスト意識がさらに高まります。
時間コストを意識することは、仕事やプライベートにおいて、より豊かで充実した生活を送るために欠かせません。
ぜひ、日常生活の中で意識してみてください。
急速な変化は弊害を生む
何が言いたいかというと、、、
物事を急速に成し遂げようとすると、いろんな弊害が生じるということなのです。
日本に観光に来る中国人を見るとわかります。
ちょっと行動が雑なのが目につきます。
急速にお金だけ手に入れたので品が備わっていないのです。
「品」というのは時間をかけて徐々に備わっていくのです。
それがまさに時間コストをかけるという意味なのです。
どんな弊害を生む?
物事を急速に成し遂げようとすると、以下のような弊害が生じることがあります。
ミスや欠陥の発生
急いで作業を進めると、ミスや欠陥が発生しやすくなります。十分な検討や確認をせずに作業を進めると、後から修正ややり直しが必要になることもあります。
品質の低下
急いで作業を進めると、品質が低下する可能性があります。丁寧な作業をせずに手を抜いてしまうと、後々問題が発生することもあります。
ストレスや疲労の蓄積
急いで作業を進めると、ストレスや疲労が蓄積しやすくなります。十分な休息やリラックスを取らずに作業を続けてしまうと、体調を崩すこともあります。
仕事のモチベーションの低下
急いで作業を進めると、仕事のモチベーションが低下する可能性があります。自分のペースで作業を進めることができないと、仕事に対する意欲が失われることもあります。
人間関係の悪化
急いで作業を進めると、周囲の人との関係が悪化する可能性があります。無理な要求をしたり、周囲の人を巻き込んだりすると、人間関係に亀裂が入ってしまうこともあります。
しっかりとした計画と準備
物事を急速に成し遂げようとすることは、一見効率的に見えますが、上記のような弊害が生じる可能性があります。物事を成し遂げるためには、急ぐのではなく、しっかりとした計画と準備をすることが大切です。
具体的には、以下の点に注意するとよいでしょう。
十分な計画を立てる
何を成し遂げたいのか、いつまでに成し遂げたいのか、そのためにどのような手順が必要なのかを明確にしましょう。
十分な準備をする
必要な知識やスキルを身につけ、十分な準備をしておくことで、急いで作業を進める必要がなくなります。
余裕を持ったスケジュールを立てる
急いでいるからと言って、無理なスケジュールを組むのは危険です。余裕を持ったスケジュールを立てることで、ミスや欠陥の発生を防ぐことができます。
適度に休息を取る
無理に作業を続けてしまうと、ストレスや疲労が蓄積してしまいます。適度に休息を取ることで、体調を崩さずに作業を進めることができます。
物事を急速に成し遂げようとすることは、決して悪いことではありません。しかし、上記のような弊害を理解した上で、慎重に行うことが大切です。
おわりに
時間は意識していないと、ドブに捨てたように流れていくものです。
しかし、あまり意識しすぎると品がない人間に見えていく可能性があります。