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動画作成のコツー動画を最後まで見せる方法(効果実証済)

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約12分
動画作成のコツー動画を最後まで見せる方法(効果実証済)

はじめに

最近はYoutubeもあり、すっかり動画が馴染み深いものとなり、プロモーション活動に欠かせないメディアとなりました。
しかし、動画にももちろん見てもらえるものと見てもらえないものがあります。
見てもらえて安心しててもすぐ早送りされるようでは意味がありません。
では、動画を見てもらうにはどうすればいいのか、具体的に考えていきましょう!
初心者でも以下の点を意識していけば素晴らしい動画が完成することでしょう。

動画作成のコツーそもそも「編集」とは!?

「編集」とは、時間を短くすることです。
では、どうやって短くするのでしょうか?
これには二つの方法があります。
1つ目は「まるで編集していないかのように、自然にカットして視聴者に違和感を与えないこと」です。
内容としては、長い動画で感情に訴えかけるような内容に向いています。
控えめでキレイなテロップが合います。
2つ目が「はっきり編集していることがわかるように、思いっきりカットして視聴者にわかりやすくまとめられている印象を与えることです。
内容としては、短い動画で知性に訴えかけるような内容に向いています。
派手で目立つテロップが合います。
さらに「エフェクト」と呼ばれる映像効果があります。
そして編集にはもちろんアプリケーションやソフトが必要です。
しかし、最近はそれらも操作がカンタンになって来ましたのでオススメです。
気軽に練習して編集スキルを高めていきましょう。

動画作成のコツー飽きさせないこと

では、あなたが最後まで見てしまう動画ってどんなものでしょうか?
ものすごく内容が興味を引くものだったり、映像のクオリティが素晴らしかったり、いろんな要素があると思うのですが、最後まで見れたのは当然ながら飽きなかったからではないでしょうか?
つまり動画を作る時に、一番考えなければいけないのはいかに没頭させ「飽きさせない」ということです。
どんなに内容に自信があっても、単調な動画をずっと見続けてくれるほど、視聴者は親切ではありませんし、時間を持て余しているほどヒマなわけでもありません。
見る人の気持ちになって、飽きさせないような工夫を心がけているか、独りよがりになっていないかが非常に重要なのです!
では、どうすれば少しでも飽きさせずに見てもらえるのか、すぐにできる改善のポイントをいくつかお伝えします。

①時間を短くする

②興味を引く見出しをつける

③場面転換を増やす

まず、①時間を短くします。
動画の尺は短くしましょう!
たとえば、YouTubeで動画を見せるとしたら、最後まで再生される動画のほうが評価はあがります。
30分の動画で途中で離脱されるよりも10分を最後までみてもらった方が利点も多いのではないでしょうか?
見る人が気軽に再生できるように、なるべく尺を短くすることを意識してみましょう!

そして②興味を引く見出しを付けましょう!
こちらは、動画の途中に、これから何を話しますよという見出しのテロップや、ダイジェストを入れて、もう少しみてみようかな、と思わせる案内をしてあげるということです。
テレビなどでもCM直前にCM後の見所を流したりしますよね?
あの引っ張りを煩わしく思う方ももちろんいると思うのですが、興味のある内容だったら、CM後に続きをみようと思うはずですよね。
これをあなたが作る動画にもちゃんと取り入れてみてください。

そして③場面転換を増やす!
これは、とても重要です。
ずっと同じシーンではなく、アップのカットを入れてみたり、場所を変えてみましょう。
対談の動画が続くのなら、一人のインタビューなどを挟んでみるなど、なるべく場面の転換を増やしてください。
忙しくカットを変えて、見づらくする必要はありませんが、シーンが変わることで見る人の集中力を維持できるのです。
これはなるべく意図的に動画の構成を考える時に取り入れてください!
こういった工夫をするだけでも見てもらえる確率は上げていくことができます。

動画作成のコツー集客につながる動画のコツ

コツってなんだと思いますか?
どうすれば動画を見てくれた人がファンになってくれて集客につながるでしょうか?
動画の内容ももちろん重要ですし、映像がキレイでおしゃれといったことも大事な要素だと思います。
でも、一番大事なのはズバリ、、、
『見てもらえること』なんです。
当たり前でしょ!と思うかもしれませんがこれは多くの人ができていないのです。
ポイントは『冒頭15秒で心をつかむ』こと。
例えば、あなたの作った動画がどんなにためになる内容だとしても映像やテロップをしっかり作り込んだ力作だとしても、そもそも見てもらえなかったら何も伝わらないわけですし当然集客にもつながりません。
動画で集客をしていこうと思ったら「誰もそもそもあなたの動画を見たいと思っていない」という意識を持つことが大事です。
ふと目に止まった動画を再生したときに長々と解説ばかりでなかなか結論がわからない、、、
あなただったらその動画を最後まで見ますか?
おそらく30秒ほど我慢して見ることをやめてしまうと思います。
そして、次に動画を見かけても再生してみようとは思わないはずです。
せっかく時間をかけて作ったのに集客には繋がらないわけです。
そうならないために、「見てもらう」ためにお客さんの心を最初の15秒で掴むことが重要なんです。
お笑い番組などでもCMに入る前にそのあとの見所が強調されていたりしますよね?
あれも「見てもらう」ための工夫の一つですが、ビジネスで使う動画もそういった工夫が必要なんです。
やり方はいろいろあると思いますが、最初の15秒でどれだけ面白そうと思ってもらえるかが勝負。
たとえば「○◯のコツ」を紹介する動画ならどんな成果がでているのか?
誰でも簡単にできるのはなぜなのか?といったお客さんが知りたい情報を最初に詰め込んで見せるわけです。
そうすることで、興味があんまりなかった人でもちょっと見てみようかなと動画を再生してくれるわけです。
インパクトのあるコメントを冒頭に詰め込んでもいいですしテロップだけでバーンとメソッドの魅力を強調するのもいいと思います。
とにかくまずは「見てもらうこと」を意識することであなたの動画の再生数も変わりますしたくさんの動画を見てくれた人がファンに変わって集客に繋がっていきます。
ぜひ最初の15秒を工夫してみることを心がけましょう!
動画編集テクニック

動画作成のコツー集客のための6つの原則

あらためてもっと具体的に集客のためのアクションをご紹介します。
A. 広告となる動画を見てもらう
B. 商品やサービスなどのキーワードを覚えてもらう
C. 検索行動を想起してもらう

そしてこれに基づいた具体的行動としては
1 アテンション(注意)を引く
2 視聴者にブランドを認知してもらう
3 覚えて欲しいキーワードは端的に
4 キーワードとの接触回数を増やす
5 ブランドストーリーと視聴者を結びつける
6 検索を促す仕掛けを入れる

では一つずつ見ていきましょう。

1 アテンション(注意)を引く
→動画冒頭にキャンペーン名を表示する
 商品か人物かにかかわらず、被写体をアップで使⽤する。
 冒頭5秒間に2つ以上のショットを入れる。
 人物を登場させる場合はその人物を映した場⾯からスタートする。
また可能であればその人物からに視聴者に語りかける。

キャンペーン名は視聴者のベネフィットになりやすく、興味関心を持った視聴者を惹きつけることができます。
動画冒頭にキャンペーン名が表示されている広告と、されていない広告の結果の平均値を比較すると10ポイントの差分がつくそうです。※Yahoo! JAPAN調査 (2020年6月)
そして、そのキャンペーン内に入れる文言によってもレスポンスが大きく変わります。
・「新」を入れる 例)新醸造 新登場    15ポイントアップ
・タレントが登場 10ポイントアップ
・キャラクターが登場 13ポイントアップ

2 視聴者にブランドを認知してもらう
→冒頭5秒間で商品やブランドを紹介することで、全てのブランド指標とプラスに作用。
ロゴはしっかり表示させる。
ロゴの表示位置は中央から左が最適。
YouTubeのインターフェースを考慮すると、この位置が目線を誘導しやすく、ブランドを訴求できる。

3 覚えて欲しいキーワードは端的に
→検索させたいキーワードを端的に記憶しやすい「文字」として、視聴者が記憶、入力しやすいキーワード作成を心がけましょう。
・「ブランド」「商品・サービス」は4、5文字 例)グーグーピザ アイシープ
・キャンペーン名は4~8文字 例)また買いたい 

4 キーワードとの接触回数を増やす
・商品・サービス名を複数回・箇所で伝える  クリエイティブ中に1回だけ訴求するよりも16ポイント高い数値が確認されています。
・他媒体でも採用している素材を使用  動画で宣伝している商品やサービスのチラシやホームページでの素材を動画で活用すると12ポイントアップします。
チラシを静止画として画面下部に出しっぱなしにしておくという手法はよく使用します。

5 ブランドストーリーと視聴者を結びつける
→ブランドに合った、感情に訴える手法を活⽤する。
人物をストーリーの中心に据える。
 広告の冒頭に人物を登場させると、視聴者を引き込むことができ、感情的なつながりを築ける。

6 検索を促す仕掛けなど、視聴者に望むアクションを入れる
→テキスト、シンプルなアニメーション、ナレーションを使って、オファーや⾏動を促すフレーズを提⽰する。
「期間限定」などの切迫感やお得感を与えるオファーを⾏う。
 具体的な⾏動を促すフレーズを使⽤したり、検索バーを追加して、⾏動を起こさせる。
検索ボックスにアニメーションがあると21ポイント改善します。
よくあるラストシーンで「webで検索!」というヤツですね。

上記6点は必ず意識していきましょう!
集客に必須です。

動画作成のコツーテロップのチカラ

テロップは動画を引き立たせる名脇役です。
テロップのコツをいくつかご紹介。

フォントに気をつける


動画に関しては補足事項がいくつかあります。
フォントにエッジをつけて見やすくしましょう。

ザブトンを敷く

「ザブトン」とは
文字の下にザブトンを敷くことで、文字が非常に見やすくなります。

テロップの文字数を考える

テロップが多いと見るのに疲れてしまいます。
テロップは少ないに越したことはありません。
テロップはあくまでも飽きさせないための演出としての使用ならいいのですが、登場人物のセリフをそのまま補完するためのテロップなら少ない方がいいでしょう。
難しい専門的な動画はフルテロップでいいかもしれません。
だから要点をフォローする役割としてのテロップくらいが理想なのです。

共通する言葉で煽る

商品やサービスの特徴をテロップで出していきましょう。
価格が安い、高品質、すぐ手に入る、長持ち、という4つの長所をテロップ化しましょう。
効果を出すために順序も入れ替えます。
・マジ長持ち!
・マジすぐゲット!
・マジ高品質!
・マジ安い!
「マジ」という接続詞をテッパンのように使用し、インパクト出しています。

動画作成のコツー音声で見せる

耳から入った情報には親近感が湧きます。
ラジオとテレビを比較するとラジオは自分だけに話しかけているような気がしませんか?
深夜のラジオ番組の定番「オールナイトニッポン」なんてそんな錯覚を起こしていませんでしたか?
なので、動画を作る時もうまく音声を使って自分だけに向けられて作られたコンテンツだという親近感を演出しましょう。
ナレーションは収録された出演者の発言が長い、わかりにくい場合にナレーション説明することで「時間短縮」できます。
しかし、うまく使わないと面白く無くなったり、真実味がなくなってしまうので気をつけましょう。
動画は主に見るものとして視覚を使いますが音声で聴覚を刺激したら記憶に残ります。

匂いを音声で

では匂いはどうでしょう?
やはり嗅覚を刺激した方が記憶に残る映像になることは間違いありません。
ではどうやって嗅覚を刺激すればいいのでしょう?
匂いを視覚に訴えるにはいい匂いの花や臭い匂いのゴミを映像内に挿入したりします。
音声では美味しそうな音であるお肉を焼く「ジュージュー」という音だったり、ゴミにたかるハエの飛ぶ音だったりで臭い匂いを表現します。

無音で感情を揺さぶる

無音をSEとして使用するテクニックです。
・バラエティ番組の結果発表
M1などで優勝者を発表するシーンです。
「第1位は!」とためて無音で祈る参加者の顔がアップされます。
緊張感と期待感を演出しています。
・刑事ドラマなどで「あなたが犯人でしょ?」と言い当てられた時、無音で顔のアップを挟みます。
驚きとそのシーンの重要さを演出しています。
・スポーツドキュメンタリーで勝敗を決定づける1シーン
高校野球などで捕球ミスをした瞬間無音になってその試合のハイライトであることを演出します。
わずかなミスで決定してしまう重要シーンを表現。

無音には出演者の顔のアップか引きの映像があるとより一層引き立つものです。
寄りの顔と引きの映像も押さえておきましょう。

動画作成のコツースマホ重視に!

スマホ対策をしなければいけません。
視聴者の70%以上はスマホからだということをアタマに入れておいてください。
小さい画面ですから動画の作り方も大いに変わってきます。
極端に言えばPC用は捨てても構いません。
スマホ用に動画も最適化しましょう

①検索バーは⼩さくない? 
TVCMなどで使⽤していた、既存の動画コンテンツを流⽤した場合に起こりがちなのがこの現象です。
スマホで⾒るということを考慮して、文字やイラストはできるだけ⾒やすいサイズにしましょう。

②せっかくの「訴求」が埋もれてませんか? 
「〇〇%オフ」や「期間限定」といった有益なオファーがあるにもかかわらず、音声だけでしか伝えていなかったり、文字の表示時間が短すぎたりしていないかをチェックしましょう。
アピールポイントをしっかり⾒せるシーンを差し込んでみるのも改善手法の⼀つなのです。

おわりに

最近は稼げないユーチューバーが増えてきて誰しも苦戦しています。
芸能人でさえYoutubeへ参入してもチャンネル登録者は簡単には増えていきません。
ましてや素人のあなたの動画は誰も見向きもしないのです。
撮影技術などでも動画の良し悪しは決まってきますが、編集技術でカバーすることは可能です。
工夫は当たり前のこととしてよく考えて動画を編集していきましょう。