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自尊心、プライド、ナルシスト、、、SDGsも利用する『意識高い系』のトンデモ住人

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自尊心、プライド、ナルシスト、、、SDGsも利用する『意識高い系』のトンデモ住人

はじめに

ずいぶん前に『自尊感情セミナー』なるものを受けたことがあります。
経営者に必須と言わんばかりの『自己啓発』に関しては20年以上見たり聴いたりしています。
特に熱く情熱を持って宗教っぽくなることもなく淡々と論理的思考を持って接しています。
行動することによって『自己啓発』は生きてきます。
なので極端ですが、引きこもりの方には自己啓発は無意味です。
IT革命以降、急速成長によって財を成す者が増えました。
20代で億万長者は腐るほどいます。
そしてそのニセモノも、、、
経歴詐称もありましたね。
Google勤務とか言ってたり海外に会社があるとか、、、
Youtubeなどの発信メディアも増えたので、できるフリさえできればメディアで発信ができるわけです。
そんな若者がウジャウジャいるのを感じます。
ネット上で薄っぺらいことを言っているのです。
気をつけなければいけませんね。

「自尊心」とは、、、

『自尊心』というコトバはイマイチ理解できないトコロがあります。
『 プライド』
行き過ぎると『ナルシスト』

世の中には勘違いしているヒトがたくさんいます。
『自尊心高めろ!』と言って意識高い系の笑われ者になるヒトもいっぱい見てきました。
では、自戒の意味も込めて確認してみましょう。

『自尊心』とは
wikipediaから

多くの研究者によって自己肯定感は人格形成や情緒の安定のために重要であると考えられており、自尊心はそのためには必要な感情であるとも言える。
自尊心とは、他人からの評価ではなく、自分が自分をどう思うか、感じるかである。つまり、一時的に快感を与える、知識、技術、財産、結婚、慈善行為や性的な征服、容姿から生まれるものではなく、言い換えれば、外に求めることでも、人に与える印象でもない。競争でも比較でもなく、自尊心の重要な原因は自分とも他人とも戦っていない状態である。
その起源には、幼いころに大人から尊重され、価値を認められたか、励まされたかといったことがある。しかし、最も重要な影響があるのは、自分自身で選択したということである。言い換えれば、自分の可能性を実現したいという気持ちから、生き方を変えるということから自尊心が育まれていく。
自尊心は、自分が有能であるといういわゆる自信と、自分に価値があるという自尊の2つの要素から成り立っている。研究者によれば、自尊心の欠如は、不安、憂鬱、恐れ、アルコールなどの乱用、成績不振、暴力や虐待、自殺などにかかわっている。

ちょっと穏やかじゃないですね。
『自殺』なんてコトバも登場しています。
幼児期からの成長過程で親からどうみられていたかに起因しそうですね。
はっきり言って自分ではどうしようもできないのでは、、、と思ってしまいます。
しかし、可能性の追求によって自尊心が育まれていくというのは目からウロコです。
ワタクシの座右の銘は『自己の可能性の追求』なので自尊心を高める努力は自然にされていたわけです。

「プライド」とは、、、

ウ〜ン、辞書関連ではどうやら『自尊心』と『プライド』は同義のようです。
でも『プライド』を普段使いだと、、、あまりいいイメージないですよね?
『プライド高い』って聞くと近寄りたくないですし、すごくネガティブなイメージです。
『自尊心高い』はとてもポジティブです。
だからこそ勘違いする人間が多いのでしょう。
先ほどの自尊心を高めるための『自己の可能性の追求』という行動はチャレンジ精神満載で既成概念を持っていません。
かたやプライド高いヒトは固定観念を強く持っています
そして自分の非を認めない傾向があります。
気をつけなければいけませんね。

「ナルシスト」とは、、、

「ナルシスト」(オランダ語)・・・自己愛に陶酔する人のこと。
「ナルシシスト」(英語)
「ナルシシズム」(Narzissmus)(ドイツ語)・・・「自己陶酔」「うぬぼれ」といった意味で使われることもある


よく使う「ナルシスト」ってオランダ語だったんですね。
「うぬぼれ」なんて完全に行きすぎです。
酔ってるわけですから周りが見えなく客観視できなくなっているのです。
生きている上で全く必要ありません。
でも、、、、きっと気づかないうちになってしまうのが酔ってる証拠です。
常に俯瞰できるように訓練が必要なのかもしれません。

自尊心と謙虚は同居する?

ワタクシのもう一つの座右の銘『素直で謙虚に』というのがあります。
何事にも謙虚でいたいものです。
謙虚は自己否定の一環でもあります。
多少なりとも自分を押し殺して周囲の意見を取り入れる
自分を好きでいると、意見を否定されることはとてもイヤな感情になります。
自分を大好きな自尊心と謙虚は相容れないような気がします。
それが自尊心を好きになれない理由です。

自尊心が低い≠自己不信

ここで「自己不信」というコトバが出てきました。
一瞬、「自尊心が低い=自己不信」と思いがちですが違います。
自己不信はいつも失敗と隣り合わせにいます。
ある研究によると「失敗への恐怖」と「理想の自分が存在しないこと」が自己不信の理由です。
理想の自分を強く持っている人は、他の人より自己不信に陥ることが少ないということなのです。
何が言いたいのかというと、、、「やる気を出すために自己不信を利用する」ということです。
従来の考え方では、「自信」こそが成功にとって必須であると言われてきました。
しかし、必ずしもそうではないのです。
慢心がミスを呼びます。
努力も怠るでしょう。
自己不信があることで、多少なりとも自分を疑い目標達成のための努力を惜しまないでしょう。
クリエイティブな人はやる気を出すために自己不信を利用しています。

「絵が描けないと内なる声が言ったのであれば、何としても描くことで、その声は聞こえなくなる」
──ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ
「偉大な芸術家ほど自己不信的である。完璧な自信というのは、慰めとして才能の無いものに与えられたのだ」
──エドワード・ロバート・ヒューズ

自分にとって価値があることは何か自問自答の必要があります。
疑うことに多くの時間をかけないようにしましょう。
まずは「トライ」です。
試行錯誤しましょう。
考えるのをやめて「まずは行動」です。

エセ意識高い系

自己啓発なカタカナを使った若者が蔓延しています。
そういう若者は靴が尖っています。
気をつけましょう。
「モチベーション」などの言葉が大好きで「マウンティング」してきます。
ルー大柴ばりのカタカナ使いを嘲笑してあげましょう。
実績も何もない薄っぺらい人生なので大きく見せるために必死なのです。

決断を迫るクロージング

相手に決断を迫る時、スピードを求めてきます。
「スピード決断」ができないようだと将来性がありませんよ、と言う若者が多くなりました。
こういうこと言う者にはあえて焦らしましょう。
そうすると、相手から消えてくれるので人間性を見抜くにはちょうどいいです。
きちんと自分のペースで決断しましょう。
あえて持ち帰るくらいの決断でいいのかもしれません。
世の中には緊急性を煽る心理学が多用されています。
「先着〇〇名様」とか、、、
オレオレ詐欺もそうです。
アナタを騙す人ばかりの中でホントに信用できる人とだけ付き合えばいいのです。

最近は「SDGs」も

多いですね、「SDGs」
これをクチに出す人間は信用できないです。。。
こんなの当たり前な考え方なのに今更ブームに乗ってクチに出すのが「意識高い系」の若者のやりそうなことです。
そんなの昔から京セラの稲盛さんやナショナルの松下幸之助さんが言っていることです。
意識していれば自然と達成できるのです。
「SDGs」って言いたいだけの若者が多いのです。
知識として知っていても実践できていないのが若者です。
地に足がついていないのです。

おわりに

ワタクシ、、、いまいち自尊心とやらが理解できません。
自分を好きでいるなんてそれこそナルシストのような気がします。
自尊感情ってそんなに大切なのでしょうか?
だから人生うまくいってないんじゃないの?と言われれば全て終了してしまいますが、、、
そして、「自己不信」をうまく活用しましょう