はじめに
今の世の中、どんな職種も事業を成立させることが難しくなってきました。
特にコロナ以後、サービス業は全滅です。
売上アップは望めないので事業を存続させるには経費を削って黒字化しなければいけません。
では、一体どんな方法があるのでしょうか?
スタバのアプリが大好評だというのは過去記事でお伝えしました。
売上もアップし、アプリ効果はバツグンです。
スマホで全て完結させるワンストップアプリはニーズが確実にあり、他の業界や店舗でも動きが出てきています。
そこで、いよいよマックでも導入の動きが、、、
マックもアプリ導入へ
モバイル・オーダー&ペイはスマートフォンのアプリで、注文と決済を事前にできます。
注文&決済をやっておくことで混雑時のレジ行列に並ぶことなく商品を受け取ることができます。
やっとマックもか、、、という感じです。
マックはドライブスルーにも使用できます。
オーダー&決済を終わらせて マックのパーキングで待っているとクルマまで持ってきてくれるとのこと。
ドライブスルー渋滞に巻き込まれないのがサイコーです。
待ち時間がなくなるメリットは計り知れません。
やっとこのアプリ登場で店舗のオペレーションも格段に進化することでしょう。
マックあたりがやんないとなかなか他のお店にも波及しないものです。
業界の巨人が動くと中小の飲食店も動きが見られるでしょう。
そして、同様のシステムが低価格で登場し、普及していきます。
飲食業界の生産性アップが始まります。
スマホをビジネスにどう活かす??
しかし、この流れを指をくわえて見ているだけではいけません。
「スマホでワンストップ」はこれからの潮流でしょう。
スマホでジブンのビジネスの売上を完結させる。
これができないとすべてのビジネスは生き残れなく発展性もないでしょう。
いつも使い慣れたスマホを操作していろんなことができることがカギとなります。
普段の生活ではスマホが自宅内のすべての電気機器のリモコンとなります。
それが、なるべくカンタンな操作でできることが必須となります。
スマホをタップする回数が少なければ少ないほどいいでしょう。
最近はスマホ専門のネット証券が人気です。
なるべくカンタンな操作でできることがやはり人気の秘訣となっているのです。
やはり生産性の向上
サービス業の経費を多く占めるのは人件費です。
飲食店でも30%近く占めています。
ここにメスを入れたいのですがなかなかうまくいかないのが実情です。
しかし近年叫ばれているのが『DX』(デジタルトランスフォーメーション)です。
ITを駆使して業務の効率化を推進するのが『DX』です。
実例(1)
タリーズコーヒー創業者の松田公太さんが社長のパンケーキの「エッグスシングス」では生産性アップのためにAIと会話することで商品を注文と決済ができるシステム・非接触型「AIアバターレジ」を導入しました。
これまでスタッフがレジで行っていた作業が削減され、1店舗あたり月250時間の作業削減できたという
いや、コレってすごいです。
時給1000円としても25万円の人件費の節約です。
年間300万円です。
コロナ禍で、、、
テクノロジーの進化は称賛すべき事柄です。
しかし、いいことばかりではないのです。
アメリカでは一足早く歪みが生じてきています。
コロナ禍により顧客の行動が変わってきたのです。
サービス業に従事する労働者に対して批判的だったり、怒りをぶつける客が増えたのです。
人々は我慢しなくても、わがままを言っても、理不尽になっても全く問題ないと考える傾向が見られるようになったのです。
こうした客の変化は、オンライン注文といったファストフード・チェーンが利用するテクノロジーの急速な発展の影響によるものなのです。
自分は自宅にいて、全てを届けてもらうことに人々が慣れ始めてしまったのです。
多くの客が、ファストフードを個人的なコンシェルジュサービスのように扱い始めたのです。
全ての商品に過剰なカスタマイズを求めてくるようになりました。
一方、悲鳴を上げる労働者に対しては何の共感も理解も示さないのです。
そして、長年店舗で従事してスタッフも疲弊して退職の憂き目に遭ってしまうのです。
こういったことからテクノロジーには生産性向上ばかり求められますが、アナログな温かみを含めていかないと崩壊してしまうかもしれません。
レストランの従業員の62%は客がこれまでになくわがままになっていると答えたそうです。
また、経営者の72%はこの1年で客の行動が悪化したと答えているとのことです。
おわりに
ガラケーからスマホに覇権が移り、いろんなことがスマホに集約されてきています。
まさしくスマホでなんでもできるようにするために考えていかなければいけないのかもしれません。
そんなこといってもアプリなんて作れないよー!なんて思う方が多いでしょう。
しかし、アプリなどを作ることはもっともっとカンタンになります。
プログラミングなんて昔に比べればカンタンになってきたものです。
そもそも、難しいことをカンタンにするのが進化なのですから。
短期的にはプログラマーはニーズがありますが、長期的には失くなる職の可能性は高いのです。
生産性アップにつながるツール作りはスマホを使えば達成できるようなのである。
そして、利益を増やして賃金も増やしていかなければいけないですね。