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「おもしろい販促ツール」厳選アイデア50選|中小企業の広告革命に!

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「おもしろい販促ツール」厳選アイデア50選|中小企業の広告革命に!

お客さんを集める集客術はいくつあってもいいでしょう。
ジブンの商品を周知させる方法は商売人にとってイチバン大切なことかもしれません。
その集客方法の一つ、定番のチラシ配布。
駅前で通りすがりの人に渡す方法と
各家庭のポストに投げ入れるポスティング。
しかし、そんな当たり前の手法もほとんど効果はありません。
そこで、おもしろい販促広告ツールで徹底的に差をつけてみてはいかがでしょうか?

おもしろい 販促

おもしろい販促広告ツールがある

そこで、効果を上げるためにたくさんのヒトが知恵を絞っています。
ウチワを作って配ったり、カレンダーを作ったり
よく水道屋さんの広告で見かけるのがこんなの。
sued
マグネットで作られてるので冷蔵庫なんかにペタっと!
いろいろ考えますよね。

使い捨てNG時代に対応する『残る販促ツール』とは?

そこで、面白い広告を発見!
pizza_kokoku
ピザの玄関マット
ネコもお気に入り。


トルコのピザハットでスタートした広告。
ちゃんとお店の電話番号も入ってます。
ピザ屋経験者として言えることは、、、、
ピザのチラシって99%以上捨てられるのでもったいないということ。
そのチラシ代がピザの価格に転嫁されるのでピザ料金が高くなるんです。
だからこのピザマットみたいに捨てられない広告はサイコーなんです。
、、、といってもピザマットの制作代金は?
大量に制作したしても1つ100円以下で制作できてるとは思えません。
なので、チラシ同様に全家庭に配布というカタチはできないのでは?
きっとヘビーユーザー宅のみにお渡ししているのでしょう。
広告宣伝の方法っていろんなパターンを用いることが消費者を刺激します
いつも同じ宣伝では見向きもされなくなるのがオチなんです。
たまにはこういう変わった宣伝方法で顧客の背中を押して上げることが売上アップの秘訣です。
いつもネットでしか集客を考えていないヒトはたまにはチラシ、フライヤーによる広告宣伝を考えてみるのもいいでしょう。
やはり、カタチの残るものというのはその事業やヒトのブランドをアップします。
いい名刺を持てば質感が上がるし、いいパンフレットがあれば説得力が出てきます。

“自動車のアンテナ”を活用?

ケバブ広告
ケバブ広告
ケバブ広告

コチラ見て下さい。

美味しそうな串?ケバブ?

自動車のアンテナに串?ケバブ?

そう広告です。
ナイスアイデアですね!
街中に駐車してある自動車のアンテナに、同店名物の“ケバブのデザイン”をした5%OFFのクーポンを取り付けたのです。
車に戻ってきた運転手がケパブをアンテナから取り外して裏返すと、クーポンの存在に気が付くという仕掛けです。
実際、クレームも多そうなプロモーションですが発想が秀逸です。

エモーショナルな広告戦略で“共感”を得る方法

ハンガー広告

クリーニング店のとても心温まる広告がコチラ!

ホームレスの人たちに寄付を呼びかける広告です。
“On this hanger old clothes become warmer.”
『このハンガーに古い服をかけると暖かくなります。』
ホームレスの人たちのために、古いコートをかけて戻してください。ぬくもりを分かち合いましょう
という意味を込めています。


なんて暖かい広告でしょうね。

スタバのナイスアイデアコンペ

「Karma Cup」

コーヒーカップの廃棄量を減らすためのアイデアコンペをスターバックスが過去に開催しました。
優勝したアイデアが、「Karma Cup」というキャンペーンです。
どういったアイデアかというと、、、店頭に画像のようなボードを置き、マイカップを使った人がいたら、チェックします。
その数が10、20人とキリのいい人の飲み物が無料になるというものです。

そこに書かれたメッセージ。
「A shared problem. A shared reward.」(問題を分かち合い、報酬も分かち合おう)
これが秀逸です。
貯まるポイントが個人に対する報酬「自分が得をするから」という利己的なものではなく、マイカップを使う人たち全体(ソーシャル)にインセンティブがある利他の精神をくすぐる、ゲームのような仕組みです。
無意識のうちに「問題を解決するため」という共通の目的が作られるという素晴らしいアイデアです。

お店まで「雑巾掛けで8分」

ちょっとテイストは違いますが、「おもしろ看板」です。
『探偵ナイトスクープ』でやってました。
コチラの看板です。

この看板に偽りはないのか!、、、ということで探偵に依頼がきたのです。
コチラのお店のサンコックの社長は実際雑巾掛けをやったわけではないのですが、検証は成功でした。
そしてTVに取り上げられるという素晴らしい広告となったわけです。
発想としては実にウマイですね!

経費削減の面白アイデア術

フォントの太さ

アメリカの中学生の秀逸アイデアです。
文書を印刷する際に使用しているフォントを変えるだけで、「ごみの削減とコスト節約が実現できる」という研究結果を政府に提出したのです。

見てわかりますよね?
上下のフォントの違い。
上の方がインクが多くなるのも一目瞭然。
中学生は、下の「ガラモン」というフォントを使用することにより、学区全体のインクの消費量は24%減り、年間2万1000ドルものインク代が節約できることが分かったのです。
観察力がものを言うアイデアです

数字で見る!販促ツールの「反響率」とROI分析

ROI

各販促ツールの反響率データ比較

販促施策を検討する際、「どれくらい反響があるのか?」という指標は欠かせません。
反響率(レスポンス率)やROI(投資対効果)を把握することは、戦略的な販促ツール選びの出発点となります。

以下は代表的な販促ツールごとの想定反響率の比較データです。

販促ツールの種類反響率(%)コメント
チラシ(従来型)1.5コストは安価だが反響は低め
ユニーク形状チラシ3.2手に取られやすく、印象に残る
ノベルティ配布2.8実用性のあるアイテムで効果を発揮
デジタルサイネージ4.1動きのある広告で視認性が高い
体験型イベント連動5.6エンタメ性が高く、記憶に残りやすい
SNS連動プロモーション6.3拡散力が高く、若年層に特に有効

このように、同じ「販促」でも種類によって効果が大きく異なることがわかります。
特に近年は、インタラクティブ性やストーリー性のあるツールの反響率が高まっている傾向にあります。
また、「おもしろい販促」ほど反響が高い傾向にあり、記憶に残りやすく、顧客との関係構築にも繋がりやすいというデータもあります。
重要なのは、反響率が高い=必ずしもROIが高いわけではないという点です。
販促コストとのバランスを加味して、長期的視点での評価が求められます

「おもしろい販促広告」が生むインプレッション効果

「おもしろい販促広告」は、直接的な問い合わせや購買だけでなく、「ブランド記憶」や「SNSでの言及」など、数値化しづらいインプレッションを大量に生み出す効果を持っています。
たとえば、ユニークな形状のチラシやクスっと笑えるノベルティなど、受け取った人が思わず誰かに話したくなるような仕掛けは、1対1の接触を超えて1対nの拡散へと変わります。
この「拡散力」は広告コストを一切追加せずにリーチを増やせるため、非常にROIの高い販促手法といえます。

さらに、「おもしろさ」はエンゲージメント(感情的つながり)を高める武器にもなります。
ブランドが提供する“体験”として記憶に残れば、次回の購買や来店の可能性が格段に高まります
特にSNSを活用したプロモーションでは、フォロワーによる二次拡散が自然発生するため、広告費ゼロで数万〜数十万のインプレッションを生むことも珍しくありません
ここで重要になるのは、“面白いだけ”では効果が薄いという点です。
ブランドや商品コンセプトにきちんと結びついた面白さであることが、販促広告としての成功条件になります。
つまり、「バズらせる」だけでなく、「売上や信頼に繋がる笑い」を設計することが求められます。

ターゲット別に見る有効な販促ツールの選び方

「誰に向けた販促か?」によって、適切なツールや手法は大きく変わります。
以下に、ターゲット別の販促手法の相性を表にまとめました。

ターゲット層有効な販促ツール特徴・理由
学生・若年層SNS連動、おもしろノベルティ、ARチラシ拡散力重視、体験価値や“映え”を重視する層
主婦層実用ノベルティ、共感コピー付きチラシ日常生活の中で役立つツールに関心が高い
ビジネスマン層機能的パンフレット、イベント招待情報量と信頼感を求める傾向が強い
高齢者層分かりやすい紙媒体、親しみやすい言葉選びデジタルよりもアナログを好む層
地域住民手描きチラシ、コミュニティ連携イベント地元密着の温かみを感じられる販促が効果的

このように、同じ販促手法でも、誰に届けるかによって反応が大きく変わるのが現実です。
例えば、学生向けに「冷蔵庫マグネット広告」を出しても届きませんし、高齢者に「Instagram連動キャンペーン」を打ってもほとんど見られません。
だからこそ、ペルソナ設計は販促設計の出発点であり、ターゲットの生活導線に合わせたツール選びが必要です。

◾️ターゲットをより詳細に絞ることによってプロモーションの反応は大きく変わります。こちらの【ペルソナの設定方法】ターゲットを絞る!から確認してください!
F1層に依存しないターゲティング戦略:集客力を高めるペルソナ設定法

さらに、「おもしろさ」の表現もターゲットに応じて変えるべきです。
若者層には“バカバカしさ”、高齢層には“懐かしさ”を感じさせる工夫が有効です。

◾️視覚的に懐かしいデザインによるプロモーションもあります。こちらのノスタルジアマーケティングー懐かしいデザインをアナタは覚えてる??から確認してください!
ノスタルジアマーケティングー懐かしいデザインをアナタは覚えてる?

販促ツールは、届けるべき人に適切な形で届けてこそ意味があるのです。
それを可能にするのが、ターゲットごとに最適化された“おもしろい販促広告”なのです。

おもしろい 販促
販促アイデアの分類ツリー図
体験型(Experience-Based)
  • 試食・試飲イベント
  • 体験会(美容・健康など)
  • ワークショップ連動
  • AR/VRプロモーション
  • ゲーム要素付き販促キャンペーン
配布型(Distribution-Based)
  • チラシ・フライヤー
  • ノベルティ(雑貨・日用品)
  • スタンプカード・クーポン券
  • ポスティングDM
  • 無料サンプル提供
視覚刺激型(Visual Appeal-Based)
  • デジタルサイネージ
  • 形状がユニークな広告
  • 光る・動くチラシ
  • POP・ディスプレイ什器
  • キャラクターとのコラボ広告

中小企業でも実践できる「おもしろい販促」の成功パターンとは?

なぜ「おもしろい販促」が注目されるのか?

近年、広告や販売促進において「おもしろい」という要素がますます注目されています。
その背景には、SNSや口コミによって情報が急速に拡散する現代のマーケティング環境があります。
従来の一方通行的な広告とは異なり、消費者の「共感」や「驚き」を引き出す販促は、二次的な拡散力を持つ点が最大の強みです。

特に中小企業や個人事業主にとって、大手と同じ土俵で広告予算を競うのは現実的ではありません。
しかし、アイデア次第で競合を凌駕する販促効果を生み出すことが可能です。
その中でも「おもしろさ」を武器にすることで、記憶に残り、話題にされ、SNSで拡散される販促施策へとつながるのです。

さらに、消費者の広告リテラシーが高まり、従来型の宣伝文句には反応しづらくなっている現在、ユーモアや斬新さは受け入れられやすいトーンとして有効です。
つまり、「おもしろい販促」は低コスト・高反応の可能性を秘めた戦略的アプローチといえるのです。

販促広告における“ユーモア”の心理的効果

ユーモアには、人の警戒心を解き、心のバリアを緩める効果があります。
販促広告においても、「笑える」「意外性がある」「ちょっと変」などの要素が、人々の関心を引きつけやすいとされています。

たとえば、「いきなり値引き」よりも「笑えるクーポンの使い方」を提案する方が、脳に印象を残し、シェアしたくなる衝動を生み出します。
こうした情動的な反応は、商品やサービスへのポジティブなイメージに直結し、購買行動を後押しする要因になります。
さらに、ユーモアには「ブランド人格」を形成する役割もあります。
人間関係と同じように、面白い人には人が集まるように、面白いブランドにも関心が集まりやすいのです。
これは、特にローカルビジネスやニッチ市場において、固定ファンやリピーターを増やす鍵となります。

重要なのは、ユーモアの使い方をターゲットに合わせて最適化することです。
万人受けする笑いではなく、「この人たちには響くだろう」という明確なペルソナ設定とトーンの整合性が求められます。

コストをかけずに印象に残るアイデアの作り方

中小企業が「おもしろい販促」を実践する上での最大のハードルは、「予算の制限」です。
しかし、発想次第ではコストをかけずに高い効果を上げることが可能です。
以下にそのアプローチをいくつかご紹介します。

【例1】店頭の立て看板を“笑える文言”に変える

例:「当店の味にハマったら責任持ちません」など、一瞬でクスッとさせるコピーはSNSでも拡散されやすくなります。

おもしろ看板

【例2】商品やサービスに“おまけ”でユーモアを添える

ミニサイズの「ありがとう紙芝居」や「失敗談付きクーポン」など、人間味のある内容が記憶に残る要素になります。

おまけ

【例3】チラシの形状そのものを変えてみる

通常の長方形ではなく、折り紙やお守り風デザインにすることで、触れる前から関心を引き出すことができます。
こうしたアイデアは、コストよりも発想と工夫が勝負になります。
重要なのは、「お客さまの手に渡った瞬間、どんなリアクションがあるか」をシミュレーションしながら企画を立てることです。

また、チーム内や家族・友人などに一度アイデアを見せてフィードバックをもらうことで、「面白さ」が独りよがりにならないよう調整することも大切です。
中小企業だからこそ、「資金力」ではなく「人間力」で勝負できる場面が数多くあります。
その特性を活かし、身近な日常に“面白い視点”を加えることで、記憶に残りやすく、しかもシェアされやすい販促が可能になります。
特に重要なのは、「意図して仕掛けるおもしろさ」です。
ただふざけるのではなく、商品やブランドの本質に即した“ユーモアの構築”ができれば、それは単なる広告を超えたブランディングへと昇華します。

中小企業や個人事業者にとって、「おもしろい販促」は差別化と印象強化の最強ツールとなるのです。
だからこそ、日々の販促活動にこそ“面白さ”というスパイスを加えてみることをおすすめします。

おもしろい販促ツール」厳選アイデア50選|カテゴリ別に紹介!

おもしろツールだけではありません。
世界の面白い販促策には、以下のようなものがあります。

世界の販促トレンド|各国のユニークな販促アイデア
アメリカ
風船DMで未来の自分からの手紙を演出。顧客体験と感情訴求を融合。
ブラジル
果物売り場で香りが出るチラシを導入し、購買意欲を嗅覚から刺激。
イギリス
コースターにARマーカーを印刷。スマホで読み込むと動画広告が再生。
ドイツ
心理状態に合わせたドリンクメニュー表で“気分買い”を促進。
インド
折り紙型パンフレットで子どもに学びと販促を融合。学校向けに好評。
韓国
コスメ購入者に“自撮りライト”をノベルティで配布。SNS投稿数が急増。
日本
チラシに謎解き要素を組み込み、再来店を促進するゲーム型販促。
オーストラリア
DMに砂を封入し“旅の予感”を演出。感覚的体験で反響率アップ。

国内の大企業

1. NTTドコモ

日本の携帯電話会社「NTTドコモ」は、2019年に、東京駅構内に、巨大な「ドコモタワー」を設置しました。
このタワーは、高さ約15メートルで、ドコモのスマートフォンやタブレット端末の最新情報を表示していました。
このタワーは、東京駅を訪れる人々の注目を集め、ドコモのブランド認知度を向上させる効果がありました。

2. Panasonic

日本の家電メーカー「Panasonic」は、2018年に、洗濯機の洗濯槽に、タッチパネルを搭載しました。
このタッチパネルを操作することで、洗濯コースの選択や、洗濯の進捗状況の確認などを、洗濯機の側に寄り添わずに、遠くから行うことができます。
この販促ツールは、洗濯の利便性を向上させ、新たな価値を創造することに成功しました。

タッチパネル

海外の大企業

3. スイス時計メーカーの「Swatch」

スイス時計メーカーの「Swatch」が、1983年に発売した「Swatch Watch」は、手頃な価格とカラフルなデザインで人気を博しました。
その販促キャンペーンとして、当時の人気歌手であるマイケル・ジャクソンに、Swatch Watchを着用してもらい、ミュージックビデオやテレビCMに登場してもらいました。
このキャンペーンは、大きな話題を呼び、Swatch Watchは世界的なヒット商品となりました。

4. アメリカの航空会社「United Airlines」

アメリカの航空会社「United Airlines」は、2017年に、飛行機の座席に座ったまま、仮想現実(VR)で世界旅行ができるサービスを開始しました。
このサービスは、VRゴーグルを装着することで、パリのエッフェル塔やニューヨークの自由の女神など、世界中の観光名所を、まるでその場にいるかのように体験することができます。
このサービスは、旅行の楽しみ方を広げると同時に、United Airlinesの新たなブランドイメージを打ち出すことに成功しました。

5. イギリスのビールメーカー「Carling」

イギリスのビールメーカー「Carling」は、2014年に、缶ビールに、タッチセンサーを搭載しました。
このタッチセンサーをタッチすると、缶ビールから音楽が流れ、さらに、スマートフォンの画面に、ビールの歴史や製造工程などの情報が表示されます。
この販促ツールは、ビールの楽しさを新たな形で提案し、話題を呼びました。

6. アメリカのソーシャルメディアプラットフォーム「Snapchat」

アメリカのソーシャルメディアプラットフォーム「Snapchat」は、2016年に、ユーザーが、自分の顔に、動物やキャラクターなどのフィルターをかけて、写真を撮ったり、動画を撮影したりできる機能を追加しました。
この機能は、瞬く間に人気を博し、Snapchatの利用者数を大幅に増加させました。

国内の成功事例10選(中小企業・地域店・スタートアップ)

日本国内でも、独自の発想と工夫で話題となった「おもしろい販促ツール」は数多く存在します
とくに中小企業や地域に根ざした小規模事業者にとって、限られた予算内で最大のインパクトを得るために“面白さ”が重要な戦略となっています。
以下に、注目すべき国内事例を10件ご紹介します。

No.7:駄菓子屋の「くじ付きチラシ」
 子どもたちに配るチラシに、ハズレなしのくじが印刷されており、再来店を促進。

No.8:農家直営の「トウモロコシ新聞」
 収穫情報を手描き新聞にしてポスティング。地域メディアにも取り上げられ話題に。

No.9:美容室の「お客様手描きPOPコーナー」
 来店者に手書きのメッセージを自由に掲示してもらい、SNSで拡散。

No.10:整骨院の「全力ポージング広告」
 スタッフが毎週変わる“面白ポーズ”で撮影したチラシ。認知度急上昇。

No.11:焼き芋屋の「謎解き付きパッケージ」
 食べながら楽しめる謎解きで、子どもから高齢者までファンを獲得。

No.12:ラーメン店の「チャーシューQRコード」
 器の底にコードを印刷。読み取ると抽選で無料券が当たる仕組み。

No.13:スタートアップによる「不採用通知スタンプ」
 履歴書へのお断りスタンプに一言メッセージ付きで、SNSでバズる。

No.14:老舗和菓子店の「方言クイズカレンダー」
 月替わりで地域の方言を出題。店頭で答え合わせする仕組み。

No.15:印刷会社の「ホログラム名刺お試し配布」
 名刺の進化形として話題になり、問い合わせ急増。

No.16:地方電器店の「おしゃべり家電体験会」
 家電が方言で話すデモ展示を実施。ローカルニュースで紹介され認知度アップ。

これらはすべて、“自分たちらしさ”と“話題性”をかけあわせた、おもしろい販促広告の成功例です
特にローカルな企業こそ、地域性を活かしたクリエイティブなツールで勝負する余地があるのです。

おもしろい 販促

海外のユニーク販促事例10選(カルチャーを活かしたアイデア)

海外では、文化的背景や社会課題を活かしたユニークな販促ツールが多く展開されています
その中には、日本企業にとってもヒントになる事例が多く含まれています。

No.17:スウェーデンの家具ブランド:音声ガイド付きチラシ
 スマホをかざすと組み立て音声が再生される紙媒体で“体験型”販促を実現。

No.18:ブラジルのスーパー:香りが出る広告紙
 果物の香りが印刷されたチラシ。購買意欲を嗅覚から刺激。

No.19:韓国のコスメ:おまけに“インスタ専用ライト”
 自撮りに最適なリングライトが付属。SNSとの親和性を強化。

No.20:インドの教育塾:折ると分かる“成績UP折り紙”
 成績向上のストーリーが折り紙で表現されるユーモア教材。

No.21:アメリカの保険会社:風船で届く“未来の自分”広告
 割ると中から「50歳の自分からの手紙」が出てくる。

No.22:ドイツのカフェ:注文前に読む“感情で選ぶメニュー表”
 気分を選ぶと、それに合ったドリンクが出てくるメニュー設計。

No.23:カナダの動物保護団体:犬目線で撮った「散歩動画DM」
 里親希望者に向けて、GoPro装着の犬からの視点映像付きDVDを送付。

No.24:フランスのワイナリー:ボトルのコルクに「短編小説」
 開栓の瞬間、物語が始まる仕掛けが話題に。

No.25:中国の小売店:AI声真似キャンペーン
 有名人の声で読み上げられるクーポンがLINEで届く。

No.26:オーストラリアの旅行代理店:砂が入った封筒DM
 開けると本物のビーチの砂。触覚で旅情を演出。

No.27:海外の販促ツールは、カルチャー・体験・テクノロジーを融合させる点で非常に学びが多いです
中でも「おもしろさ」は“共感を得るための共通言語”として機能しているのが特徴です。

業種別おもしろ販促アイデア(飲食/教育/美容/製造/小売)

販促ツールは業種によって最適な表現方法が異なります。
ここでは、業種ごとに効果的なおもしろ販促広告の切り口をご紹介します。

飲食業

No.28:「食べられるクーポン」:シート状の昆布や海苔に印刷されたクーポン。SNSでシェアされやすい。

No.29:「一言おみくじ付き割箸袋」:毎回違うコメントで、来店ごとに楽しみがある。

教育・学習塾

No.30:「答えが宿る鉛筆」:問題が印字された鉛筆。使うほどに答えが現れる仕掛け。

No.31:「試験直前“秘密の付箋”プレゼント」:暗記項目が書かれたデザインで学生に大好評。

美容室・サロン

No.32:「過去の自分カード」:来店時に“1年前のヘアスタイル写真”が届くDM。

No.33:「失恋割引チケット」:恋愛テーマに絡めたユニークキャンペーン。

製造・工場直販系

No.34:「工程クイズ付きパンフレット」:製品の加工工程をクイズ化して掲載。

No.35:「一品限りの“名入れタグ付き商品”」:購入者名を製品に印字するサービス。

小売・店舗

No.36:「ポイントカードが“すごろく”」:集める楽しさをゲーム化。

No.37:「タイムセール予告が暗号」:SNSに出題して来店を促す仕組み。

業種に合ったストーリー性や日常との接点を盛り込むことで、“販促ツール”が広告以上の価値を持つようになります

低コストで真似できる実践アイデア(配布物/店頭/SNS)

コストをかけずに“面白さ”で勝負できる販促ツールは多く存在します。
以下に、即実践可能なアイデアをジャンル別に整理しました。

【配布物】

No.38:「二重チラシ」:めくると別の情報が出てくる仕掛け。

No.39:「メッセージ付き封筒」:外から見ても思わず開けたくなるコピー。

【店頭】

No.40:「おみくじ型値引き」:金額がランダムで、遊び心と得感を演出。

No.41:「等身大写真スポット」:スタッフや商品をデカく印刷して撮影スポット化。

【SNS連動】

No.42:「#自分だけの使い方」投稿キャンペーン:ユニークな使い方を共有させて拡散。

No.43:「ツッコミどころ満載広告」:あえて誤植や不自然さを出して話題化を狙う。

おもしろい販促ツールは、資金ではなくアイデアで勝負する領域です
特に中小企業にとっては、「予算がないからできない」ではなく、「制限があるからこそ面白いものが生まれる」という発想転換が鍵になります。

おもしろさは、“伝える”のではなく、“気づかせる”力を持っています
だからこそ、情報過多の現代において、最も効果的な販促武器となり得るのです。

おもしろい 販促

【追加14選】おもしろい販促ツール・アイデア

No.44:マスクに印刷された「おしゃべり禁止札」
→ 飲食店での黙食を促すユニークなマスク型メッセージ。会話を制限しつつも笑いを誘う販促。

No.45:天気で変わるチラシのインク(感温インク)
→ 雨が降ると文字が浮き出る仕掛けのチラシ。印象に残りやすく、天候連動でタイミング良く配布。

No.46:ガチャガチャ割引機
→ レジ横に設置されたカプセルトイで割引率がランダムに決定。購入動機を高める心理的な仕掛け。

No.47:ぬりえチラシキャンペーン
→ ファミリー向けに配布されるぬりえ付きチラシ。完成品をSNSで投稿するとプレゼントが当たる。

No.48:コースター型名刺
→ 飲食業やバー業態で配布する「使える名刺」。使用後も話題として残りやすい販促ツール。

No.49:落語風のセール告知音声DM
→ ストリーミングや音声メディアで展開する“語り”を活用した販促。印象と温かみを与える。

No.50:暗号形式のURLクーポン
→ チラシやDMにクイズ式のURLを記載。解読しないとクーポンにアクセスできない「遊べる広告」。

No.51:AIによる“名前あだ名化”名刺
→ 生成AIで来客の名前に基づいたオリジナルの“あだ名”を名刺に印字。パーソナライズで記憶に残す。

No.52:商品バーコードに仕込まれた謎解き
→ バーコード部分を見せると暗号になっており、読解するとプレゼント応募に参加できる。

No.53:逆引きクーポン「やらかした人専用」
→ 遅刻・忘れ物・失言など、失敗体験をポジティブに変える“共感型販促”として話題に。

No.54:LINEスタンプ連動型リアルノベルティ
→ 購入者にLINEスタンプを配布し、リアルグッズと合わせてシリーズ化。デジタルと現物を連動。

No.55:消えるチラシ(時間経過で文字が消える)
→ 一定時間で見えなくなる特殊印刷のチラシ。「今すぐ来店せよ!」のインパクトが強烈。

No.56:接客時の“謎の暗号言葉”チャレンジ
→ 店員があいさつに“隠し言葉”を仕込み、聞き取った客が割引を得られる参加型プロモーション。

No.57:分裂式パンフレット(切り離しOKの構造)
→ 一つのパンフレットが3〜4パーツに分離でき、それぞれが別の用途・情報に活用できる。

失敗しないための販促ツールチェックリスト

失敗しないための販促ツールチェックリスト
  • 商品やサービスのターゲットに合っているか
  • ただのノベルティではなく価値を感じる工夫があるか
  • 見た目や形状で視覚的に差別化できているか
  • SNSや口コミなど拡散の仕組みを意識しているか
  • 法律(景品表示法・著作権など)に抵触していないか
  • 配布方法やタイミングが戦略的に設計されているか
  • ブランドの印象を損なうことなく一貫性があるか
  • 初見でも内容や効果が直感的に理解される
  • コストとリターンが現実的に見合っているか
  • 感情を動かす仕掛けが入っているか

販促ツールに関するよくあるQ&A

販促ツールに関するよくあるQ&A
販促広告の「おもしろさ」ってどこまでOK?
商標権・肖像権・著作権に注意し、誤解や不快感を与えない表現にすることが大切です。
SNSと連動した販促って具体的にどうやるの?
共感を呼ぶハッシュタグ(例:「#おもしろチラシ」)や、参加型キャンペーンの仕掛けが有効です。
販促ツールはどれくらいの頻度で見直すべき?
最低でも四半期に1回は反響やROIを確認し、ターゲットや媒体に応じて調整しましょう。
印刷物はもう古い?デジタルに切り替えるべき?
印刷物にも“残る”という利点があります。両者の特性を理解して併用するのが効果的です。
販促における「感情訴求」ってどう使えばいい?
共感や笑い、驚きなど、ターゲットが自然と感情を動かされる設計を意識するのがコツです。
小規模店舗でも実践できる低コストアイデアは?
手描きPOP、DIYノベルティ、QRコード連携など、工夫次第で十分話題性が出せます。
効果測定はどうやって行えばいい?
配布数・来店数・問い合わせ数など定量的なデータに加え、SNSの反応など定性的指標も分析しましょう。
季節に合わせた「おもしろ販促」ってある?
夏は「汗拭きうちわチラシ」、冬は「温感ステッカー広告」など、五感に訴えるものが有効です。
おもしろい 販促

おわりに

近年、印刷物の価格はかなり安くなりました。
個人でも少量で印刷が可能なので、50部でも100部でも印刷してみて顧客に渡してみてはいかがでしょう?
きっと「へー、すごいねー」って笑顔で受け取ってくれることでしょう。
事業をやっていない個人の方でもプロフィール等を印刷して渡してみるとウケがいいこと間違いなしです。

↓「おもしろい」をベースに色々と考えています。ご覧ください

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