はじめに
最近、働き方改革などが叫ばれたりと、仕事に対しての変化が見られるようになってきました。
そもそも日本は生産性の低さが先進国中ワースト1だったり、急速な高齢化の進行のため、ドラスティックな変化が求められます。
日本という国が成長するためには経済が成長しなくてはなりません。
経済成長するためには労働者の賃金も増えていかないと消費が増えません。
そんな中、物流に関わるドライバーたちの賃金の上昇が見られます。
最近の賃金上昇
やはり、日本の物流の中心といえばクロネコヤマトや佐川急便が思い出されます。
そのクロネコヤマトの改革によるところが大きいでしょう。
クロネコがamazonとの取引をやめ、スタッフへの過重な労働を改めたことにより、労働環境が一変してきました。
クロネコだけではなく、ロジスティクス(物流)分野全般で、身近な配達業務にまで変化が見受けられます。
例えば、ピザデリバリーなども約20%ほど賃金上昇が見られます。
デフレ状況が続いていた日本もついに改善が見られるようです。
健全な経済は緩やかなインフレを伴うことが必須です。
インフレという状況を引き起こすには賃金上昇が欠かせません。
自動運転が運転手という職業を終わらせる
しかし、賃金が上がったと喜んでばかりはいられません。
人件費の高騰に耐えられない企業は生き残れないのでリストラをスタートさせます。
そして、近年の技術進化により、自動車は自動運転の時代がもうそこまで迫っています。
自動運転の実用化レベルは下記のようになっています。
自動運転の定義って?レベル0~5まで分かりやすく解説!
レベル0 ドライバーがすべてを操作
【運転支援】レベル1 システムがステアリング操作、加減速のどちらかをサポート
【運転支援】レベル2 システムがステアリング操作、加減速のどちらもサポート
【自動運転】レベル3 特定の場所でシステムが全てを操作、緊急時はドライバーが操作
【自動運転】レベル4 特定の場所でシステムが全てを操作
【完全自動運転】レベル5 場所の限定なくシステムが全てを操作
レベル3はアウディがすでにドイツで販売しています。
レベル4,5は実験段階ですが、実用化は」目の前と言っても過言ではありません。
そうなると運転手さんは、、、、いらなくなってしまいます。
恐ろしい時代がやってきました。

ドローンの存在も、、、
空からの運送を担うドローンのロジスティクスも実用化は目前です。
amazonや楽天、ドミノピザまでいろんな企業が実用化に向けてテストしています。
ドローンは安全性さえ確保できれば今にでもスタートできそうです。
プログラムで自動運転にして確実なお届けが担保できる日は近いのでしょうね。

おわりに
ドライバーの賃金上昇は喜ばしいことかもしれません。
しかし、技術の進化によりドライバーという職業も無くなっていくのが現実のようです。
賃金上昇に浮かれててはいけません。
新たな働き方を模索しない限り、路頭に迷う可能性があります。
もはや、クルマやバイクを運転することに人間の能力は必要なくなっていくのです。
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