確定申告が必要な人は主に個人事業を営んでいる人など。
たいてい、事業を始める人は個人事業からスタートし、規模を大きくするために法人化します。
な訳で、確定申告が必要な方というのはおそらく事業を開始してまだ5年も経っていない人がほとんどだと思います。
確定申告の進め方を本やインターネットで調べるといかに節税を徹底するかに照準を合わせています。
もちろん、余計なお金を払うのは誰しもイヤでしょう。
節税を徹底するために必要以上に神経を使いすぎるのは良くありません。

支出を減らすのは事業主として当然ですが、そもそも目的がはっきりとしていない節税は意味がありません。
、、、というのも節税は計画ありきだからです。
計画???
そうです今後の事業計画によって申告のやり方が決まるのです。
だいたい、ヒトの事業意欲は、大まかに次の2パターンに別れます。
①事業はずーっと今の体制でのんびりやりたい
②事業を大きくして社長業をやりたい
①の場合、節税を追求して支払いを少なくすべきでしょう。
しかし、②の場合は違います。
大まかに言うと、税金をいっぱい払いましょう。
なぜ??
税金をいっぱい払う=儲かっている ←※重要
もし、事業を大きくしたいなら通常設備投資が伴ってきます。
設備投資するには巨額のお金が必要になります。
そうです、設備投資には融資を受ける必要が出てくるのです。
融資を受けるには利益が出ていないと審査が下りづらいのです。
もちろん融資金額の上限にも影響が出てきます。
利益が少ない事業にあまりお金を貸したくないですよね?
だから、もし事業を大きくしたいのであれば適度に税金を払ったほうが見栄えがいいのです。
確定申告も戦略的に行う必要があるのです。
Comment On Facebook