
日本人は働きすぎと言われています。
確かに国別平均労働時間なんて統計みると先進国の中でイチバン長く働いてるのが日本人だったりします。
その中でも業種別にみると圧倒的にサービス業が生産性が低くて長時間労働を強いています。
おもてなしでもてはやされている日本のサービス業ですが、従事しているスタッフには過酷な環境を押し付けているのが実情です。
物価上昇率も低く緩やかなインフレを起こせない日本は世界レベルで見ると生活レベルは低下している傾向にあります。
この状況を主に占める「賃金」をどうにか改善できないものでしょうか。
特にサービス業は賃金が低く、低頭脳労働として扱われ、位も低く見られます。
サービス業の年収を上げる方法はないのでしょうか?
そして経営の「目標」とは!?
目次
サービス業の年収を上げる方法ー年収が上がらない

このドミノピザの過去記事から
全国で400店舗を展開するドミノ・ピザジャパンに勤務するAさん(34)は「待遇は全般的にいいですね。年収は600万円、スーパーバイザーになると700万円を超えちゃいます。完全成果主義なので売り上げ次第でボーナスや給与が上がる仕組み。店舗は大半がアルバイトですが、社会人の掛け持ちも多く、時給が高いこともあって、モチベーションは高いですね」と言う。
ちょっと前の記事ですが、、、年収600万。
ドミノピザは待遇改善されてきましたのでだいぶ高くなりました。
やっぱりサービス業でも600万クリアしない企業は淘汰されるべきだと思います。
飲食業に従事している人は年収300万なんて当たり前です。
しかも1日12時間、週1休みで、、、
売上の少ない開店1年未満ならいいんです。
でも1年経過して従業員に年収600万払えないならビジネスモデルが間違ってるということです。
即、従業員を解放して、家族営業に切り替えるか、廃業です。
1年できちんと収益上がって従業員に満足いく金額を払えないなら、その経営者は無能の烙印を押されてもしょうがないです。
それなのに、経営者が報酬を取りすぎです。
まさしく、コレは過去の自分ですが、、、
サービス業で年収を上げる方法の実践ステップ
サービス業で働く多くの方が、「年収を上げる方法」を模索しています。
しかし、日々の忙しい業務の中で具体的なステップを踏むのは難しいと感じている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、サービス業で年収を上げるために実践できるステップを3つに分けて解説します。
目標設定で変わる年収アップの可能性
年収を上げるために最初に必要なのは、「目標設定」をしっかり行うことです。
目標設定があることで、日々の仕事や学びのモチベーションが高まり、具体的な行動を起こしやすくなります。
自己評価
まずは、自分自身のスキルや能力を客観的に見つめ直しましょう。
現在のポジションや収入に対して満足しているか、また不足していると感じるスキルは何かを明確にします。
たとえば、接客力が強みならその強みを伸ばしつつ、課題となるスキルも具体的に把握して、優先順位を付けて取り組むと効果的です。
スキル習得計画
目標に沿ったスキルを習得するための具体的な計画を立てましょう。
接客業では、心理学やコミュニケーションスキルなども役立つ分野です。
自己投資としてセミナーやオンラインコースに参加するのも有効です。スキルアップを意識して定期的に学びを重ねることが、最終的には年収アップにつながります。
キャリアビジョンの構築
どのようなキャリアパスを描くかを考え、5年後や10年後に達成したい目標をイメージしましょう。
例えば、「スーパーバイザーとして年収600万円を目指す」といった具体的な数字や役職を設定することで、行動指針が明確になります。
キャリアビジョンに合わせた目標を設定すると、日々の業務や学びも年収アップに直結しやすくなります。
専門スキルと資格で年収アップを狙う方法
次に、サービス業で年収を上げるためには、専門スキルや資格の取得も重要です。
特に、職場で即戦力となるスキルや、業務に直結した資格は年収向上に大きく貢献します。
接客スキル
サービス業では、顧客との接点が多いため、優れた接客スキルが年収アップに直結します。
お客様に満足してもらうことでリピーターが増え、会社全体の業績が上がる可能性もあります。
接客マナー研修や顧客心理を理解するためのトレーニングを受けることで、より高い付加価値を提供できるようになりましょう。
リーダーシップ能力
スーパーバイザーやマネージャーなどのポジションに就くことで年収が上がるため、リーダーシップスキルを磨くことも年収アップの鍵です。
チームのまとめ役として、効率的な業務進行やメンバーのモチベーション管理ができる人材は重宝されます。
リーダーシップに関する本や講座などで、組織の統率力を高めましょう。
関連資格の取得
職種や業務内容に応じて役立つ資格を取得することで、給与の見直しやポジションアップが期待できます。
例えば、飲食業なら「食品衛生責任者」や「調理師免許」、美容業なら「美容師免許」や「ネイル検定」などが有効です。
資格があると自分のスキルが客観的に評価され、昇進や給与アップの可能性が高まります。
働き方改革で年収を増やす柔軟な選択肢
さらに、柔軟な働き方を取り入れることで年収を増やすことも可能です。
サービス業においても、働き方改革が進んでおり、従来の正社員としての働き方に加え、さまざまな形で収入を得る選択肢が広がっています。
柔軟な労働時間の選択
一部の企業では、6時間労働やフレックスタイム制を導入し、生産性を高めると同時に給与の維持が図られています。
労働時間の短縮は生産性向上に寄与することが多く、最終的には年収アップにもつながる可能性があります。
働き方を見直すことで、収入アップと生活のバランスを図る方法を取り入れてみましょう。
副業の活用
サービス業で働く方も、空き時間を使って副業に挑戦することができます。
たとえば、接客経験を生かして研修講師を務めたり、特定のスキルを持つ方であれば、フリーランスとして短期間のプロジェクトに参加することも可能です。
副業収入を得ることで、安定した年収向上が期待できます。
業務委託契約の活用
近年、UberEatsや美容業界などで見られるように、業務委託契約を活用して自由な働き方を選ぶ人も増えています。
業務委託の場合、自分の成果やパフォーマンスが報酬に反映されやすく、高収入を狙える点がメリットです。
自己管理が求められますが、年収アップを目指すための一つの手段として検討する価値があります。
サービス業の年収を上げるためのキャリア戦略
サービス業で年収を上げるためには、長期的なキャリア戦略が不可欠です。
昇進を目指したり転職を考えたりといったキャリア形成の方法によって、収入アップに繋がる道が開けるでしょう。
ここでは、年収向上を目指すための具体的なキャリア戦略について解説します。
キャリアアップが年収に与える影響
現在の職場でキャリアアップを目指すことで、年収を大幅に向上させることが可能です。
キャリアアップには、昇進や役職の変更といった方法があり、これらが年収に大きな影響を与えるのは言うまでもありません。
昇進を目指す
サービス業では、経験や実績が積み重なるとともに昇進のチャンスが増えます。
例えば、スーパーバイザーやエリアマネージャーなどの役職に昇進することで、年収が大幅に上がることが期待できます。
昇進に必要なスキル(リーダーシップや組織管理能力など)を意識して身につけ、上司やチームからの信頼を得ることが重要です。
他の役職に挑戦する
キャリアアップを実現するためには、現在のポジションにとどまらず、新しい役職に挑戦することも一つの方法です。
たとえば、接客担当からクライアントとの調整を行うカスタマーリレーションの職種に挑戦するなど、異なる役割でスキルを発揮することで収入が上がる可能性があります。
サービス業の経験を活かしながら、新しい役職でステップアップすることでさらなる成長が期待できます。
キャリアアップがもたらす年収効果
キャリアアップを実現するために必要な努力や時間を惜しまないことで、サービス業でも年収600万円以上を目指すことができます。
昇進や新しい役職を手にすることで、収入の安定と共に長期的なキャリアの充実感が得られるでしょう。

年収を上げるための転職と再就職のコツ
転職もまた、サービス業で年収を向上させる有力な手段の一つです。
特に、同業他社や異業種へ移ることで新たなキャリアの可能性が広がり、待遇や条件が改善されることもあります。
転職・再就職を成功させるためのコツを紹介します。
年収アップを見込める業界や企業を選ぶ
同じサービス業でも、企業によって年収に大きな差があるため、転職先の選定は慎重に行いましょう。
たとえば、接客業から少し異なるフィールドであるカスタマーサポートやカスタマーサクセスの役職に挑戦することで、より高い年収を得るチャンスが増えます。
年収が高めの業界や、成長が見込まれる企業を選ぶことも年収アップに効果的です。
自身のスキルを明確に伝える
サービス業で培ったスキルや経験を具体的にアピールすることが、転職での年収交渉を有利に進めるために重要です。
たとえば、顧客対応力やトラブル解決能力などは、多くの職場で評価されやすいスキルです。
また、言葉遣いやコミュニケーション力なども、他の業種で評価されることがあります。
こうしたスキルを具体的に伝えることで、自分の市場価値を高めましょう。
再就職で有利なスキルを身につける
再就職を考える際には、現在のスキルセットに追加できる技術や資格も検討しておきましょう。
たとえば、デジタルマーケティングやSNSの運用スキルなど、現在のサービス業の役割に関連するスキルを身につけておくと、再就職の際に有利に働きます。
特に、ITやデジタルに関連するスキルは、サービス業でも求められる傾向が増えており、年収向上につながるケースが多く見られます。
年収600万円を目指すためのキャリア構築方法
年収600万円以上を目標にしたい方にとって、キャリア構築は戦略的に行う必要があります。
サービス業の中でも高収入を目指すためには、計画的なキャリア構築が重要です。
年収アップのための具体的な行動計画
目標を達成するためには、日々の業務に加えて具体的な行動計画を立てておくことが重要です。
たとえば、月に1度はキャリアの見直しを行い、スキル習得や実績を積むなどの具体的なアクションを設定しましょう。
行動を積み重ねることで、年収600万円以上の目標が現実味を帯びてくるでしょう。
明確な年収目標の設定
年収600万円を目指すためには、まず具体的な目標を設定することが必要です。
自分が理想とする生活や将来に必要な収入を考慮し、その金額を目指すことで目標達成が現実的になります。
目標を数値化することで、日々の努力が結果に直結するようになります。
中長期的なキャリアプランの策定
5年後、10年後にどのようなキャリアを築いていたいかを考え、その目標に向けて具体的なキャリアプランを策定しましょう。
サービス業の管理職やリーダーを目指す場合、経験を積むと同時に、特定のスキルや資格取得も並行して行うことが有効です。
たとえば、リーダーシップに関連する資格や、他業界でも通用するような資格を取得することで、キャリア構築が進めやすくなります。
年収を上げるためにサービス業の現場でできる工夫
サービス業で年収を上げるためには、現場での工夫が重要です。
効率的な働き方や、顧客満足度の向上、リーダーシップの発揮といった実践的なアプローチを通じて、個人とチーム全体の成果が改善され、結果的に年収アップが期待できます。
ここでは、現場で実施できる具体的な工夫を紹介します。
効率化と生産性向上による年収アップ
サービス業において、業務の効率化と生産性の向上は、企業と従業員の双方にとって重要な要素です。
効率的に働くことで、自分の価値が高まり、年収アップにつながる可能性が増えます。
業務フローの見直し
普段の仕事の流れを細かく見直し、無駄な作業や時間を削減することが、効率化に繋がります。
例えば、手書きで行っていた顧客管理をデジタル化することで、情報の共有や確認が簡単になり、時間が節約されるといった効果があります。
効率化は即時の成果が見えやすいため、職場で積極的に提案しましょう。
タスクの優先順位づけ
1日の業務の中で重要なタスクから取り組むことで、限られた時間内により多くの成果を上げることができます。
たとえば、顧客対応ではピークタイムに重点を置き、それ以外の時間にバックオフィスの仕事を行うことで効率的な働き方が可能です。
生産性が向上すれば、それが給与評価にも反映されやすくなります。
ツールの活用による自動化
システムやツールを活用することで、手間がかかる業務を自動化することができます。
たとえば、予約管理システムの導入や顧客データベースの活用などにより、業務の効率が向上します。
自動化により、接客や顧客対応に注力でき、個々の業績が上がることで年収アップが見込まれます。
顧客満足度向上が年収に及ぼす影響
サービス業では、顧客満足度の向上が業績や売上に直結します。
顧客満足度が上がることでリピーターが増え、結果的に自分の収入にも良い影響を与える可能性が高まります。
サービス品質の向上
日々の顧客対応において、丁寧で迅速な対応を心掛けることで顧客満足度が向上します。
たとえば、来店したお客様に対して「気遣い」を示すことや、顧客の要望を的確に把握し対応することが大切です。
顧客からの評価が高まることで、評価やインセンティブの対象となり、年収が向上するきっかけとなるでしょう。
個別対応の強化
顧客一人ひとりに合わせた対応を行うことで、顧客の満足度はさらに高まります。
常連客やリピーターに対しては、過去の対応や嗜好を把握した上でのサービス提供が効果的です。
個別対応は顧客満足度を飛躍的に向上させ、結果的に単価の高いサービス提供やリピート利用に繋がり、売上アップと共に従業員の年収にもプラスの影響を与えるでしょう。
顧客のフィードバックを反映する
顧客からのフィードバックを真摯に受け止め、改善につなげることが重要です。
アンケートやレビューから得られる顧客の意見をもとに改善を行うことで、顧客の期待に応えるサービスが提供でき、顧客満足度向上のループが生まれます。
企業全体の評価が高まれば、従業員の評価や給与にもポジティブな影響が期待できるでしょう。
チーム内での役割とリーダーシップが年収に与える効果
サービス業の現場でリーダーシップを発揮することは、年収アップにもつながる要素です。
チームの中での役割やリーダーシップの重要性を理解し、実践することで、職場からの評価が高まり、年収向上のチャンスが増えます。
リーダーシップ研修やスキルアップ
自身のリーダーシップスキルを高めるために研修に参加したり、スキルアップを図ることも重要です。
リーダーシップ研修やコーチングスキルを学ぶことで、チームを効果的に指導し、組織全体の成果向上に貢献できるようになります。
こうした成長が評価されれば、リーダーやマネージャーとしての昇進につながり、年収アップを実現できるでしょう。
自発的な役割の引き受け
日々の業務の中で、自発的に新しい役割を引き受けることで、チーム内での存在感が増します。
たとえば、忙しい時間帯に積極的にサポートする、チーム内の調整役を務めるといった行動は、上司や同僚からの信頼を得やすくなります。
こうした姿勢が評価されると、昇進や昇給といった年収アップのチャンスが増えます。
チーム全体の目標達成をサポート
リーダーシップを発揮することで、チーム全体の目標達成をサポートすることができ、結果的に自分の評価にも繋がります。
たとえば、新人教育や後輩のサポートを行い、チームのパフォーマンス向上に貢献することで、個人の評価も上がりやすくなります。
特にサービス業では、チームワークが求められるため、リーダーとしての役割が年収アップの鍵となることが多いです。
サービス業の年収を上げる方法ーそして、、、700万
サービス業の地位向上に向けて頑張っています。
平均年収が296万円の理美容業界で、「年収700万を当たり前にする」
最近は雇用、、、と言うより業務委託形式が増えてきました。
UberEATSも業務委託制度を取っています。
ワーカーは「自由」で報酬も高め設定ですが、その分責任がのしかかってきます。
コチラの「ギークマン」もそうです。
お店の場所と機材をオーナーが用意して、理容師さんはお客さんをひたすら散髪します。
それで最高月収が70万の理容師さんが現れたそうです。
オーナーは売上の40%を経費として取るだけで、あとの40%は理容師さんで分配します。
Uberもそうですけど、最近はキャッシュレス決済が当たり前になってきています。
現金払いを受け付けない。
それがイチバンいいのです。
店舗を経営していると不足金は必ず出てきます。
その原因は99%が内部犯行なのです。
そんな心配もしなくていいのがキャッシュレスです。
金勘定に時間を取られず、散髪に専念できるシステム作りが非常にうまいです。
とてもわかりやすいシステムで出店拡大しています。
予約も受け付けず効率化しているところがいいのです。
これが美容室だったらそういうわけにはいきません。
混雑具合も店内webカメラで確認できるのです。
これくらいのシステム化をしないと、ビジネスの確立は難しいのでしょうね。

現状の賃金引き上げの持続可能性について
賃金の増加は企業にとって大きな負担となり、さらに物価上昇を加えると、5年後には企業が目指すべき利益増加額が見えてきます。
この現実は避けがたいものです。
物価の上昇は一時的かもしれませんが、労働力不足は永続的な問題として残ります。
多くの企業が対応しきれない労働環境を構築しています。
賃金引き上げ以外にも注目すべき点
賃金引き上げだけが問題ではなく、状況はより複雑です。
Z世代は現在の労働環境を当然の権利と見なし、採用を続ける企業は適応を求められるでしょう。
一方で、40代以上の社員が中心でZ世代の採用予定がない企業は、長期的に事業を縮小していく場合、ある程度対応が可能かもしれませんが、企業価値の減少を受け入れる必要があります。
人件費総額のコントロールと社員の不満
人件費総額をコントロールすることを重視しすぎると、個々の社員が不満を持つことになります。
特に社員数が増えている企業では、全体の人件費は上昇しているものの、一人当たりの人件費は伸び悩んでいます。
そのため、人件費総額を上げるよりも、一人当たりの月間収入の継続的な増加が重要です。
サービス業の年収を上げる方法ーさらに労働時間も
近年、労働時間の短縮も叫ばれています。
6時間労働を導入する企業も増えています。
しかし、やはりコストとの戦いはつきものです。
スウェーデンにあるトヨタの事業所は2002年に6時間労働を採用し、2017年現在でも継続中です。
1日2シフトの交代勤務制にし、従業員の給料は8時間労働のころからそのままにして休憩時間を減らすことでコスト面での問題を克服しました。
作業効率がアップするだけでなく、収益も導入前からなんと25%増になりました。
日本でも6時間労働を採用する企業が出てきています。
ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイは、2012年5月から昼休みをとらずに9時から15時まで働く6時間労働制を採用しています。
労働短縮による給料の減額はせずに、労働生産性の向上に成功しています。
高収益企業ならではだと思ってしまいますが、努力していることは間違いありません。
まずは試験的にでもやってみて、従業員のことを考えているんだぞと思わせるのもいいかもしれません。
付加価値の向上とは?
価格の値上げだけに依存することは限界があります。
値上げ以外で付加価値を高めるアプローチが必要で、それが生産性の向上です。
しかし、価格を値上げすると、社員の労働の生産性とは無関係に、一人当たりの付加価値が向上します。
しかし、これだけに依存しては、企業全体の力は向上しません。
生産性の向上が中小企業にとっての課題
中小企業では、社員の生産性を上げることが永遠の課題です。
また、生産性を上げるための前提条件が整っていないことが問題です。
ムリ、ムダ、ムラとされる仕事が存在し、これらを排除することが中小企業における生産性の向上には不可欠です。
経営者としての決断の重要性
新NISA開始を機に投資の複利効果を計算した方は多いでしょうが、長期積立分散投資の効果に気づいたはずです。
経営者としてどのような決断を下すかによって、1年後、5年後、10年後の付加価値の複利効果が変わります。
サービス業の年収を上げる方法ー家族経営の「目標」とは!?
移民としてアメリカに来たDaaviは氏は、母一人で子供たちを養うために40年間飲食店を経営しています。
Daavi氏は、ビジネスを長期間にわたって運営する場合、時間厳守と一貫性が非常に重要であると述べています。
彼女の息子は店舗で20年以上働いています。
家族経営が生き残るためには、オーナーは明確な目的を持たなければなりませんでした。
家族であることと一緒に仕事をすることのバランスを見つけるのは難しい場合があります。
お金のことについて話し合うのは家族にとって簡単なことではありませんでした。
すべての決定は、まず家族の利益のために行われ、次にビジネスの利益のために行われるのです。
家族経営は、事業が傾くと関わっている人は全員路頭に迷ってしまうので家族はやはり協力して働かなければいけません。
しっかりと金銭面も経営数値として捉えて経営に活かさなければいけないのです。

おわりに
生産性が圧倒的に低い日本だからこそ給与も低くなっている現状は、お隣韓国と状況が入れ替わってきています。
韓国は生産性が上がって給与も上がってきていますが失業率がダントツで高く若年層は無職が多いのです。
その反動で自殺率や犯罪率も高止まりしています。
そう考えると失業率を抑え気味で、低額でも給与をもらえるよう働いてる方がまだいいのではと考えたりもします。
定職に就いて、副業を頑張るのがイチバン現実的ではないでしょうか。
賃金も労働時間も検討することは従業員の福利厚生について考えることなのです。
近年は「カスハラ」問題もあって顧客第一主義ではなくて、従業員第一主義に変わってきています。
企業は常に変化していかなければいけません。
そしてしっかりと社員が一丸となって目標を持って運営しないと経営が危うくなっていくのも当然でしょう。
年収を上げたいなら年収を上げるために目標を設定して運営していくことが大切です。
