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経営者の資質「経済力と人間性に相関関係はない」

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経営者の資質「経済力と人間性に相関関係はない」

はじめに

仕事がデキル人は稼ぐチカラを持ち合わせています。
稼ぐチカラ、、、言い換えれば、「経済力」を併せ持っています。
そして、経済力があるそのヒトはなぜか良い人間性を併せ持っていると勝手に思っていませんか?
もちろんお金をたくさん持っているヒトでも人間性のいい方はたくさんいます。
しかし、人間性のいいヒトが経済力を併せ持っているわけではありません。
経済力のあるお金持ちの成功者にお会いすると「あの人みたいになりたい」と思うことがありますが親しくおつきあいすると人間性は最悪だと思うことは非常に多いのが事実です。
そこが資本主義社会のジレンマではないかと思います。

経営者の資質ーはあちゅうさんのセクハラ告発の相手も

はあちゅうさんの「 #MeToo 」によるセクハラ告発の相手も有名な方でもちろん経済力もある方です。
でもやはり人間性では「・・・」と言わざるを得ません。
周囲からもてはやされ調子に乗ってしまうのでしょう。
ジブンも調子に乗ってちょっと横柄な態度を取ってた時があったので気持ちはわかります。
そして、人間性をおざなりにしてグイグイいくことが仕事で結果を出しやすいことがあるのも事実です。
かなり泥臭く戦い抜くというイメージかもしれません。
まさしく他人を理不尽に蹴り落として恨みを買うこともしばしばです。
やはり経済力と人間性に相関関係はないのです

経営者の資質ー資本主義社会のジレンマ

経済至上主義こそが資本主義社会の目指すトコロです。
しかし、その資本主義社会も歪みが出て来て限界が見え始めています。
なんでもありの世界になって来ているからです。
お金のためならと、ホリエモンで一世を風靡した「拝金主義」です。
実際のところホリエモンは拝金主義ではないですが、、、ホントの金の亡者はえげつないです。
本物の善人にはお金がありません。
マザーテレサが豪遊していた事実もありません
ビルゲイツが世界一のお金持ちになる過程でスティーブジョブスを騙したのも有名な話です。

実際は「美しい心」だけでは成長できない

心の成長が人間の成長であり、経営者の成長と思うかもしれません。
しかし、事実は違います。
企業は比例して成長するわけではありません。
素晴らしい生き方を示し、素晴らしい人間性で対すれば、相対する者も心を打たれ、そういう生き方を返してくれるはずなのです。
経営者として、社員はもちろん、会社を取り巻くすべての人たちを感化し巻き込み、変えていくというほどに善きことを思い、善きことを行わなければいけないのです。
そうすれば必ずめぐりめぐって自分に返ってきます。
それが世の真理なのです。
「利他」の精神を持つ京セラ創業者の稲森さんは言っています。

成長には凄まじい気概を

心を高めることが大切ですが、単に「きれいな心を持てばよい」という話ではないのです。
やさしく美しい心だけでは、採算を取る厳しさや不況に立ち向かう気概が全くもって不足しています。
それだけでは当然企業を成長発展させていくことができません。
厳しい不況のなかでも、「何としても売上をあげ、利益を確保していく!」という、前向きの凄まじい気概がなければなりません
この精神は経営にとどまらず、閉塞感漂う日本経済の再生に関しても同じではないでしょうか。
現在の日本を取り巻く状況を打破し、再び成長軌道に戻ろうとするためには、ひとりひとりの経営者が凄まじいまでの闘争心を持つことが不可欠なのは当然でしょう。
ワタクシもそうですが、最近の経営者にはガムシャラ感がなく、目標に向かってなりふり構わず突き進んでいくガッツが失われてきているように思います。
経営をしていくうえで闘争心は、才覚やリーダーシップと並んで欠くことのできない必須のものです。
執念深い闘争心が絶対に必要不可欠なのです。
勝敗に執念を燃やすガッツがなかったら、どうにもならないのです。
時代錯誤ですが、頭に「闘魂」ハチマキを巻くくらいの気概の人間をここ何年か見ていないような気がします

経営者の資質ー変革期の到来

私見ですが、2000年以降のスピリチュアルブームにより、人間のあり方などに人々の意識が向かうようになりました。
マズローの欲求の5段階で言うトコロの「自己実現の欲求」を満たそうとするヒトが増えて来たのです。

高次の欲求なので精神的に満たされたいのです。
自分の持つ能力や可能性を最大限発揮し、自分の使命を全うしようとする欲求です。
そこには経済力とは別のベクトルが存在し、達成するにはボランティアかもしれません。
経済力を得たいという欲求は低次の欲求であり、物欲に支配されているのです。
この経済力至上主義的な世界はスピリチュアルブームとともに変わろうとしています。
精神世界を重視するスピリチャルブームは内面の人間性を重視します。
今はその変革期真っ只中です。
はあちゅうさんのセクハラ告発もまさしく変革期の真っ只中の歪みで膿を出そうとしているのでしょう。
これから真っ当な世界が開かれていくのではと期待しています。
人間性を磨かなければ何も得られない世界が、、、

おわりに

ジブンも人間性を磨いていたつもりですが、お金周りの良かった時は最悪の人間性だったと反省しています。
常に謙虚さを心がけていたのですが、どこか横柄な部分はあったと思います。
でも、そうしないとお金の匂いで寄ってくるヒトはいたのも確かなのです。
防御策としての振る舞いならいいのですが。
そして、単純にお金持ちのヒトは嫉妬心から叩かれやすいのです。
特に日本では派手な行動は目を引きやすいのが現状です。
しかし、物欲なんてものは若いうちだけです。
高齢化社会突入の日本では物も消費されなくなっていきます。
世界でもいち早く精神世界の人間性重視の社会が始まる日本なのです。

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