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売上、客数、客単価の関係 店によってコーラが100円高いのはもうやめにしませんか?

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売上、客数、客単価の関係 店によってコーラが100円高いのはもうやめにしませんか?

はじめに

普段使いするコンビニ。
最近は食材も買うことが多いので値段がとても気になります。
先日、コンビニでコーラ1.5Lを買おうと一旦カゴに入れたものの値段を見てビックリ!
298円!!
た、高い!
他にもカゴに商品を入れていました。
が、申し訳ないのですが全て棚に戻し、店を後にしました。
そして、近くのローソン100へ!
や、やっぱり!
コーラは、、、189円。
実に100円以上違います
あまりにも長年無頓着すぎたなと反省しております。
なぜ、こんなにもお店によって価格が違ったりするのでしょうか?
ということで、もうすっかり市民権を得たコンビニ風スーパー?を売上、客数、客単価の関係から見ていきます。

売上、客数、客単価の関係 コンビニ風スーパー?プチスーパー??ミニスーパー???

ここ10年くらいの間にすっかりお馴染みになりました。
コンビニみたいなちっちゃいスーパー。
すごく、助かります。
お弁当も安いですしね。
代表的な4つのミニスーパー
まいばすけっと  イオンが展開する食材も小分けして比較的低価格

東京・神奈川・千葉・埼玉の首都圏にしかありません。
ローソン100   基本ほとんど 100円なのでやすさが目に付きます。生鮮品もあるので便利。
ローソン100
リコス  ユニー系。店舗は少ないですが、生鮮品、お弁当も充実。
リコス
マルエツプチ  もともとダイエー系です。なので、今はダイエー共々イオン系です。しかし、安くない。
マルエツプチ
近年、だいぶ増えてきましたね。
ダントツでイオン系のまいばすけっとが売上を伸ばしています。
ミニスーパーはそもそも地方では成り立たないビジネスモデルです。
やはり首都圏は特別区ですね。

売上、客数、客単価の関係 スーパー、コンビニ、ミニスーパーの違い

売上、客数、客単価の関係を見るのは3種の小売業の比較が適しています。
それが「スーパー」「コンビニ」「ミニスーパー」です。
3種の小売業は同じ商品を取り扱って同じ商売をしているのに別業態として存在しています。
スーパーは安く、客数も多く、品数が多く客単価を上げています。
コンビニは高単価商品を拡充しています。
もちろんスーパーと比較しても商品単価は高くなっています。
コーラの金額比較で差が理解できます。

スーパー   約168円   
コンビニ   約298円   
ミニスーパー 約177円

<客数>MAXが10として
スーパー   10 
コンビニ   5   
ミニスーパー  5

<客単価>MAXが10として
スーパー   10   
コンビニ   3   
ミニスーパー 5

<来店頻度>MAXが10として
スーパー   3   
コンビニ   7   
ミニスーパー 10

そこで、売上を見ていきましょう。

<客数>×<客単価>×<来店頻度>=売上
スーパー   10×10×3=300   
コンビニ   5×3×7 =105  
ミニスーパー  5×5×10=250

実際の売上比率はかなり違ってきますが、イメージとしてはこんなもんでしょう。
ただ、利益率は大きく異なります。
スーパーがダントツに低いのです。
コーラに見るように1商品あたりの金額が安くて利益を大きく削っているのです。
当然商品が安いし、商品数も多いから客数も上がるし、客単価も上がりますが、まとめ買いもあり、来店頻度と利益率は下がります。
その点、ミニスーパーはコンビニのようにドミナント出店しており、近所にお店があることもあり、冷蔵庫代わりとして、毎日のようにお買い物に行くのです。
オトコの私でも1日に2回行くことも多いものです。
節約志向とミニマルライフというライフスタイルを好む傾向がある現代はミニスーパーのような存在は欠かせません。

売上=客数×客単価×購入頻度

購入頻度を上げることは、新規客を誘客するより遥かにカンタンです。
ワタクシはデリバリーピザ店を経営していましたが、購入頻度を1年に4回とするように努力していました。
要するに春夏秋冬に1回ずつです。
よくあるパターンはこのように季節ごとに来店を促したり、月1回給料日後にきて欲しかったり、はたまた年一回の誕生日に来てくれるようにキャンペーンを打つものです
顧客リストの購入頻度を数値化して管理することが重要です。
ワタクシは年間購入頻度「4.0」という数値を常に追いかけていました。
そのためにどのように努力するかが売上を上げるポイントとなるのです。

売上、客数、客単価の関係 まいばすけっとが一歩リード、、、

すごく助かります、上記のこのミニスーパー4店。
男性もすごく利用しています。
まいばすけっとは、店内がキレイで安いです。
お弁当も安くて美味しいですが、種類が少ないのでローテーションできないのが難点。
でも、生鮮品は特売もあったりとスーパーみたいでお得感もあります。
全体評価は高いです。
ローソン100は、雑然とした店内です。
あまり主婦のイメージはなく比較的若い層が中心。
ほとんど100円とわかりやすいのが◯
リコスは、とにかくあまり店舗を見かけません。
しかし、こちらもやはり生鮮食料品が充実しててなんでも低価格な印象です。
マルエツプチ。
ここはとにかく安くない印象です。
どうしてもまいばすけっとかローソン100に行ってしまいます。
普通のコンビニ??と思ってしまうような価格です。
そして、全店、やはりレジ待ちが長いです。
レジはコンビニみたいに台数ないので5分待つこともザラにあります。
いっそセルフレジのがいいかもしれないですね。
売上、客数、客単価の関係を見るのはミニスーパーの存在が欠かせません

売上、客数、客単価の関係 これからのミニスーパー

もっと、地域性を出したミニスーパーが欲しいです。
地元の人が経営している地域密着の劇的人気スーパーってどこの地域でもあると思います。
そういうトコがやってるミニスーパーが欲しいと思っています。
毎日行くのが楽しみになるような演出があってライブ感があるお店。
お弁当も手作りでスーパーのお惣菜コーナーみたいな感じがあればサイコー!
最近は男性も料理する人が増えています。
なので、男性も食材を見る目や価格に敏感になっています。
客単価にしても、男性が生鮮食品を買う姿がよく目撃されています。
エコバッグを持参して食料品をバッグに詰める男性はこの時代すごく多いのです。
料理男子が多くなったこの世の中です。
コンビニは読んで字のごとく便利さを追求したお店なので価格面での優位性がないのはしょうがないところです。
セブン系のミニスーパーも待たれるトコロですね。

おわりに

ミニスーパーは住宅街にあり、実際すごく助かっている人も多いのではないかと思います。
高齢者にも優しく、小分けしてあるのでとてもリーズナブルです。
過疎地にもどんどん出店して買い物難民を救うことを目的として頑張ってほしいものです。
売上、客数、客単価の関係からしてもミニスーパーが愛される理由ではないでしょうか。

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