ピザにトッピングする「ペパロニ」って！？

はじめに
「ペパロニ」とは？
なぜ「ペパロニ」？
ピザ専用に開発された「ペパロニ」
ペパロニの美味しい食べ方
ピザ以外にペパロニ
ペパロニを作る
おわりに

はじめに

「ペパロニ」って知ってます？
たまに聞きませんか？
そうです、デリバリーピザによくトッピングされているサラミみたいなものです。
というか「サラミ」です。
でもなんで「ペパロニ」？
ピザのトッピング、「イタリアンソーセージ」に続いて「ペパロニ」も謎めいています。
その正体とは！？

「ペパロニ」とは？

ウィキペディアによると、

ペパロニは、アメリカ風のサラミの一種。豚肉と牛肉を混ぜ、パプリカやその他のチリペッパーで味付けし、乾燥熟成して作る。ペパロニの特徴としては、柔らかく、ややくすんで明るく赤みがかっている。薄くスライスしたペパロニは、アメリカのピザ屋で売られるピザのトッピングの定番である。

とにかくスパイシーです。
サラミよりさらに赤くくすんでいるのはチリペッパーの赤みなんですね。
このスパイシーさがまたピザとピッタリ合うんです！
そういえばイタリア系のピザにはあまりペパロニは使用されていないですね。
しかし、ペパロニを作り始めたのはイタリア系アメリカ人です。
香辛料をきかせた南イタリアのサラミに似ています。
お肉のピザトッピングはベーコンやハムの方が多いのがイタリアです。
アメリカのピザは独自路線の「ヴォリューミー＆スパイシー」が売りとなっています。
だからこそのペッパーのような香辛料たっぷりな「ペパロニ」が誕生したのではと思います。

なぜ「ペパロニ」？

日本でもデリバリーピザが登場した1985年あたりから「ペパロニ」はトッピングに使用され定着していきましたが、90年台に入ってもよくオーダー時にお客さんに聞かれたものです。
「ペパロニってなんですか？」と、、、
もともとドミノピザに食材を卸していたのがJCフーズという輸入食材を扱っている会社です。
そのJCフーズがペパロニとして輸入していました。
もともとアメリカのドミノピザもメニューに「ペパロニ」と表記しているし、「ペパロニ」は一般的になっています。
ドミノピザでトッピングNo1は「ペパロニ」としっかりアピールしています。

ペパロニは薄いのが特徴的でもあります。
スライスが薄くしてピザ一杯に敷き詰めるのが美味しく食べる秘訣なのです。
薄いので焼いた時に丸まってしまいますが、そこがまたいいのです。

ピザ専用に開発された「ペパロニ」

言わずもがなですが、ペパロニは薄くカットされています。
だからこそピザのトッピングに適しているのは当然のことです。
アメリカでイチバン多いトッピングであるペパロニだからこそ、ペパロニだけのトッピングのピザは各社より販売されています。

ペパロニの美味しい食べ方

やはりペパロニはピザのトッピングに勝るものはありません。
しかし、トッピングの方法に注意しましょう。
これをやらないとせっかくのペパロニの旨味が台無しになってしまいます。
ペパロニはこんがり焼くことによってスパイシーの旨味が倍増されます。
どうしても薄くて焦げやすく丸まってしまいやすいので、ペパロニの上にチーズを乗せて丸まらないように、そして焦げにくいようにしたくなってしまうのです。
しかし、そこはガマンです。
しっかりと焼きましょう。
それがペパロニを美味しく食すコツなのです。

ペパロニは焼けて丸まってしまうことを「ペパロニカール」と呼びます。
アメリカ人はアジアのピザを見るとペパロニの状態を見て嘆くそうです。
「古典的な大失敗」をしてしまったなと、、、
フラットなペパロニは最悪なのです。
ピザが焼けると、ペパロニの端が上向きにカールし、はっきりとした唇を形成します。
唇はチーズとクラストによって絶縁されているベースよりも速く調理されるため、ペパロニがカリカリになります。
この時、油はペパロニが丸まってカップ状になり、油が中央に滴り落ちます。
残っているのは、ペパロニグリースの華やかで風味豊かな小さな一口で、それ自体のパリッとした唇の食べれるカップであるペパロニにきちんと含まれています。
茶色の唇は、ほとんどベーコンのような品質を帯びています。
口の中でとろけるようなカリカリです。
それはペパロニピザの本当の喜びの1つであり、一度それを体験すると、昔ながらの平らなペパロニではうまくいかないのです。

そして、ペパロニは「スティック」としてスライス前の1本で購入するようにした方がいいでしょう。
スライスしたものを手に入れると、すでに酸化が始まっているのです。
スティック状で購入することで、サラミから最も新鮮な風味を得ることができます。
食料品店の冷蔵庫でペパロニのスティック全体が見つからない場合、半分、または4分の1のスティックを要求してみるといいでしょう。