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幼少期は「ボーディングスクール」社会人には「ダイアログ」でナン億円もの違いを生む

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幼少期は「ボーディングスクール」社会人には「ダイアログ」でナン億円もの違いを生む

はじめに

今はコロナで一時ストップですが、
島国である日本もインバウンドで外国人による訪日が盛んになってきました。
観光地に行くとケタ違いの外国人の数で外国人が急速に身近になってきました。
海に囲まれている日本は外国というものが尚更遠い存在のように思えてしまいます。
しかし、近年グローバル社会と叫ばれて、国際感覚を身につけないと社会的に生き抜くことさえ難しくなってきています。
国際社会で日本人としての立ち位置は難しく、同じ能力なら人件費の安いアジアや東南アジア諸国に負けてしまいます。
先進国である日本ならではの教育が必要であると同時に国際感覚や多様性を学ばなければいけません。
世界にはいろんな人種がいます。
習慣や考え方などがもちろん違うので意見の相違は当たり前なんです。
なので、そういう習慣、環境、考え方を学んでこそわかってくることもあるのです。

ボーディングスクールとは

そこで、その役割を担うのが「ボーディングスクール」です。
主に富裕層向けに存在し、全寮制でエリート教育を施します。
エリート教育というと、日本では私立の小中高一貫教育が思い出されます。
しかし、ボーディングスクールはまたその一つ上の格式があります。
世界各国の教師たちにより構成され国際色豊かです。
授業は比較的少人数で行われています。

日本では函館ラ・サール

知りませんでした。
函館にもラ・サールありました。
ラ・サール石井でおなじみのラ・サールは鹿児島だけかと思っていました。
la_salle
もちろん大半の生徒は寮に入り、規則正しい生活を送りながら、将来のエリート目指して頑張っています。
他にもボーディングスクールはありますが、やはり知名度ではラ・サールでしょう。

海外のボーディングスクールのメリット

・やはり、外国語で進める授業で語学力が格段に上がるでしょう。実践的な英語力が飛躍的に上昇します。
・1クラスが10名ほどで授業が行われるため、教師陣も生徒それぞれの学習度を把握でき、サポートしやすい。
・全寮制なので規律正しい生活を義務付けられ、自己管理、時間管理を身に付けることができる。
・多様な背景・文化・考え方を持つ生徒たちとの日常的な交流の中で、異文化に対する興味や理解が深まり、その結果「違い」を受け入れる力が身につき、世界的な視点から日本の問題や事情を考えることができるようになる。
・進学のための勉強だけでなく、リーダーシップ活動・奉仕活動・スポーツ・芸術/文化活動、ボランティア活動など多岐にわたる活動に参加する機会が与えられ、自分の興味関心を追及することや新しい才能や能力を発見する機会がある。
・学生寮には複数の教職員が学生とともに共同生活し、24時間体制で学生の生活面をサポートしていて、学生が安心して学生生活に集中することができる環境が整っている。

以上が主なメリットである。
多様性の理解。
ココがイチバン重要なのかと思います。
国際問題での対立というのはお互いその国の主観による正しさの衝突です。
お互いの環境や文化などの背景を理解せずして一方的に主観を押し付けてはならない。
相手を理解するチカラが求められていると思います。

最先端の研修で身につけるチカラ

社会人からでも後天的に能力を磨くことはできるものです。
自らを引き出すという点では最先端の研修が見つかるものです。
日本でも大人気のドイツ発祥の”DID”こと「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」

暗闇で視覚を失った状態で、他の感覚を研ぎ澄ましす行動には他者の助けが必要だったりします。
同じ行動を複数で行うことにより、得ることができるものは非常に多いのです。
「対話の大切さ」を痛感します。

同様に、アートを鑑賞しながら「対話」するのが「ダイアログ・イン・ザ・ミュージアム」
対話の森

芸術に触れることによって感性とか感覚、発想力を磨きます。
いろんな人と対話することによって「多様性」を感じることもできます。
アート鑑賞によって五つの力が鍛えられます。
一つ目は「見る力」。
二つ目は「感じる力」。
三つ目は「言葉にする力」。
四つ目は「多様性を受け入れる力」。
そして最後の五つ目が、「美意識」です。

「会話」ってスゴイですね!

おわりに

いやはや、大半の人が通った公立学校との違いを考えると恐ろしいです。
田舎の公立学校で過ごしたジブンからすると、
「そりゃ、差がつくよね」って思います。
生涯賃金にすると軽く5億円くらいは差がつくのではと思ってしまいます。
育ちがいいっていうのはこういうことなんだなと考えさせられます。
こんな世界があるなんて当時は知らないし、そんな環境に置かれると人間性が180度変わるのも理解できます。
エリートを育てるという意味ではなくても、国際社会で生き抜くためには必須となる多様性。
そういえば父親の実家である鹿児島の奥地の村にも中国人が出稼ぎ労働できているそうです。
田舎にいるからと言って昔のままではいれないものです。